犬の母子手帳、健康管理手帳とは?
愛犬の記録、つけていますか?
皆さんは日々の愛犬の健康を考えて何かされていますか?
我が家の場合、愛犬のプシュケ(ミニチュアダックス♀)が間もなく10歳を迎えようとしていますので、否が応でも日々の行動を目で追ってしまいます。
特に彼女の場合は目や腰や心臓に持病があるので人一倍気にかけているのが現状なんです。
そんな飼い主さんの為にこそオススメしたいのが、“母子手帳”と“健康手帳”なんです!
犬の健康手帳とは?
まずは犬の健康手帳の主な使い方について説明していきます。
ワクチンを受けた時期や予防薬の投薬予定の把握
ほとんどのワンコが年に一度、混合ワクチンと狂犬病の予防接種を行いますよね?
その重要な2点はもちろん、春から秋にかけて毎月決まった日に飲ませるフィラリアの予防薬の接種や、定期的に使うノミダニ駆除薬の投薬の予定を書いておいて、それを毎日見る癖をつけておけば、接種のし忘れを防ぐ事ができます。
持病の際の記録
これは我が家の愛犬のように持病のあるワンコと暮らしている方の場合は、どのタイミングで持病を発症してしまうのかを日々記録する事で、持病の悪化を防ぐこともできるようになります。
転院や災害などの緊急時にも
引っ越しに伴って転院をする場合でも、また災害時等で緊急で搬送された場合でも、愛犬の健康記録を記載した手帳を持参していれば獣医師も分かりやすいので、転院先でのトラブルが起きにくくなります。
犬の母子手帳の必要性
次は愛犬に赤ちゃんを産ませようと考えている飼い主さんの為に、犬の母子手帳の使い方について説明していきます。
子犬の記録
生まれた子犬の生年月日や出生時間に体重はもちろん、体重や体温や健康状態を毎日記録をしていき、赤ちゃん犬が順調に育っているのかどうかを知ることができるんです。
子犬の飼い主さんに引き継ぎやすくする
もし産まれた赤ちゃんを里子に出す事を考えている方は、日々の成長記録や子犬の性格や癖などを細かく記入しておきます。
そして記載した母子手帳を新しい飼い主さんに渡すことで、うまく引き継ぎができるようになります。
犬の母子手帳、健康管理手帳の活用法
その他にも犬の母子手帳や健康手帳を上手に使いこなす方法を挙げていきます。
体重測定や体のサイズなど日々の健康管理
成犬になるにつれて、ワンコの体型は変わりやすくなってきます。
特に避妊手術、去勢手術をすると急激に太りやすくなってしまうんです。(我が家の愛犬も避妊手術後に5キロから7キロまで増えてダイエットに苦労しました)
なので、可能なら毎日決まった時間、難しいなら3日~1週間に一度のペースで愛犬の体重と体回りを測定して記録しておくと、自然と太り過ぎを防いだり、また急激に痩せてしまった事に気付き、病気等の早期発見もできるようになります。
子犬の食事内容記録
毎日の体重管理はもちろんですが、母乳か市販ミルクなのか、離乳食の内容や種類など、その日に子犬が口に入れた物を記録しておくと、急な体調の異変が起きた際にも原因が分かりやすくなります。
預ける時のメモにも
旅行や帰省などで愛犬を預ける際にも、手帳を一緒に渡しておけばメモ代わりになるので預ける側も安心ですし、預かる側も分かりやすくなりますね。
オススメの商品&アプリ
愛犬健康手帳 一家に1冊(日経ラジオ社)
シンプルながらかゆいところに手が届く万能手帳
自分の愛犬の特徴や癖を知る事で病気を予防する為に、家庭で健康チェックができる方法を分かりやすく記載されています。
もちろん手帳としても愛犬の写真や生年月日、接種したワクチンやフィラリア予防薬の記録がしやすいように工夫されていて、更に獣医師さんのよく使う専門用語の詳細も載せてあるので、勉強にもなる万能手帳なんですよ!
ペットスマイル健康手帳
すべてを記録できる夢のようなアプリ
こちらはスマホ上で愛犬の健康管理を記載できる、アプリ型の健康手帳です。
愛犬の気になる行動をメモしたり、トリミングや通院記録も記入できるのはもちろん、なんと接種証明書は写真を撮って保存ができるんです!
そしてカレンダーには予定表示や投薬有無のチェックをすることができるので、投薬忘れも防げます。
肥満を防ぐ機能も!
そして、愛犬の肥満防止の為に毎日の体重に散歩した距離のグラフを出したり、上記の写真のように理想体型をカメラでチェックもできる上に、犬種別に健康的な体重をチェックする事までできるんですよ!
まとめ
健康手帳は日々の愛犬の健康状態を把握して、ワクチン接種や予防薬の投薬忘れを防ぎ、そして持病の有無や転院してもやりとりがスムーズにいける為、そして母子手帳は愛犬が産んだ子犬の出生記録や成長記録を記入して、新しい飼い主さんに上手に引き継ぎができる為に大切なんです。
現在は市販されている便利な手帳に、高性能のスマホアプリも出ていますので、これを機に皆さんも是非手帳を使ってみてはいかがでしょうか?
ユーザーのコメント
女性 Satoko
40代 女性 こたママ
40代 女性 いんこ
うちの犬はフィラリア薬がいくつかのメーカーのものが合わなかったことがあるので、カレンダーにメモをしていましたが、いざ必要になったときに探すのが大変そうです。
スマホアプリは特に便利かも。闘病中の犬がいた場合には、投薬している薬品名や病状が記録できていると、なにか不測の事態の際に、かかりつけの動物病院以外を受診したときにも役立ちそう。
以前震災に備えたペットとの同行避難のセミナーを受けた時に、服薬中の薬や鑑札票は必ず写メを撮っておくようにと指導がありました。震災の際には、財布よりなにより、携帯電話を持参して逃げる人が多いんだそうです。なので、愛犬の必要な情報は携帯にも入れておきましょう、ということでした。
早速スマホアプリ探して試してみようと思います。