ドッグフードに含まれる危険な添加物

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ドッグフードに含まれる危険な添加物

ドッグフードに含まれている添加物について確認されているでしょうか。ドッグフードに多く使用されている、防腐剤・保存料・発色剤・着色料・着香料の中でとくに危険性の高い添加物をご紹介しています。

監修:獣医師 平松育子

(ふくふく動物病院)

ドッグフードに使われる危険な添加物とは

DOGと書かれたお皿とフード

なぜ、ドッグフードに添加物が使用されているのかご存知でしょうか。
この「添加物」は、フードを長持ちさせることや見た目を美しくすることが目的で使用されます。そのため、決して犬の健康のために使用されているものではありません。

今回は、こんな添加物に注意して!というものをいくつかご紹介します。みなさんが愛犬に与えているドッグフードにはどんな添加物が使用されているのか、その添加物はどういったものなのか、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

危険な添加物①:防腐剤

パグとフード

防腐剤の中で特に注意したいのは次の5つです。

  • エトキシキン
  • ブチルヒドロキシアニソール(BHA)
  • ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)
  • クローブ抽出物
  • ローズマリー抽出物

エトキシキン

何だか名前の時点で恐ろしい感じがするのですが、家畜飼料の抗酸化剤として使用されていることが多く、枯葉剤であり、ダイオキシン系の発ガン性物質です。エトキシキンが使用されているドッグフードは販売されているのか調べてみたのですが、海外製のドッグフードに使用されており、日本でもインターネットから購入することができるものでした。

ブチルヒドロキシアニソール(BHA)

BHAはガソリンの酸化防止のために作り出された添加物であり、バターやパーム油やガムなどに使用されていることもあり、私たち人間も注意する必要があります。染色体異常・歩行失調・消火器出血などの病気を発症させてしまう原因となる添加物です。日本で販売されているドッグフードの中にもBHAが含まれているドッグフードは多くあるようです。

ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)

石油製品やプラスチック製品の安定剤として使用されることの多い添加物です。発ガン性が認められているものの私たち人間の食品にも使用されています。無眼症・脱毛・異常行動・染色体異常などの病気を発症させてしまう原因となる添加物です。日本で販売されているドッグフードの中にもBHTが含まれているドッグフードは多くあるようです。

クローブ抽出物

エタノール・アセトン・メタノールなどの溶媒によって抽出されていることから危険な添加物であるとされています。日本で販売されている、とある犬用ふりかけには「無添加」と書かれているのですが、原料にはクローブ抽出物という文字がありました。無添加という文字だけを見て買うのではなく、原料をしっかり確認したいですね。

ローズマリー抽出物

市販されているドッグフードの多くに使用されているローズマリー抽出物ですが、天然のものであるならばとてもカラダに良さそうな気持ちがしますが、これもまた、エタノール・アセトン・メタノールなどの溶媒によって抽出されていることから危険な添加物であるとされています。

危険な添加物②:保存料

赤青のお皿と犬

保存料の中で特に注意したいのは次の4つです。

  • ソルビン酸
  • ソルビン酸カリウム
  • パラオキシ安息香酸
  • パラオキシ 安息香酸ナトリウム

ソルビン酸&ソルビン酸カリウム

発育不良や肝臓障害などの危険がある添加物です。
ドッグフードよりもおやつに含まれていることが多いようです。

パラオキシ安息香酸&パラオキシ 安息香酸ナトリウム

発ガン性・変異原性・肝炎・肝硬変などの危険がある添加物です。

危険な添加物③:発色剤

カラフルなドッグフード

  • 亜硝酸ナトリウム
  • 硝酸カリウム

亜硝酸ナトリウム&硝酸カリウム

色を鮮やかにしてくれる添加物であることから、私たち人間の食べ物の中ではハムやソーセージなどに多く使用されています。発ガン性・催奇形性・アレルギー性・遺伝毒性などの危険がある添加物です。

危険な添加物④:着色料

ドッグフードを食べるノーフォークテリア

保存料の中で特に注意したいのは次の4つです。

  • 赤色2号、3号、40号、102号、104号、105号、106号
  • 黄色 4号、5号
  • 青色 1号、2号
  • 緑色 3号
  • コチニール
  • くちなし

