シーズーの子犬を販売しているブリーダーの選び方
シーズーの子犬を家族の一員として迎えようと決めたとき、ペットショップで探すことも良いですが、必ず販売しているとは限らず、また、販売されていたとしても希望の容姿であるとは限りません。
里親募集をしているシーズーのほとんどは成犬の場合が多く、シーズーの子犬に出会える可能性は低いとされています。タイミングよく出会えた場合、無料で譲渡できるようです。たくさんいる中からお気に入りのシーズーの子犬を見つけたいと考えているご家族には、シーズー専門のブリーダーがおすすめです。
ブリーダーの選び方としては、まず第一に、しっかりと現地へ出向いて自分の目で確かめることです。そしてチェックするべき点は、特定の犬種のみを取り扱うブリーダーであるかどうか。
利益目的のブリーダーは流行に応じて繁殖させている場合が多く、様々な犬種を取り扱っていて、犬種専門のブリーダーに比べて、犬の知識が浅い傾向にあります。
犬舎を見学させてもらうことも大切です。その際、犬舎内が掃除が行き届いていて清潔な環境になっているかチェックしましょう。
その他、ブリーダーの人柄、シーズーに対する思い、ワクチン接種の有無、親犬と子犬の健康状態、シーズーのメリットデメリット、適正な価格であるかなどたくさん話をして信頼できるブリーダーを選びましょう。可能であれば、複数のブリーダーの訪問をおすすめします。
関東のシーズーブリーダー
大川美紀ブリーダー（東京都昭島市）
東京都昭島市の大川美紀ブリーダーは、シーズー専門ブリーダーとして優良血統で質の高いシーズーのブリーディングを行っています。インターナショナルチャンピオン、アメリカチャンピオン、JKCチャンピオンのシーズーが在籍しており、よりクオリティーの高いシーズーの子犬を繁殖できるようブリーディングをしています。
引き渡しまでに、健康管理やトイレのしつけなどを行い、新しい飼い主の方が安心してシーズーの子犬を迎えられるようにしています。引き渡し後のサポートも行っているので、初めてシーズーの子犬を飼う場合も心強いブリーダーです。
田中康弘ブリーダー（茨城県龍ケ崎市砂町）
茨城県龍ケ崎市砂町の田中康弘ブリーダーは、シーズー専門のブリーダーとして約40年の豊富な経験や知識があり、ブリーディングを行っています。子育て中の母犬と子犬以外は、24時間ゲージレスの環境でのびのびとストレスのない環境で生活をしています。
事前予約制の見学者のみに販売しており、シーズーのことを第一に考えているブリーダーです。シーズー一匹一匹の健康状態や容姿にも定評があります。
関谷賀以ブリーダー（埼玉県所沢市）
埼玉県所沢市の関谷賀以ブリーダーは、シーズーとボストンテリアを専門にブリーディングを行っています。ブリーダー歴は20年で、健康面を始め性格、サイズ、毛色、色素などを重視した犬質向上に努めています。
少数繁殖を基本としており、親犬、子犬ともに、たくさんの愛情をかけて育てています。親犬はJKCチャンピオン直子であったり、カレンダーの表紙を担当した犬であったり、質の高いブリーディングを行っています。事前予約制で犬舎見学も可能です。
石橋さだ子ブリーダー（千葉県東金市）
千葉県東金市の石橋さだ子ブリーダーは、シーズー専門のブリーダーです。ドッグショーでは、70頭以上ものシーズーをチャンピオン犬にするなど、優秀な成績を納めています。
そのチャンピオン犬を親犬としてブリーディングされたシーズーの子犬は、ハイレベルな犬質として人気があります。JKCからは2度のブリーディング表彰をされています。購入後の健康面やしつけなどの相談はもちろん、ドッグショーについても詳しく相談に乗ってもらえます。
橋本孝代ブリーダー（千葉県山武市）
千葉県山武市の橋本孝代ブリーダーは、シーズーとパピヨンの専門ブリーダーです。ごく普通の一般住宅でブリーディングを行っています。空気清浄機での室内除菌や24時間エアコンで室温調整を行っており、清潔で快適な空間づくりを徹底しています。
犬舎見学も可能で、親犬や兄弟犬もチェックできます。全国各地への出張販売も可能ですので、気になるシーズーの子犬がいた場合は連絡を取ってみると良いでしょう。
関西のシーズーブリーダー
平居誠ブリーダー（大阪府寝屋川市）
大阪府寝屋川市の平居誠ブリーダーは、シーズーをはじめとした4犬種のブリーダーです。犬舎は徹底した衛生管理がされており、その中でたっぷり愛情を注がれたシーズーが元気に生活しています。毎日のお手入れも欠かさずに行っています。
