犬の腎臓病に良い食事とは?おすすめのフード4選

犬の腎臓病に良い食事とは?おすすめのフード4選

お気に入りに追加

犬の腎臓病に良い食事とはどんなもの?愛犬が腎臓病を患ってしまった時や年齢と共に腎機能が低下してきた時など、腎臓に負担を掛けず愛犬に1日でも長生きしてもらうためにどんな食事管理をすればよいのでしょうか。犬の腎臓に良い食事やおすすめのフードについてご紹介します。

556view

犬の腎臓病に良い食事

食材とドッグフード

  • タンパク質の制限
  • リンの制限
  • ナトリウムの制限
  • 抗酸化物質の摂取
  • 食物繊維の摂取

犬の腎臓病に良い食事とは、低下してしまった腎機能に負担を掛けず、サポートできる食事のことを指します。この食事制限で基本となるのは「タンパク質」「リン」「ナトリウム」を調節です。これらはそれぞれ体内で重要な役割を担う成分でもありますので、完全に除去することはできません。少しでも腎臓の仕事を減らすために制限するというイメージです。

また、上記の制限に加えて、残っている腎機能を保護する効果が期待されるオメガ3脂肪酸やEPA、DHAの摂取、便秘改善の効果が期待される食物繊維の摂取などが推奨されています。犬の腎臓病においての食事療法は、ステージやその他の症状などと合わせて慎重に選ぶ必要があるため、主食となるドッグフード選びや手作りご飯の内容についてかかりつけ医の獣医師としっかり相談しましょう。

腎臓病の犬のおやつについて

腎臓病の犬のおやつについては、絶対に与えてはいけないわけではありません。特に腎臓病の場合、一度壊れた腎機能が回復することはなく、その治療は一生涯に渡ります。だからこそ、一日でも長く楽しく愛犬に過ごしてもらうことが重要であり、何でもかんでも制限すればいいというものでもありませんよね。

しかし、腎臓病を患った以上、与えるおやつの種類や量には注意が必要です。市販の腎臓病に配慮した犬用おやつはもちろん、ささみやさつまいもを使った無添加おやつを手作りする飼い主さんも多いようです。また、食物繊維やポリフェノールを豊富に含むりんごなどのフルーツもおすすめですが、バナナなどカリウムを豊富に含むフルーツは避けるようにしましょう。

犬の腎臓病の症状とケアの方法

水を飲む犬

犬の腎臓病の症状とケアの方法についてご紹介します。

犬の腎臓病の種類

犬の腎臓病には、腎炎フィラリア症や腎盂腎炎、ネフローゼ症候群などがありますが、なかでも最も発症率が高いとされているのが「慢性腎不全」です。犬の慢性腎不全とは、ネフロンと呼ばれる尿をろ過する役割を担う機能が数ヶ月から数年の時間を掛けて緩やかに破壊され、腎臓が機能不全に陥った状態のことを言います。

犬の腎臓病の症状

犬の腎臓病の症状については腎臓病の種類によって異なるものの、腎機能が低下することで以下のような症状が現れます。

  • 多飲多尿
  • 食欲不振
  • 嘔吐下痢
  • 体重減少
  • 脱水症状
  • 貧血
  • 尿毒症

犬の腎臓病では、腎臓の約75%以上が破壊されてから症状が現れることも多いため、初期には無症状であることも珍しくありません。急性腎不全などの腎臓病では数時間から1日程度で急激に症状が進行し、激しい嘔吐や下痢、けいれん、更には末期症状である尿毒症などの症状を示す場合もありますが、慢性腎不全など進行が緩やかな腎臓病の場合は、水を多く飲みおしっこの回数が増えるなどの些細な症状から始まります。

一度壊れた腎機能を取り戻すことは不可能であるため、些細な変化を見逃さず、早期発見、早期治療を心がけることが最も重要となります。日頃から、飲水量やおしっこの量などをしっかりチェックしておきましょう。

