犬の足腰が衰えているときに見せる6つのサイン!早期発見で寝たきり予防

【獣医師監修】犬の足腰が衰えているときに見せる6つのサイン!早期発見で寝たきり予防

なんだか最近ゆっくり歩くな…オスワリが上手にできなくなった気が…愛犬にそんな症状は見れられませんか。犬の足腰が衰えているときのサインをご紹介します。

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記事の監修

日本獣医生命科学大学卒業。北海道の大学病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

最近、愛犬の動きがゆっくりになった。オスワリやフセが上手にできなくなった。そんな症状は見られませんか。大事な愛犬。いつまでも元気でいてほしいものですが、犬もいずれシニア期と呼ばれる年齢に到達します。

今回はそんな犬のシニア期に入ったら特に注意したい「犬の足腰が衰えているときのサイン6つ」をご紹介します。なるべく早期発見してあげることで、寝たきりの予防をしてあげましょう。

犬のシニア期

芝生でたたずむ犬

これまで当たり前にできていたことが少しずつできなくなったり、寝る時間が増えたり。そんな時間が増えたら、犬がシニア期に突入している合図かもしれません。

犬は一般的に小型犬、中型犬は6~8歳ころから、大型犬は5~6歳ころからシニア期に突入するといわれています。近年は犬の寿命も延びてきているため、この年齢でもまだまだ若い犬も多くいます。しかしながら、どんな犬でもいつかは訪れるシニア期。

そんなシニア期を迎えたら、犬は被毛が薄くなる、白髪が生え始めるといった見た目の変化や、口臭や体臭の変化、耳や目が見えにくくなるといった身体的な変化、寝る時間が増える、散歩に行きたがらない、粗相をするといった行動の変化が見られ始めます。認知症のような症状や内臓疾患を患う犬も出てきます。

このようにシニア期には、これまで以上に飼い主さんが愛犬の健康状態を把握し、管理してあげる必要があります。

犬の足腰が衰えているときの6つのサイン

散歩をする犬

今回はいくつかあるシニア期に見られる身体的変化の中から「足腰の衰え」について、犬が足腰が衰えているときに見せる6つのサインをご紹介します。これらの症状がみられる場合は飼い主さんができる限りの対策をしてあげましょう。

①歩くのが遅くなる

お父さんと散歩する犬

一つ目は歩く速度が遅くなるといった症状です。いつもは駆け足や早歩きだった散歩の際に、トボトボとゆっくり歩くようになります。無理に引っ張らずに、愛犬のペースで歩かせてあげるようにしましょう。

②小股で歩くようになる、後ろ足の幅が腰幅より狭くなる

散歩中のシニア犬

次に歩く速度が遅くなるのと同時に、歩く際の足幅に変化が見られます。足腰の衰えで歩幅が狭くなり、小股で歩くようになります。また、腰への負担をなくすために、後ろ足の幅が腰幅より狭くります。

③何もない場所でつまずくようになる

遠くを見つめる犬

足腰が衰えると、足が思うように上に上がらなくなります。そのため、何もない場所でつまずきやすくなってしまいます。

④足先が傷ついている、黒ずんでいる

犬の足

足を引きずって歩くことで、足先が傷ついたり、黒ずみます。普通に歩いているように見えても、足先が傷ついていたり、黒ずんでいる場合、足腰が弱まって歩き方が変わっている可能性があるため注意が必要です。

⑤フセやオスワリが上手にできなくなる

おすわりをする犬

足腰が弱まることで、今まで出来ていたフセやオスワリに時間がかかります。フセやオスワリをしようとしても、なかなかできずにウロウロしてしまいます。

⑥オスワリやフセから立ち上がれなくなる

伏せをするパピヨン

オスワリやフセの状態から、立ち上がるのに時間がかかったり、スムーズに立ち上がれなくなるのも足腰が衰えているサインです。

足腰が衰えてからの対策

靴下を履いている犬の足

ご紹介したようなサインが見られた場合、以下のような対策をしてあげましょう。老化なので「治す」という考えよりも、「補助する」ことで少しでもスムーズに生活できるようにしてあげることが大切です。

できるペースで運動をする

足腰が弱まることで、散歩の際の足取りもおぼつかなくなっていきます。しかし、そこで散歩をやめてしまうのは逆効果となってしまいます。体調が悪くないようであればゆっくり、できるペースでいいので、愛犬の様子を見ながら散歩などの運動は継続しましょう。筋力を維持し、血液循環にも必要ですし、何よりも外が大好きな犬にとっては脳の活性化にも繋がります。

足腰に負担がかからないようにマットやコルクマットを敷く

家の中にいてもすべての動作は足腰に負担がかかります。少しでも負担を和らげるためにも、フローリングや畳などの滑りやすい部屋には犬が歩きやすいようにマットやコルクマットを敷いてあげましょう。足腰への負担が大幅に減少します。

滑り止め付きの犬用の靴下、靴を履かせる

足腰への負担を和らげる方法として、滑り止め付きの犬用靴下や靴を履かせることも効果的です。愛犬のサイズに合ったものを選んで履かせてあげるようにしましょう。
場合によっては、足腰の弱さが年齢だけではなく、ヘルニアや関節炎などの病気からくる場合がありますので、気になる場合は相談しましょう。

まとめ

眠る犬

愛犬がシニア期に突入すると、飼い主さんは愛犬の老化を目の当たりにして悲しさを感じてしまいます。しかし、それだけの時間共に過ごせた喜びも感じることができ、愛情も深まっていきます。また、シニア期の犬にはその歳ならではの可愛さがありますよね。

愛犬の老化を悲観するのではなく、最期まで愛犬が元気に幸せに過ごせるように、愛情を持って出来る限りのサポートをしていきたいものです。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    女性 匿名

    8才のシニア期に入りましたが、まだまだ元気なうちの子は人間でいうと65才くらいです。
    脚腰の衰えというほどではないですが、以前ほど引っ張られなくなりました。楽になって良かったような寂しいような。年齢を受け止めなくてはなりません。
    後何年健康的に過ごせるか分からないけれど、大好きな散歩を毎日楽しんでいます。
  • 投稿者

    50代以上 女性 小雪です

    今年の正月、人間で言うリウマチからの両足股関節脱臼になりました。東京の病院で骨を削り、ステロイド剤を約半年飲みました。現在はジャンプするまで回復しています。11才になったわがままな女の子です。
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