なぜ家具をかじるのでしょうか?
1.好奇心
乳幼児は何でも触れて口に入れます。
周囲に大して好奇心や興味を持つのは、心の成長にはとても大切な過程で、世界中の色々な事を学び知っていくための、重要な学習過程ともいえます。
これは、幼犬や子犬に対しても同じ事がいえます。
幼犬や子犬にとって、目の前にあるものは何でも「オモチャ」です。
そして、犬の性格や個性によって差はありますが、「壊す」という作業行為もとても楽しいようです。
2.歯の生え変わり
幼犬や子犬は生後5ヶ月頃から永久歯に生え変わりはじめますが、この頃からムズムズと歯茎に痒みを感じるようです。
このムズ痒さを緩和させるために、噛み心地がいい堅いものを噛みたがる傾向があります。
ですので、歯の生え変わりが終わると、ピタリと家具をかじるのをやめる子も多いです。
対策のアイデア
1.好みに応じて噛んで、壊してもいいオモチャを与える
・木のオモチャ
木のオモチャは商品によっては"ささくれ"がかなり多く掃除も大変なので、Fetch!のような、"ささくれ"が出にくいタイプがオススメです。
多少は食べてしまっても問題はありませんが、大きなものは取り除きつつ一緒に遊びましょう。
2.市販のグッズを用いる
家具に犬の嫌いな匂いと味を兼ね備えたスプレーを用いることで、家具かじりを防止するアイテムが複数販売されています。
幼犬や子犬の性質に合えば一定の効果が期待できそうですが、我が家では全く効果がなく、スプレーをたっぷりかけた直後の椅子を、ノリノリでかじり出していました。
成犬になって手作り食をはじめてから、辛い大根おろし・昆布だし・干し椎茸の戻し汁が大嫌いであることがわかりましたので、これらを家具に塗ったら効果があったのかもしれません。
3.ヘトヘトになるまで遊ばせる
決まったルートをただ歩くだけではなく、人とたくさん接したり、公園でワンコ友達とワチャワチャ遊んだり、と楽しい時間をたっぷり取れた後は、疲れて眠くてそれどころではなくなるのか、不思議と家具へのいたずらは少ないようです。
シンプルですが、愛犬にとっては一番幸せで、成犬になるためのステップアップという意味でも、もっともオススメです。