犬と猫、飼うならどっち?
ペットブームもあり犬や猫といったペットを飼う方が増えてきました。今から飼い始めようとしている方も多いのではないでしょうか。
自分の今の生活環境や仕事などによって、どちらかが飼いやすかったり、もしくはどちらも飼う段階ではない場合もあります。
今回は犬と猫、それぞれ飼う場合のメリットやデメリットをご紹介していきます。
犬を飼う場合
人と犬は遥か昔から良きパートナーとして共に歴史を歩んできました。愛嬌があり表情も豊かなので「一緒にいて飽きない」と感じる方も多いのではないでしょうか。
しかし実際に飼ってみると思わぬデメリットや、嬉しいメリットもたくさんあります。
犬を飼う場合の3つのメリット
メリット その1「運動不足の解消が期待できる」
働き始めると思うように運動の時間を取ることが難しくなってきます。しかし、健康や美容の為にもぜひ運動はしたいものです。
そんな時に犬を飼っていると、毎日の散歩は欠かせないので半ば強制的に運動をすることになります。
いつもの散歩コースをちょっと変えてみたり、散歩仲間のわんこと飼い主さんに会ったりと良い気分転換にも繋がります。
メリット その2「セラピー効果がある」
学校や会社では人間関係や物事に対するストレスがつきものです。人それぞれストレスの発散方法があると思いますが、犬とスキンシップをすることでセラピー効果を得ることができます。
長い間一緒に過ごしてきた為か、人と犬は言語外でのコミニュケーションを取ることができます。
ストレス以外にも、体のだるさや頭痛などの痛みも犬と触れ合うことで軽くなることもあります。
メリット その3「子供に良い影響を与える」
小さい子供を育てながら一緒に犬を飼うことは大変な面もあるでしょう。しかし、同じ環境で育つことで子供にとって大きなメリットがあります。
それは命の尊さを理解できることです。
子供が生まれた時期に犬を飼い始めると、約10~12年ほどで犬の寿命が尽きます。その頃には子供も物事の分別がつくようになり、命の大切を学ぶことができます。
また、親子で犬の散歩をすることで、コミニュケーションを取る良い時間になります。
犬を飼う場合のデメリット
デメリット 「鳴き声で近所迷惑になる」
吠え癖がある犬はその鳴き声で、近所迷惑になりトラブルに発展する可能性があります。
きちんとしつけをしていれば問題ないと思いますが、家が密集している住宅地などではより一層の配慮が必要になります。
猫を飼う場合
近年では猫ブームの影響もあり、犬よりも飼育数が増えている猫。ここまで人気になった理由もたくさんのメリットがあるからといえます。
次は猫を飼う場合のメリットとデメリットをご紹介します。
猫を飼う時の2つのメリット
メリット その1「癒される」
犬同様のメリットですが、猫も飼い主にたくさんの癒しを与えてくれます。
自由気ままなイメージがある猫ですが、たまに甘えてきてくれる姿や帰宅すると玄関でお出迎えをしてくれる姿を見ると、疲れが一気に吹き飛びます。
癒されることで私たち自身の愛情や表情が豊かになる効果を得ることが期待できます。
メリット その2「手間がかからない」
犬と比べるとしつけなどの手間がかからないところが、猫の魅力の一つともいえます。毎日の散歩も必要なく、トイレのしつけも数回で覚えてしまう猫がほとんどです。
また、猫は広さよりも高さを求めるので、広いスペースを確保する必要もありません。比較的狭い空間でも飼育可能なところも大きなメリットです。
猫を飼う場合のデメリット
デメリット「家具や壁がボロボロになる」
爪の手入れやストレス発散の為に、壁や家具、柱などで爪とぎをします。そのまま放置してしまうと傷がついてしまい、部屋の中がボロボロになってしまいます。
爪とぎ自体をやめさせてしまうと、余計にストレスが溜まってしまうので専用の爪とぎを設置するなど対策が必要です。
一人暮らしの場合飼いやすいのは、犬と猫どっちなの?
一人暮らしでもペットを飼いたいと思っている方も多いのではないでしょうか。犬と比べると飼育に手がかからない為、一人暮らしの方でも飼いやすいのは猫だといわれています。
なぜ猫は飼育に手がかからない?