赤色&黄色&青色&緑色

ドッグフードの見た目を美しくするために使用されている添加物です。悪い言い方をすると、品質をごまかすことができるものです。石油が原料であり、発ガン性・遺伝毒性・染色体異常・アレルギーなどの危険があります。市販されているドッグフードには多く使用されており、原料の欄で見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。

コチニール&くちなし

天然素材が使用されていたとしても、プロピレングリコールという有機溶剤によって抽出されたものであり、発ガン性や変異原性の危険がある添加物です。

着香料

ドッグフードを食べる4頭の仔犬

着香料の中で特に注意したいのは次の3つです。

  • ミート系フレーバー
  • フィッシュ系フレーバー
  • ミルク系フレーバー

肉・魚・ミルクが配合されているわけではない

嗜好性を高めることを目的として使用されている添加物であり、化学物質です。
肉・魚・ミルクそのものが使用されているわけではありません

まとめ

白いお皿とポメラニアン

ドッグフードの原料をチェックしてみると、添加物だらけじゃないか!というものも多くありますし、ペットショップやインターネットで手軽に購入することができるものばかりです。ドッグフードの保存のためや品質を維持するために必要な部分もありますが、できるだけ入っていないドッグフードを選んだほうがよいことは間違いないと思います。

添加物が一切使用されていないドッグフードを探す方が難しいのではないかというほどです。
また、原料の欄に書かれている添加物が全てではなく、表示されていないけれど使用されている添加物というものもあります。

本当に無添加な食事を与えるためには手作りするしかないのか…と考えてしまいますよね。

記事の監修

  • 獣医師
  • 平松育子
  • (ふくふく動物病院 院長)

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

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  • 女性 匿名

    愛犬のフードには防腐剤のローズマリー抽出物が含まれています。
    摂り続けると悪影響があるのでしょうか。大抵のフードには含まれていますね。その他は無添加なので安心してあげています。
  • 20代 男性 わんこマスター

    ではこの添加物たちをどれくらいの量をどのくらいの期間で継続して摂取することで体内に影響がでるのでしょうか。
    添加物が入っているフードが危険なのではなくて添加物が多量に入っているフードが危険なのではないでしょうか。
    ではその添加物がどのくらい入っていれば多量と言えるのでしょうか。
    要するに添加物の摂取方法に問題があるということではないでしょうか。

    栄養に関しては犬、猫に必要な栄養素とライフステージにあった栄養要求を満たしているバランスの良いフードを選ぶことが大事です。

    ちなみに添加物やペットフードに関しては法律で規制があり2009年の6月1日に施行されていますのでそちらも確認をお願いしたいところです。
  • 50代以上 男性 匿名

    人間の食べ物も、同じように添加物が入っています。普段食べる食品のパッケージを確認してみて下さい。
    ペットフードと同じような内容です。食品関係のお客様も多い仕事ですが、ペットフードの材料も人間並みに管理されています。余り気にしない方が良いと思います。気にする人は、コンビニのお握りや惣菜食べませんか?此方の方が心配です❗
  • 30代 女性 匿名

    人間の食品にも添加物は入ってますが、「じゃあ一緒じゃん!そこまで気にしなくても」とは思えません。
    なぜなら、日本では2009年にペットフード安全法ができたとはいえ、ペットフードはなんと食品ではなく雑貨の扱い。
    フードの副産物には、病気で死んだ動物や糞尿が入っていることは結構有名なことです。
    様々な業者から話を聞いたことがありますが、粗悪なフードは人間の食品ほどの管理はされておらず、とてもじゃないが「人間の食品にも添加物はあるし!」と安心はできないのです。
    それに人間は自らの体を心配して食事内容を変えたり病院に行ったりできます。
    カップ麺やファストフードも食べますが、毎日3食摂れば健康に影響がでます。
    ましてや人間より体の小さいワンちゃんが同じフードを延々食べ続けるわけですから、人間より早く体に影響出ることは容易に想像できます。
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