犬の腎臓病で必要なケア

犬の腎臓病で必要なケアとしては、ここまでご紹介してきた「食事療法」はもちろん、「水分補給」も非常に重要となります。水分を摂取して尿量を増やすことは、体内の老廃物や毒素を排泄させることにも繋がります。「たくさん食べてたくさん飲む」ことを常に意識しましょう。

また、犬の腎臓病は進行を遅らせることはできても、根治することはできません。そのため、徐々に進行していく病気とその症状に合わせて、治療方法や自宅でのケアを切り替えていくことが重要となります。食事量やおしっこの量、体重、食欲、元気の有無などをしっかりと観察して、何か異変があればすぐにかかりつけ医を受診できるようにしておきましょう。

犬の腎臓に良いオススメのフード

犬とドッグフード

犬の腎臓に良いオススメのフードについてご紹介します。

1. アニモンダ

アニモンダ インテグラプロテクト ニーレン

療法食 腎臓ケアドライフード
2,484円(税込)

商品情報
グレインフリーの療養食

腎臓ケア用食事療法食として販売されているアニモンダのインテグラプロテクト ニーレンは、タンパク質およびリンの含有量の減少はもちろん、グレインフリー、高品質のタンパク質のみ使用と腎臓ケアに配慮した設計が凝らされているドッグフードです。

アニモンダ インテグラプロテクト

療法食 腎臓ケア 豚
671円(税込)

商品情報
腎臓ケア用・無添加

腎臓ケア設計のフードのなかでも、比較的嗜好性が高く、「このフードであれば食べてくれる!」という飼い主さんの声も少なくありません。アニモンダのインテグラプロテクトニーレンラインには、ドライフードよりも更に嗜好性が高いと評判の良い無添加のウェットフードも販売されていますので水分補給として併用するのもオススメです。

2. ロイヤルカナン

ロイヤルカナン 療法食 腎臓サポートセレクション

療法食 腎臓サポートセレクション
4,161円(税込)

商品情報
リン含有量を制限・タンパク質や必須脂肪酸の含有量を調整

ロイヤルカナンの腎臓サポートフードは、タンパク質やリンの制限はもちろん、オメガ3系不飽和脂肪酸(EPA、DHA)などの抗酸化物質、代謝恒常性を維持するためのクエン酸カリウムなどが配合されている療法食です。動物病院で処方されることも多いロイヤルカナンの療法食は、好みはあるものの嗜好性に定評があり、何より数値の改善が見られたとの声が非常に多く上がっています。

ロイヤルカナン 腎臓サポート缶 療法食

腎臓サポート缶 犬用 ウェット
3,211円(税込)

商品情報
ウェットタイプの療養食

ロイヤルカナンの腎臓サポートラインには2種類のドライフードとウェットフード、流動食用のリキッドなども販売されていますので、愛犬の体調に応じて選ぶこともできますね。

ロイヤルカナン 療法食 リキッド

療法食 腎臓サポート
3,080円(税込)

商品情報
流動食タイプ

特にロイヤルカナン腎臓サポートリキッドは流動食としてはもちろん、食欲が低下している時や、何でもいいからとにかく食べてほしいという時に是非一度試してみてください。

3. ヒルズ

ヒルズ プリスクリプション・ダイエット 腎臓ケア

プリスクリプション・ダイエット療法食
2,028円(税込)

商品情報
リン、ナトリウムを調整した腎臓ケアサポート食

ヒルズのプリスクリプション・ダイエット k/d 腎臓ケアは、リンやナトリウムなどが調整された特別療法食であり、オメガ3系脂肪酸も配合されています。ヒルズは、前述したロイヤルカナンと並んで動物病院での処方も多く、安全性やその効果には十分に期待できます。ただ、食いつきがあまり良くないという声も多いため、ウェットフードとの併用がオススメです。

ヒルズ 犬用 腎臓ケア

腎臓ケア
2,250円(税込)

商品情報
チキン&野菜入りシチュー

ヒルズk/dドライやウェットは、動物病院でサンプルを配布している場合もありますので、気になる場合はかかりつけ医に相談してみましょう。

4. ドクターズケア キドニーケア

療法食
2,182円(税込)

