マンションで飼いやすい犬種①「トイプードル」
- 体高:24~28cm
- 体重:2~4kg
マンションで飼うお勧めの犬はトイプードルです。巻毛のシングルコートで毛は抜けにくく、体臭もほとんどありません。アレルギーの人でも毛が抜けにくいということで、反応が出にくいようです。しかし、トイプードルは毛が伸び、細かいカールで絡まりやすく汚れやすいため、頻繁にトリミングが必要です。トリミングの手間とお金はかかります。
とても利口で、活発、従順な性格なため、初めて飼う方、家族がいる方でも飼いやすく、育てやすいです。 基本的なしつけも覚えるのが早いため、飼い主に威嚇したり噛んだりという悩みも少なく、近隣迷惑になりにくいため、安心して飼えます。散歩は1日20分~30分が目安です。フレンドリーな性格なため、散歩中に他の犬と触れ合うことが大好きです。
マンションで飼いやすい犬種②「シーズー」
- 体高:20~30cm
- 体重:5~8kg
シーズーはマンションで多く飼われている犬種です。抜け毛が少なく、臭いも気になりません。 夏の暑さが苦手なため、夏季はサマーカットをする家庭が多いです。毛が長くて汚れやすいため、毎日~週3回以上はブラッシングをしましょう。
穏やかで落ち着いた面と、プライドが高く、繊細な面の両方をもっています。かつ、頑固な性格のため、しつけの面では根気が必要となります。特に無駄吠えのしつけは根気強く頑張っていただきたく、基本的には無駄吠えは少ないですが、しつけ次第では無駄吠えをしてしまい、扱いが難しい犬になってしまいます。無駄吠えをすることにより、飼い主さんのストレスが溜まっていくばかりなので、根気よくなおすことをお勧めします。
子供との付き合いが上手で、他人にも友好的でおおらかな性格であり、神経質なシーズーは少ないため、子供や高齢者のいるファミリーでも飼育ができます。
夏季以外は毎日20~30分の散歩と、室内運動の両方を上手に使って運動をさせてください。
マンションで飼いやすい犬種③「チワワ」
- 体高:15~23cm
- 体重:1~3kg
チワワは超小型犬のため、マンションのエレベーターや階段などで、抱っこして移動しやすく苦労をしません。チワワの中でも、スムースコートチワワと、ロングコートチワワの2種類がいます。
ロングコートチワワ
ダブルコートで被毛が長く、毛が絡まりやすいため、定期的なブラッシングが必要です。毛の成長サイクルが長いため、スムースコートチワワより抜け毛が少ないです。
スムースコートチワワ
シングルコートで寒さに弱いため、冬は室温の調節、散歩の時は服を着せるなど、体温調節が必要になります。抜け毛が多く、毎日のブラッシングが必要となります。
二種類とも換毛期は毛が抜けるので、しっかりとケアをしましょう。飼い主に忠実で献身的ですが、飼い主の誰か一人だけに集中するため、誰に対しても愛嬌を振りまくわけではありません。
また、学習能力があり、しつけが覚えやすいため、一人暮らしやマンションで飼っている方が多いです。
縄張り意識や警戒心が強く、大きな犬の前でも怖気づかないような勇敢さがあるため、知らない人や、大きさに関係なく、犬に対して吠えることがあります。子犬の頃からしっかりしつけておくと、飼い主さんもストレスなく過ごせるようになります。
自立心があるため、留守番が得意で、仕事で家を長時間空ける方や、一人暮らしの方には向いていると思います。超小型犬で、室内でも十分な運動になりますが、ストレスは溜まると無駄吠えが多くなりますので、気分転換や、社会性を養うためにも、お散歩でリフレッシュさせましょう。
マンションで飼いやすい犬種④「ヨークシャテリア」
- 体高:15~18cm
- 体重:2~3kg
マンションで飼うお勧めの犬種にはヨークシャテリアもいます。ヨークシャテリアは抜毛が少ないシングルコートですが、春から夏の換毛期には毛量が多くなり、よく抜けます。また、細く絡まりやすいため、毎日のブラッシングは欠かせません。
暑さ寒さに弱いため、室内の温度調節をしたり、冬は服を着せたりして、体温調節をしてあげましょう。
勇敢で負けん気が強く、頑固で自己主張をする性格です。主人と認めた相手には、深い信頼を寄せてくれます。物覚えがよく、しつけに対する学習能力が高いため、トイレもさっそく覚えてくれます。
賢い分、しつけをしっかりしなければ、手に負えなくなるので、初めて犬を飼う方、しつけが苦手な方は、飼うのは難しそうです。日中は家を空けて、犬を一匹で残してしまうという家庭も、ヨークシャテリアは飼い主と離れると食欲が落ちたり、不活発になったりするため、不向きかもしれません。お留守番が得意ではなく、賢い頭をフル回転していたずらの数々をしでかし、帰ってきたら家がぐちゃぐちゃということも…。
散歩は小型犬のため室内でも良さそうですが、ストレスが溜まると無駄吠えが増えることがありますので、気分転換やストレス発散、社会性を養うためにも、20分程度の散歩をしてあげましょう。 頭を使う遊びが大好きなので、室内での遊びを工夫して、一緒に遊ぶと喜ぶと思います。
マンションで飼いやすい犬種⑤「フレンチブルドッグ」
- 体高:26~31cm
- 体重:8~14kg
マンションで飼う犬としてお勧めのフレンチブルドッグは、予想をはるかに超える被毛の量が抜け、毛が短いので人の足に刺さるそうです。実際に飼っておられる飼い主さんが、そう仰っていました。抜け毛は年がら年中で、毎日の掃除は欠かせません。普通に撫でるだけで、抜ける量は見ないふりができない程だそうです。