犬舎の見学も可能で、出張販売も一部地域を除き可能です。シーズーの子犬を購入した後も、飼育方法や環境の相談に乗ってくれるなど、アフターフォローもしっかりしています。
荒木麻子ブリーダー（大阪府摂津市）
大阪府摂津市の荒木麻子ブリーダーは、シーズー専門のブリーダーです。訓練士養成学校で繁殖の勉強をしていた経験を活かし、質の高いシーズーの子犬のブリーディングを行っています。衛生環境には特に力を入れており、最適な飼育環境で生活しています。
シーズー同士で何かトラブルがあった場合すぐに対応できるように、目の届くリビングで自由気ままに過ごさせています。引き渡し後のアフターフォローも親身に相談に乗ってくれるので安心です。
橋本由紀子ブリーダー（京都府京都市）
京都府京都市の橋本由紀子ブリーダーは、シーズー専門のブリーダーです。健康で頑丈な身体をした、可愛い顔をしたシーズーの子犬の作出を目指しブリーディングを行っています。一般家庭の中で愛情たっぷりに育てています。
シーズーの健康管理や犬舎の衛生面はもちろんのこと、シーズーたちがより良い環境で過ごせるよう心がけています。一匹一匹の性格や個性をしっかり把握されていて、ブリーダーのシーズーへの愛情が伝わってきます。
中山亮太ブリーダー（奈良県大和郡山市矢田町）
奈良県大和郡山市矢田町の中山亮太ブリーダーは、シーズーとトイプードルの専門ブリーダーです。シーズーの子犬と新しい飼い主の橋渡しをするアットホームなブリーダーを目指しています。
トリミングサロンも併設しており、シーズーの子犬を購入した後も飼い主の方とのつながりを大切にしています。トリミング後の犬と飼い主との対面の瞬間に喜びを感じるなど、シーズーの子犬とその家族の幸せを願っているブリーダーです。
田中ブリーダー（兵庫県加古郡播磨町）
兵庫県加古郡播磨町の田中ブリーダーは、シーズーをはじめとする全3犬種を取り扱うブリーダーです。規模は決して大きくはないですが、ブリーダー歴は25年を誇るなど、健全な子犬のブリーディングを行っています。
一軒家で飼育をしており、成犬は1日2回外で遊ばせるなど、犬がストレスを溜めないよう飼育をしています。購入者とのトラブルがないことからも安心できるブリーダーだと言えるでしょう。
田中祐介ブリーダー（兵庫県） | ブリーダーの子犬直販サイト【ブリーダーワン】
その他の地域のシーズーブリーダー
鈴木理恵ブリーダー（北海道札幌市南区）
北海道札幌市南区の鈴木理恵ブリーダーは、シーズーとチワワの専門ブリーダーです。親切丁寧な対応をモットーとしており、シーズーの子犬と新しい飼い主が良い関係を築けるよう心がけています。
サークルは設けずに、それぞれのシーズーが自由に過ごせるよう飼育環境を整えています。購入後のサポートもしっかりとしていて、しつけや飼育環境の相談も丁寧に答えてくれます。
グレーシャスK（愛知県あま市）
愛知県あま市のグレーシャスKは、シーズー専門のブリーダーです。30年以上の長い実績と経験を活かし、より質の高いシーズーの子犬の作出に努めています。シーズーの性格や特徴をとてもよく理解しており、初めてシーズーを飼う家族にとっても頼もしいブリーダーです。
購入後のサポートも安心です。ホームページには出産情報や里親募集情報が更新されており、リアルタイムな情報を知ることができます。
柳生芳明ブリーダー（岐阜県美濃加茂市）
岐阜県美濃加茂市の柳生芳明ブリーダーは、シーズーをはじめとする全4犬種を取り扱うブリーダーです。地域に根付いた、地域の方から愛される犬舎を目指しています。広大な敷地に犬用の運動場を設け、犬たちがのびのびと走り回ることができる環境を作っています。
出張販売は行っていませんが、犬舎の見学は事前予約制で見学可能です。健康状態の良い、元気なシーズーの子犬のブリーディングに励んでいます。
相馬典子ブリーダー（三重県松阪市）
三重県松阪市の相馬典子ブリーダーは、シーズー専門のブリーダーです。親犬に負担をかけないブリーディングを心がけており、命を取り扱っていることを強く認識し、徹底した管理の中で飼育をしています。
敷地内の運動場で自由に遊び、走り回ることができるため、元気なシーズーがたくさんいます。シーズーの子犬の引き渡しの際には獣医による健康診断とワクチン接種を行っており、安心して飼い始めることができます。
木村京子ブリーダー（愛媛県西条市）
愛媛県西条市の木村京子ブリーダーは、シーズー専門のブリーダーです。飼育しているシーズーは、ドッグショーにも出展しており、自家繁殖犬のインターチャンピオンやJKCのチャンピオンを多数輩出しています。