日中の留守番が苦手ではない
一日の半分以上を寝て過ごす猫は、自由に動き回れる環境であれば一人でいることを苦になることはありません。
だからといってずっと一人でいても平気という訳ではなく、やはり長時間の留守番はストレスを感じてしまいます。家を空けるのは一日~二日が限界だと思っておいてください。
狭い部屋でもストレスを感じにくい
猫は元々広い縄張りを欲していません。自分のテリトリーの中にエサがあり、排泄できる環境があれば部屋の狭さはあまり気にしない傾向があります。
また、広いスペースよりも高い場所を好むので、家具の配置を工夫したりキャットタワーを置いて運動や遊びに必要なスペースを確保してあげましょう。
また、マンションやアパートなどはペット自体NGのところもあるので、きちんと確認した上で飼育を検討してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
犬と猫、それぞれの性格や育った環境が影響してくるので、今回ご紹介したメリットデメリットがすべて当てはまるとは限りません。
飼ってみて「こんなに大変だったなんて…」と感じることもあるでしょう。
しかし、犬猫を飼うことで共通していえるのは、私たちに命の大切さを教えてくれたり、たくさんの癒しを与えてくれるということです。
飼うと決めたからには、覚悟と責任をもって大事にお世話をしてあげてくださいね。
ユーザーのコメント
20代 女性 ロコン
飼育のメリットとかはあまり考えたことはありませんが、どちらが好きかということと飼育環境や生活状況によって選ぶことが必要だと思います。どうしたって猫より犬の方が手間がかかると思うので、散歩したりする時間がちゃんとあるかなどがポイントですよね。
女性 ゴン吉
猫はひとりの時間が多くても大丈夫なので、家族というより相棒という感じになりそうですね。
女性 コロ
でも好きな犬、猫を飼った方がずっと生活も楽しくなります。生活環境でどちらかに決めるより、飼いたい方に合わせて環境を変えていくといいと思います。
女性 すぬさん
もちろんワンコもニャンコも大好きですが、実際に飼ったことのあるのはワンコのみです。今の子は3代目ワンコになります。
ワンコは吠えるのがデメリットと書かれていますが、これは絶対デメリットではないと反論させてもらいます(笑)
うちの子はほとんど吠えません。もちろん、インターホンがなると吠えてくれますがきちんと「宅急便だよ~」「郵便屋さんだよ~」というと吠えるのを辞めてくれますし、それがなによりの防犯になっているからです。
あとうちのこは無駄吠えがないこと。留守時も携帯と連動しているカメラを設置しているので時々確認していますが、基本、無駄吠えをしない我が子です。
これはやっぱりワンコの性格や犬種によっても異なりますので、一概にワンコは吠えませんよ~とは言えませんが(笑)→現に従姉妹んちのワンコはうるさいです(笑)
とはいえ、ワンコが吠えるのはお仕事の一つでもあります。
無駄吠えをしないようにしっかりしつけをすればいいと思います。
また、ニャンコについては気まぐれさんでマイペース。そういうツンデレ的なのがまたワンコにはないかわいらしさがありますよね。
ただ、デメリットでいえばとにかく抜け毛問題でしょうか。同僚んちは毎日ずっとコロコロしてると言っていました(笑)
ワンコも確かに抜けますが犬種によってはこの問題クリア出来ます。
あと、ワンコと違ってネコは行動範囲が広い為、思いも寄らない隙間に入り込んだり、高いところに昇ってしまうなどの危険な行為もみられがち。
そう考えると、両方とも一概にメリット・デメリットで考えるのはどうだろうか~とも思います。
やっぱりワンコもニャンコも飼い主さんとの【相性】もありますし、いずれも種類によっては性格も全く違います。
どちらにもデメリットがあることをきちんと理解した上で、しっかりとしつけをし沢山の愛情を注いであげることが何より大切だと思います。
女性 SUSU
最近はハーネスを付けてお散歩している家猫さんも見かけますが、その頻度は犬とは比べ物にならないと思います。
トイレが外派のワンコの場合には少なくても1日に2回は外に連れ出す必要があり、それは雨の日でも雪の日でも変わりません。どんなに疲れて帰ってきても待っている子がいます。
