犬の散歩は強風の日はNG?
犬の散歩は基本的に毎日行くものですが、雨や雪の日など状況によっては連れていけないこともありますよね。散歩に連れて行くとなるとやはり天気の良い日がメインになると思いますが、天気だけではなく風の強弱も実は関係してくるのです。
例えば、心地よく感じる風や髪がなびく程度の風だと、私たち自身が外に出ても顔をしかめることはありません。
しかし、これが目が一瞬開けられなかったり顔をしかめて髪も大きく乱れるような強風になると、やはり犬にとってもダメージが行くため散歩を積極的にするのはおすすめできないと言えるでしょう。
犬の散歩に強風の日でも行くなら2つのことに注意!
強風の日の散歩はおすすめできないとは言え、外でないと排泄をしてくれない子や、散歩が大好きで連れて行って欲しいと要求する子になると、天気や強風には関係なく散歩に行かなければならないでしょう。
また、散歩に出たときはそこまで風は強くなかったのに、散歩中にだんだん強風になってきたなんてこともありますよね。
では、こうした強風の日に散歩をするのであればどんなことに気をつけるべきなのか、大きく分けて2つご紹介します。
1.目への異物混入
外には砂埃や葉っぱなどさまざまなものが存在し、風が吹くと簡単に舞い上がってしまいます。普段はあまり気にならなくても、強風になると勢いよく目に入ってきて痛い思いをしたことがある人も多いのではないでしょうか。
特に、犬は人間よりも低い位置に顔があるため、より砂埃など異物が目に入りやすい状況にあると言えます。これが小型犬だと地面へもっと近くなるので、異物が入る量が多くなってもおかしくありません。
犬が痛い思いをしないようにするためにも、強風の日はなるべく砂埃が立ちにくい場所を散歩コースとして選んだり、少しでも風が弱くなったときを見計らって行ってあげるようにしましょう。
2.散歩後の目のチェック
強風の中散歩をして帰ってきてまずチェックして欲しいのが目です。目に見えて何かが入っているというのは分かりにくいですが、目が充血していたりうっすら赤くなっていたりしないかを見てみます。
また、散歩後にチェックしたとき見た目の変化がなかった場合でも、目を前足や床に擦り付けていないか?シパシパさせていないか?涙の量が増えていないか?など、目を気にする様子がないか観察しましょう。
その時は何もなくても、か時間が経ってからそうした様子が見られることがあり、もしそうした目の異常を放っておくと結膜炎や角膜炎を引き起こし、最悪失明に至る場合もあるため油断は禁物です。
犬の散歩後のケアのための目薬
強風の日は目に異物が入りやすいため、帰宅後可能であれば目のケアをしてあげるのもおすすめです。方法としては目の汚れを洗い流してあげることなのですが、もし人工類液があればそれを使って洗い流してあげるといいでしょう。
また、仮に目が赤くなったりシパシパしてる様子があればすぐに動物病院に連れて行き、目に傷が付いていないかなど診てもらうことをおすすめしますが、その時に目のケア用で点眼を処方してもらえないか相談するのもひとつの方法です。
もともと目が傷付きやすく炎症を起こしやすい子もいたりするため、そうした場合人工類液ではなく抗炎症作用のある目薬をケアのためにも使っていいと判断されることもあります。
ただし、これは診察による獣医師の判断になるので一度動物病院で日常のケアにも使いたい旨を相談してみるのもおすすめです。
まとめ
犬を強風の日に散歩へ連れて行くのはできれば控えたいところですが、もし連れて行くなら目に異物が入りやすいことを念頭に置き、散歩中や散歩後目に異常が見られないか気を配るようにしましょう。
そして、目に異物が入りそのまま放っておくと結膜炎や角膜炎を引き起こし継続的治療が必要となる場合もあるため、できれば散歩後は水や適切な目薬で異物を洗い流しケアを忘れないようにしてください。
もし、それでも目を気にする様子があればすぐに動物病院を受診し、重症になってしまわないようにしましょう。
ユーザーのコメント
10代 男性 オウマ
自分はそれで、紙が交通道路の方まで飛んで行ってしまって、なんとか回収しましたが運転手に怒られるかとおもいました。
まぁ、そんなバカやらかすの自分だけでしょうが。