犬の散歩の熱中症対策
この時期、犬のお散歩で気を付けたいこと、熱中症対策をまとめてみました。参考にしてくださいね。
- 犬の散歩の時間に注意
- 犬の散歩コースに注意
- 犬の散歩では適度な水分補給をとる
- 黒い毛色の犬には白い服を着せる
犬の散歩の時間に注意
一番大事なのは、犬のお散歩に行く時間だと考えています。気温22℃を越えると、犬は熱中症になりやすくなると言われています。今の時期、朝の9時を過ぎれば、人も暑いと感じる気温になってきましたね。ぜひ飼い主さんにお願いしたいのは、朝の涼しい時間帯と夕方の日が落ちてきてからの時間の犬のお散歩です。
そして犬のお散歩で見落としがちなのが、アスファルトの熱さです。皆さん、日なたのアスファルトを触ってみたことありますか？日に照らされたアスファルトは、50℃近くにも温度が上がるそうです。
日中、日なたのアスファルトに触ってみるとよくわかりますよ。犬のお散歩で外を歩く前に、まずアスファルトを触ってみてください。犬たちはそこを裸足で歩きます。したがって、犬のお散歩は日が落ちてきてからも、アスファルトが冷えてからでないと意味がありません。
犬のお散歩では、直射日光とアスファルトの照り返しを受けていることを忘れてはいけません。
犬の散歩コースに注意
上記のアスファルトに関係して熱中症対策には、犬のお散歩コースにも気を付けましょう。犬と日陰を歩くことはもちろん、アスファルトに比べて照り返しの少ない土の上を歩くお散歩コースが良いでしょう。
犬の散歩では適度な水分補給
犬の長い散歩の時などは、途中で水分補給をさせてあげましょう。しかし犬のがぶ飲みは厳禁です。食べたり飲んだりしたあとすぐ運動をすると、最悪の場合、犬は「胃捻転」などを起こすことがあります。熱中症対策に、犬のお散歩時には喉を潤す程度で良いでしょう。
黒い毛色の犬には白い服を着せる
犬のお散歩の時、熱中症対策には黒い毛色をもつ子には、白っぽい服を着せて日光の吸収を和らげてあげましょう。今は着せるだけで体温を一定に保つ服なども売っていますね。
普通の服を水に濡らての犬のお散歩は、私はあまりオススメしません。濡らすと蒸発するので、犬のお散歩時に逆に蒸れてしまうとも言われています。
犬の散歩後のケア
犬のお散歩後のケアも大切です。暑くなった犬の体をキチンと冷やしてあげましょう。
犬の体を冷やしたタオルで拭く
犬のお散歩後に足拭きをする家庭は多いですが、そのついでに犬の体もキチンと拭いてあげてくださいね。オススメはお散歩に行く前、濡らしたタオルを冷蔵庫に入れて冷やしておくことです。犬のお散歩から帰って来たときに、すぐ冷えたタオルが使えます。
冷やすポイントは犬の耳、犬の前足と後ろ、犬の足の付け根です。ここにしばらくタオルを当てて、効率よく冷やしてあげましょう。最後に犬の体の全体を拭けば、体も冷えて綺麗になって一石二鳥です。
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犬の肉球ケア
犬のお散歩中に熱いアスファルトで火傷を起こすこともあります。犬の足拭きついでに、肉球クリームなどを塗ってケアしてあげると良いと思います。今は犬用のスプレーやローション、クリームと様々なタイプがありますので選ぶのも楽しいですよ。
飼い主さんの注意としては、日傘を差しながらの犬のお散歩は止めましょう。両手が塞がって危険です。そして犬連れで傘を差すと、幅がいっぱいになり、周りの人にも迷惑になります。犬のお散歩には帽子がオススメですよ。
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まとめ
暑いからと言っても犬のお散歩に行かないわけにはいかず、犬たちにとっても飼い主にとっても厳しい時季になってきました。犬の熱中症はとても怖いものです。飼い主さんが注意をして、暑くても楽しく犬のお散歩をしてくださいね！