また、お留守番という点においても、猫の方がかかるストレスは少ないようですね。犬は基本的に一人が苦手で寂しがり屋、お留守番が好きな子は少ないのではないでしょうか。
こういった意味では、お留守番時間の長いご家庭では犬よりも猫の方が適しているのかもしれないですね。
ただ、親戚のお家にいる猫達の話を聞いていると、猫にも分離不安という症状があり、最近の猫ブームで犬よりも飼いやすそうといった安易な考えで猫を迎える人が増えているが、実際は大変なことも多いようです。
話を聞いていると、猫にも犬と同じように寂しいという感情がわりと強く、帰宅するとニャーニャー言いながら甘えてきたり、長時間のお留守番が続くと後追いやマーキングのようなおしっこをしてしまったりといったストレス行動を起こすようになるそうです。
また、長電話をしていると気に入らないのか高い所からジャンプして飛びかかってきたり、電話を切って!と言わんばかりに噛みついてくることもあるようで、実際、私と電話をしていても「痛いっ!」と怒っている時があります(笑)
猫は犬よりも感情表現が控えめで、吠えるといった分かりやすいシグナルも少ないため、誤解されていることも多いのかもしれません。
また、高い所が大好きなため、冷蔵庫や食器棚の上、吊るすタイプの照明にも乗ってしまうそうです。登れる所があれば広い空間は必要ないとも言われていますが、夜になると高い場所から高い場所へ飛びながら活発に動き回るため、ストレス発散の為にもある程度の広さがあった方がよいようです。
普段、掃除をサボりがちな高い場所も埃が付かないように掃除はかかせず、怪我をしないかとハラハラすることもたくさんあると話してくれました。コードを齧らないように気を付けたり、いたずらされそうな物は片付けるといったことは同じなのかもしれません。
生き物と暮らしている以上、どちらを選んでも大変なことはたくさんあるのだと思います。猫と暮らしている親戚から見ると、毎日の散歩があり、吠え声などご近所にも気を使わなければならない犬と暮らしている我が家は大変だなと思っているかもしれません。
実際、そういった苦労もありますが、我が家では猫の方が良かったかもと思ったことはなく、愛犬でなければ家族としては暮らしていけなかったと思っています。
ラクなんだな~と驚いたことはありますが、いろいろな話を聞いていると、犬よりも大変なこともあり、それは比較しようがないことなのだと思います。
どちらと暮らしても私たちが与える以上に動物達はたくさんの温かさや癒しを返してくれる存在になると思います。寂しいからといって安易に迎えない、迎えた以上、虹の橋を渡るまで何があっても変わらぬ愛情を与えること、手放さないこと、この覚悟を持てる相手を探すといいのかなと思います。
30代 女性 ピース
40代 女性 匿名
また、散歩に一緒に行くことで飼い主の運動不足も解消できるのがよいですね。ただ、記事にもあるようにデメリットもあって、吠え癖のある子は近所迷惑になったり、散歩中のトイレの処理でトラブルを起こしたりすることもあります。
一方ネコは、ほとんど家にいてマイペースに過ごしているので、手間がかからないというのがよい所だと思います。家の壁や家具を引っ掻いたりする点は注意した方が良いですね。
犬派や猫派などいるかと思いますが、自分の年齢や生活ペースに合ったペットを飼う事が人も動物も幸せになる道だと思います。
女性 ぐりぐら
女性 獅子
私たち夫婦は旅行やドライブも好きで遠からず近からずの場所によく旅をします。
旅先でついでに立ち寄る所は、決まって猫関連のスポット・・・・・。
そして・・猫を飼う決心をしました。外出や遠出はめっきり減りましたが癒されます。
「猫は猫から学ぶ」
猫は元々単独生活、相性が悪い猫同士の多頭飼いはNG?
多頭飼いするなら仔猫時代と思い、4ヶ月後、異なる種類の2匹目のニャンコGET!
最初は仲良くなれるか心配でした。体格差もあり・・・・。
一見、先輩猫が新入猫をいじめているような?しかし新入猫は「シャー!」と奇声をあげながらも、やられてもやられても・・、自ら先輩猫に近寄って行きます。
いつの間にかトイレの場所や爪とぎの場所など教える事項(ついでにイタズラもw)教えなくも速覚えてしまいました。
人が猫に教えるより猫が猫に教える方が遥かに速い・・・。
今では二人(二匹)は「大の仲良しコンビw」
二匹の仲良し行動を見ていると一匹の癒し効果より、2倍、いや2.5倍?、3倍・・癒されます。