スマートなスタイルでカッコイイ!「ボルゾイ」
個人的に憧れる犬種のひとつが「ボルゾイ」です。細身なスタイルと長い手足を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。気品あふれる大型犬、そんなイメージをお持ちの方もいらっしゃると思います。
歴史
ボルゾイは、15世紀のロシアで狼猟の狩猟犬として大活躍していたとされ、古い歴史のある犬種です。
ペットとしてではなく狩猟犬として飼われていたということや、狼猟をしていた犬種であることから危険なイメージを持たれることもありますが、狩猟犬として飼われていたのは人間に対して従順な性格であったからです。現在では家族の一員として暮らし、優しく穏やかな犬種であるとされています。
性格
優しく穏やかであり、飼い主に対してとても忠実な犬種です。本来の気質である野性味も持ち合わせていますが、ドッグランなどに連れて行ってあげると活発に駆け回ることが大好きですし、室内で過ごす場合には大人しく過ごすことができる、とてもマナーの良い犬種です。
しかし、しっかりとしつけをしなければ、警戒心の強い犬になってしまう場合や、神経質な犬になってしまうため、問題行動を起こしやすい犬種です。そのため、「犬の性格は飼い主・しつけ次第」と言われることが多い犬種なんです。
セレブ感と高級感がすごい!「アフガンハウンド」
アフガンハウンドもまた、私が憧れる犬種のひとつです。美しい毛並みが特徴的なロングヘアーに憧れる方も多いのではないでしょうか。男の子はイケメン、女の子は美女、そんな子が多いように思います。
歴史
アフガンハウンドは旧約聖書に登場するノアの箱舟に乗った犬として伝わっていますが、現存する犬の中で世界最古の歴史を持つ犬種です。
古代エジプトの遺跡からは、アフガンハウンドに似た工芸品が発掘されています。王室で猟犬として飼われていたとされていますが、現在でもアフガニスタンでは狩猟犬として活躍しているようです。
性格
エレガントな雰囲気からも伝わるのですが、あまり感情を表に出さない犬種です。常にそっけない態度であるため、犬というより猫のような性格のようにも思います。
一方で、飼い主を常に気にかけ気遣う面も持っています。人間に対して媚びたり感情を表に出したりすることはあまりありませんが、実は活発でイタズラが大好きな犬種です。
瞳が美しい!「シベリアンハスキー」
アーモンド形をしたブラウン系やブルー系の美しい瞳を持つシベリアンハスキーは、狼のような顔立ちがとてもカッコイイ犬種です。稀に左右の瞳の色が異なる犬もおり、それも魅力のひとつです。
特徴
シベリアンハスキーは、日本では80年代から90年代に爆発的な人気を誇っていました。15kg~30kg程度であることから中型犬に分類されていますが、30kgを超える個体も多いことから大型犬として扱われることもあります。
かかりやすい病気
1. 特発的てんかん
脳に腫瘍や炎症などの異常がみられないにも関わらず、けいれん発作などを起こす「特発的てんかん」を発症することがあります。
2. 白内障
シベリアンハスキーは、若い年齢のときから白内障を発症しやすいです。初期の段階から健康診断で指摘されることがありますが、進行すると水晶体が白濁するなどの明らかな症状がみられるようになります。
しつけ
好奇心が強く活発な犬種であることから、子犬の頃のイタズラに悩む飼い主さんが多いようです。子犬の頃からしっかりとしたトレーニングが必要であり、怠ると成犬になってもイタズラが続き、ケガや誤飲を起こしやすくなってしまいます。
まとめ
私が大好きなイケメン3種をご紹介しました。子供の頃からずっと憧れている犬種なのですが、カラダも大きく活発な犬種ですし、相当な運動量を必要としますから、そう簡単に飼うことができない犬種であると思います。
満足にお散歩や運動ができない場合、心身ともに大きなストレスとなり、寿命を縮めてしまうこともあるかもしれません。
憧れだけでは飼えませんが、実際に会って、触れ合ってみたい犬種なんです。