犬が何でもかじってしまう理由としつけ方法

犬が何でもかじってしまう理由としつけ方法

なぜ犬は何でもかじってしまうのでしょうか。大切なものをかじられてしまわないよう、犬が誤飲してしまわないよう、やめさせたいものです。何でもかじってしまう理由としつけのための対策についてご紹介します。

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記事の監修

大阪を中心に怖がり犬専門ドッグトレーナーとして、怖がり犬の人生を変えるための少頭数制の犬の幼稚園や訪問しつけをメインに行なっています。また全国の怖がり犬達が一つでも怖いものを克服出来るように、また子犬が怖がりな犬にならないようにYouTubeでの情報発信にも力を入れています。

なぜ何でもかじってしまうの?

靴紐をくわえている子犬

愛犬が家の中にあるものを、何でもかじってしまって困っているという飼い主さん、とても多いですよね。物や家具はボロボロになってしまうし、大切なものをかじられてしまっては困ります。

何より、愛犬が誤飲してしまうのではないかという不安がありますよね。

犬が何でもかじってしまう理由と、対策のためのしつけについてご紹介します。理由を知れば、意外とあっさり何でもかじることをやめさせることができるかもしれません。

犬が何でもかじってしまう理由①「好奇心」

赤いおもちゃをかじる犬

好奇心旺盛な成犬、もしくは好奇心旺盛な子犬の時期は、「これは何?」と気になるものをかじることで確認しようとします。

犬の興味を惹いてしまったものは、何でもかじられてしまうというわけです。

犬が何でもかじってしまう理由②「歯のムズムズ感を解消するため」

マツボックリをかじるキャバリア

特に乳歯から永久歯に生え変わる時期、何かをかじることで、歯や歯茎のムズムズ感を解消しようとします。何か物をかじることで、気を紛らわせようとしているのです。

成犬である場合、歯や歯茎のムズムズ感や違和感を解消するために、何か物をかじることがありますが、歯周病などお口の中のトラブルがある可能性もありますので注意が必要です。

犬が何でもかじってしまう理由③「退屈をしのごうとしている」

木の枝をかじっている犬

室内で過ごすことが多い犬や、お留守番が多い犬は、暇を持て余し、退屈な日々を送っている可能性があります。

狩りをして暮らしていた頃の本能によって、室内ばかりで過ごし、カラダを十分に動かすことができないでいることが、大きなストレスになっています。

そのストレスを発散するため、退屈をしのぐため、気を紛らわすために、物をかじってしまうのです。

監修ドッグトレーナーによる補足

多くの犬が運動・刺激不足によりストレスを抱えています。そのはけ口の一つとして手当たりしだいにかじることがあります。また、飼い主さんの注意をひこうとしてかじるなどの行為をする子もいます。無我夢中に噛むのではなく、こちらを気にしながらかじっているような子は注意をひいているのかもしれません。

その際、後術の“ビターアップル”を使ったり、リアクションは意識的に抑えましょう。また、散歩や一緒に遊ぶことももちろんですが、“知育玩具”や“おやつ探しマット”など一人で取り組む作業も効果的ですよ。

何でもかじってしまうことをやめさせるしつけと対策

ボールをかじっている子犬

犬が何でもかじってしまわないようにするためには、どのような対策が必要なのでしょうか。

対策①「かじられて困るものを犬の届く範囲に置かない」

かじられて困るものは、犬が届かない場所に置いておくようにしましょう。

どうにかして取ろうとする犬もいますが、そのような場合には、引き出しの中にしまっておきましょう。

とにかく犬の届く範囲に置いてはいけません。身軽で活発な犬の中には椅子を上手く利用してテーブルの上に乗る子もいますので注意しましょう。

対策②「家具はかじられない工夫を」

移動させることができる家具は移動させましょう。移動させることができない家具は、かじられても平気なように工夫をしましょう。

例えば、ソファーの脚にはタオルなどを巻いておくと、かじられても傷がつきにくいです。

監修ドッグトレーナーによる補足

食卓テーブルやテレビ台などの移動できない家具については、“ビターアップル”を検討するのも一つです。リンゴの皮から抽出した天然の苦味成分のスプレーで、噛んでほしくない部分に吹きかけておくと普段は噛むような子も、匂いを嗅いだり舐めてみたりすると苦くて噛みにくくなります。

効き目には個体差がありますが、効果のある子にはテキメンですよ。噛むのを止めるだけでなく、しっかりと発散させてあげることもお忘れなく。

対策③「自由にしない」

お留守番の間に、家具や物をかじって破壊してしまう犬が多いですよね。

かじるだけならまだ良いのですが、かじった物の破片を飲み込んでしまっては大変ですし、命にも関わる危険なことです。

家中を自由に行き来できるよう、自由にさせている飼い主さんもいらっしゃると思います。

何でもかじってしまう犬の場合、せめてお留守番の間だけでも、ケージの中で過ごさせてあげましょう。

お留守番と遊びのメリハリをしっかりつけるためにも必要なことです。

監修ドッグトレーナーによる補足

留守中の誤飲は大変危険ですので、周りの家具を噛むような子はケージの中をおすすめします。

また、ケージの中に入れておくおもちゃ選びも重要で、ピーピーと鳴るおもちゃやぬいぐるみなどは壊れやすく、誤飲されやすい部類と言えますので、木製やゴム製などの噛むおもちゃや知育玩具を入れておくと良いでしょう。

対策④「良いものと悪いものを区別できるようにしつける」

かじって良いものは自分のおもちゃだけだ、と区別できるよう、しつけてあげなければなりません。

「またかじっちゃったの~」と笑って済ませる飼い主さんも多いですが、それでは犬のためになりません。

かじってはいけないものをかじってしまったときは、「ダメ」「イケナイ」と叱ることも必要です。

まとめ

ピンクのスリッパをくわえている犬

子犬の頃から根気強くしつけてあげるべきなのですが、何でもかじってしまいたい時期が犬にもあります。

うちの犬たちも数々のものをかじり、破壊してきました。5歳を過ぎた頃から、やっと物をかじらなくなりました。

かじって良いものは、自分のおもちゃだけだとしっかり区別することができています。

「ママのものをかじったらまた怒られちゃうぞ」という気持ちもあるのかもしれません。

ストレスによって何でもかじってしまう犬の場合、運動不足やコミュニケーション不足も考えられます。

愛犬と過ごす時間を、少しでも増やしてあげられると良いのではないでしょうか。

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