シーズーの子犬の質向上や性格の良さ、顔のかわいらしさなどを大切にブリーディングしています。購入後の飼育相談や成長に伴うドッグフードやサプリメント、しつけについても相談に乗ってくれます。
ブリーダーから購入する場合の価格
シーズーを専門ブリーダーから購入する場合、気になるのは値段だと思います。一般的な相場価格は平均で15万～30万円です。ブリーダー直販なので、ペットショップを介して購入するよりも相場は安価の傾向にあります。
シーズーの子犬の値段はオスかメスか、親犬、スタイルや毛色のバランス、優良血統かどうかなどを基準に決められます。親犬がチャンピオン犬同士の優良血統の場合、より高価な値段がつくようです。
また、ブリーダーの育て方や飼育環境への投資によっても値段が変わると言われています。安い場合は数万円から、高い場合は50万円以上するシーズーもいます。
価格だけに捕らわれすぎず、健康なシーズーの子犬を迎えましょう。またシーズーのミックス犬は、より安く手に入りやすいことや、オリジナルな一匹として人気になってきています。
シーズーの子犬の飼い方の基本
特徴
シーズーは、菊の花のような顔立ちからクリサンセマム・ドッグとも言われています。大きな瞳とぺちゃんこな鼻がかわいい特徴的な犬です。毛色はそのシーズーの子犬によって様々な出方をしますが、日本では白黒や白×ゴールドの色が一般的です。
被毛はダブルコートで抜け毛は少ないので、アレルギーがある方も飼いやすい傾向にあります。被毛は伸び続けるので、ブラッシングやトリミングが必要です。放っておくと、絡まったり、フェルト状になってしまったりするので、日常的にケアしてあげましょう。
環境
シーズーは、高温多湿の日本の環境には適していません。皮脂が多いと皮膚病にもなりやすいので、シャンプーをしてあげたり、室内の温度管理をしてあげたりましょう。特に夏場の熱中症は命に係わる場合もあるので、サマーカットにしてあげたり、ペット用の冷却マットを用意してあげたりして対策をしましょう。
子犬の頃は特に臭いがきついですが、成長するにつれて臭いは軽減されていきます。また女の子のシーズーには年2回生理があります。室内を経血で汚さないようにオムツをするなど対策をしましょう。
運動としつけ
シーズーはあまり運動量を必要としない犬種です。ただし、太りやすい傾向にあるので、散歩は1日1回20～30分程度行うなど、定期的な運動を心がけましょう。シーズーは、利口で友好的なのでしつけもしやすいです。
お手やお座りなども覚えさせると良いでしょう。シーズーは、いたずら好きな一面も持ち合わせています。甘噛みであってもだんだん力がついてくると、ケガをする恐れもあるのでやめさせるようにしてください。しつけは子犬の頃から信頼関係をしっかり築きましょう。
食事
シーズーは食欲旺盛です。肥満を防ぐためにも、餌は良質な動物性タンパク質が含まれているものや、添加物不使用の消化の良いものを与えましょう。シーズーの子犬専用に作られたドッグフードも販売されています。月齢に合わせたものを選んであげましょう。
また、おやつの与えすぎは肥満につながります。餌の量やおやつの与えすぎに気をつけて、飼い主が体重のコントロールをしましょう。
病気
シーズーが気をつけたい病気は白内障や涙やけなどの目の病気です。
白内障とは、目の中にある水晶体というレンズの役割をする部分が白く濁り、目がかすんだり、視力が低下したり、失明の可能性もある病気です。加齢が原因と思われがちな白内障ですが、遺伝的な要因の先天性白内障は子犬の頃に発症するので気をつけましょう。
涙やけとは、シーズーの目に溢れた涙が酸化して被毛が赤茶色に変色してしまう現象です。添加物の多い餌などを与えていると鼻涙管が詰まってしまい、涙が溢れて涙やけになってしまいます。
涙やけは病気ではないので、あまり心配することはありませんが、目の周りが濡れていたら拭いてあげる、目に入りそうは毛はカットしてあげるなどケアしてあげましょう。
まとめ
シーズーは、特に爆発的な人気があるわけではありませんが、シーズーの性格や容姿の魅力にはまってしまう飼い主が多くいます。ここで紹介した専門のブリーダーはほんの数例ですが、日本においてシーズーが長年愛されてきたことがわかります。
好みのシーズーの子犬を探し出すことも大事ですが、ブリーダーとの信頼関係をしっかり築くことで、飼い始めてからの悩みや不安を気軽に相談することができます。シーズーの子犬を家族の一員として迎えたら、最後までしっかりと愛情を持って育ててくださいね。