「どれくらい毛が抜けるのだろう?」と気になる方は、「フレンチブルドッグ 毛」で調べてみてください。どれくらい抜けるのか写真付きで紹介されています。
穏やかで思慮深く、神経質な面は少ないため、無駄吠えをあまりしません。甘えん坊で愛情深く、家族と過ごすのが好きで、性格がよく、他の犬とも仲良くできるため、飼いやすいです。しかし平和的でフレンドリーな性格のですが、飼い主以外には、懐くまでに時間がかかることもあります。
活発ではありますが、目から口までの短い犬種であり、暑さに弱く、がに股のため股関節に負担がかかることがあります。散歩や運動のし過ぎは禁物です。そのため気温が高い季節は、室内などで遊びを交えながら軽い運動をするのが良いと思います。しかし、室内にずっといるとストレスがたまると思うので、気分転換や社会性を養うためにも、10分程度の散歩をしてあげると良いでしょう。
ブラッシングはそんなに必要ありませんが、顔のシワに汚れが溜まりやすく、臭いや炎症のもととなりますので、拭いて清潔に保つのが必要です。暑さ寒さに弱いため、室温の調整や、冬は服を着せて体温調節をしてあげましょう。
マンションで飼いやすい犬種⑥「ポメラニアン」
- 体高:13~28cm
- 体重:1.9~5kg
私の飼っているポメラニアンは、体高28cm、体重4.4kgと、大きめになりました。超小型犬のため、エレベーターや階段を抱っこして連れ出すには、丁度いいサイズでマンション飼育に向いています。
しかし、縄張り意識が強く、インターホンや人の歩く音などに激しく反応するために、子犬の頃からしっかりと、無駄吠えのしつけをしておきましょう。甘やかすと無駄吠えは酷くなる一方で、飼い主のストレスも溜まっていくという、悪循環に陥ってしまいます。
被毛は密集したダブルコートで、抜け毛が多いです。毛が柔らかいためにもつれやすく、耳周りに毛玉ができやすいため、ほぼ毎日のブラッシングが必要になります。多い時はごっそり取れます。5日前にトリミングして抜け毛をごっそり取ったのに、もう出てきています。
友好で活発な犬種で、飼い主が大好きでお出かけを一緒にすることをとても喜びます。甘えん坊で、飼い主の横にピタッとくっつき、「撫でて~」と、お腹を簡単に見せてくれる可愛さがあったり、食べ物を手に入れるためにジャンプしたり、低い場所に欲しいものがあると、中腰の姿勢で必死に頑張る姿が面白いです。
知性豊かな犬種でしつけや芸を覚えやすいため、教えておきたいことをしつけると、しっかりと覚えていてくれます。また、暑さに弱く、室内の体温調節が必要です。結構体力があり、毎日室内に閉じ込めておくとストレスで無駄吠えが増えます。なので、散歩は30分程度、連れ出してあげましょう。
マンションで飼いやすい犬種⑦「パグ」
体高:25~28cm
体重:6~9kg
パグは、春から夏の換毛期の時期は多く家が抜けるため、毎日のブラッシングが必要になります。性格は明るく陽気であり、素直で落ち着いているという良い子の典型です。しかし、頑固でマイペース、嫉妬深く、甘やかしすぎるとわがままになる面があるため、可愛いからと甘やかすのは程々にしましょう。
警戒心が少なく、無駄吠えもほぼないので、番犬にするには不向きな犬種です。しつけは根気強く教える必要があるため、飼い主さんは根負けしないように何度も向き合う必要があります。
パグは太りやすいため、散歩は欠かせません。1日30分くらいの散歩と、室内遊びでたくさん運動させてあげましょう。吠えても声が低く響きにくいため、近隣の騒音トラブルの心配はなく、マンションで飼うにはとても向いています。
まとめ
いかがでしたか?マンションで犬を飼おうか検討中の方の、参考になりましたでしょうか? マンションで飼うには、廊下や階段、エレベータで抱っこできるサイズを選ぶのが一番良いとおもいます。
飼う際は、犬の足音や吠えた声が響かないように、防音マットを敷くなどして配慮をし、共用部分ではおしっこやうんちには十分に注意して、みんなが心地よく過ごせるようにマナーには気をつけましょう。また、賃貸の方はもちろん、そうでない方も契約書をよく読み、犬の飼い方に気をつけてください。
一番考えて欲しいことは、「やはり飼うのは大変だから」と捨てないでください。犬は物ではありません。最期まで飼えるかどうか、実際に飼っている方に聞いたり、調べたりして、慎重に、真剣に考えてから飼うようにしましょう。
ユーザーのコメント
40代 女性 はるか
女性 しめさば
50代以上 女性 レイン
30代 男性 すまいるしろわんこしろ
2頭目ですが、どちらも保護犬です。
番犬にもなりますが、攻撃性はなくマイベースな性格です。
確かに被毛の維持管理は、大変です。
アレルギー体質の子なんて、体臭も気になるでしょう。
チワワ、ポメ、プーなど人気犬種出てきてますが…無駄吠えが多い気がします。
犬種で決めるのではなく、やはり最終的には飼い主さん次第で、変わります。
女性 もふころ
50代以上 女性 こてまま
火災報知器の検査にきた業者さんが
部屋の隅にいた犬に気付かず帰ってしまったほど 気配がないです?
エレベーターに乗ると一緒になった人にもかわいがっでらえるので
うれしいし
犬が嫌いな人には 気配がないので あまり迷惑をかけていないのではないかと思っています
病気のせいでくすりは毎日飲んでいます。そのせいか 毛が減ってきて 抜け毛もあんまりありません。
犬の飼えるマンションでよかったと思っています。