商品情報
腎臓の健康維持のためにω3脂肪酸を配合

ドクターズケアのキドニーケアは、慢性腎不全の症状を持つ犬の食事管理のため開発された療法食です。リンやナトリウム、タンパク質の含有量を制限し、可溶性食物繊維(フラクトオリゴ糖)やオメガ3脂肪酸などを配合しています。

小粒タイプで小型犬や老犬でも食べやすく、嗜好性にも定評があります。様々な療法食を試して
結果的にドクターズケアに辿り着いたという飼い主さんは非常に多く、痩せ型から標準まで体重が回復したという声も多いようです。特に「脂っぽさがない」という声が多く、食欲不振のわんちゃんでも食べやすい特徴を持ちますので、是非一度試してみてください。

犬の腎臓に良いオススメのフードと言っても、愛犬の体質や好みによって体に合うフードは様々です。そのため、腎臓サポートフードを比較することはなかなか困難であり、とにかく愛犬が食べてくれるものを試してみる他ありません。上記のロイヤルカナンやヒルズ、ドクターズケアなどの療法食は動物病院でサンプルを配布していることもありますので、一度かかりつけ医に相談してみるのも良いかもしれません。

犬がフードを食べない場合の対策

食事中の犬

犬がフードを食べない場合の対策についてご紹介します。特に腎臓サポートの療法食などは、犬にとって美味しくないものが多く、食欲不振に頭を悩ませる飼い主さんも非常に多いようです。まずは、以下のような対策を試してみてください。

トッピングする

愛犬がフードを食べない場合、まずはフードにささみの煮汁やウェットフードをトッピングして食欲増進を図りましょう。フードをお湯でふやかすだけでも香りが強くなったり、柔らかく食べやすくなったりして食事量を増やすことができる場合もあります。腎臓サポートフードにも嗜好性が高いウェットフードが販売されていますので、それらを利用するとより安心ですね。

流動食を利用する

犬がフードを食べない場合で、自ら食べ物を口にするのが困難な場合は思い切って流動食を利用しましょう。嗜好性が高い流動食を選び、スポイトなどで口に少量流し込むと食欲を誘うことができる場合もあります。初めはどうしても嫌がってしまうかもしれませんが、少量でも食べることで体力が回復し、自ら進んで食事を摂るきっかけとなる場合もあります。この時、腎臓サポートフードの流動食タイプを利用するのがオススメです。

フードを切り替える

犬がフードを食べない場合、思い切ってフードを切り替えてしまうのも一つの手です。腎臓サポートの療法食を食べてくれるのが最も理想的ではありますが、全く食事を摂らないことのほうが問題です。犬が腎臓病を患った時、「療法食がベストではあるが、何でも良いからとにかく食べることが大切」と指導する獣医師も少なくありません。

まずは、様々な療法食を試してみることから始め、それでも食べてくれない場合は獣医師に相談の上、とにかく愛犬の食欲を維持できるドッグフードを与えるのも良いかもしれません。

まとめ

ウェットフード

犬の腎臓病に良い食事についてご紹介しました。人や体に負担を掛けない病院食よりも焼き肉や唐揚げを好むように、犬にとっても療法食は美味しいものではないようです。ただでさえ体調が良くない時に、美味しくないものを出されてもなかなか食べようと思えないのは致し方ないことなのかもしれません。

ただ、食べるということは生きる上で非常に重要なことであり、食べなければみるみるうちに体力が落ち、命に危険が及びます。近年では、犬の腎臓サポート療法食も嗜好性が高いものが増えつつあり、犬にも好みがありますので様々な療法食を試してみることから始めてみましょう。

愛犬が腎臓病を患った時、一番大切なのは「QOL(クオリティ・オブ・ライフ」、生活の質の維持です。もちろん、治療としての療法食は重要なものではありますが、食事は愛犬にとって楽しみの一つでもありますので、なるべく愛犬が食事の時間を楽しめるような工夫を心がけたいですね。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事をシェアする
LINExわんちゃんホンポ(友達に追加する)
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。