留守番に向いている犬種3選

留守番に向いている犬種3選

犬を飼う時に気になることの一つとして、飼い主が不在の時に「留守番」できるかどうか、ではないでしょうか。今回は留守番に向いているといわれる犬種と注意点をご紹介します。

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犬を飼う際に気になるのが、飼い主さんがいない時に犬だけで留守番ができるのかではないでしょうか。もちろん個体差でも大きく異なりますが、犬種によっても留守番に向いている犬種とそうでない犬種がいます。

今回は「留守番に向いている」といわれる犬種についてご紹介します。

なお、留守番をさせることは飼い主さんの都合です。初めから留守が多いと分かっている家庭では犬の飼育自体を再検討することをおすすめします。

留守番に向いている犬とは

留守番をしている犬

犬種をご紹介する前に「留守番に向いている犬」とはいったいどういう犬のことか考えてみましょう。飼い主さんにとっては「部屋を荒らさない」「粗相をしない」といった内容ではないでしょうか。飼い主さんの力量次第というのもありますし、少し大雑把な条件となりますが、1つ目の条件としては「飼い主さんの言うことを聞く犬」になります。

それでは犬にとっては留守番するというのはどういう気持ちでしょうか。いくら部屋を荒らさなくても、トイレの場所は守ったとしても、一人ぼっちで留守番をすることに大きなストレスを感じる犬もいます。その点を考えると、二つ目のポイントは「一人でもストレスを感じない」犬ではないでしょうか。

今回ご紹介する「留守番に向いている犬」として、

  • トレーニングが入りやすい「賢い犬種」(同じく飼い主さんも賢くある必要があります)
  • 一人でもストレスを感じにくい「自立心がある犬種」

この二つに当てはまる犬種をご紹介したいと思います。

留守番に向いている犬種

部屋で寝そべる柴犬

柴犬

賢く、飼い主に忠実な犬種といえば「柴犬」があげられます。元来の性質として警戒心が強いため、昔から日本の家の番犬としても活躍してきました。また、リーダーシップをしっかりと取ることができる飼い主には非常に忠実ですが、同時に自立心を持ち合わせているため、飼い主の長時間不在にも順応するといわれています。また、自分のテリトリーの範囲で過ごすことを好むため、逆に構われ過ぎることは好みではない個体が多いようです。

なお、長時間の留守番が可能な場合でも、運動量は必要な犬種のため、1日の十分な運動量は確保をしましょう。また、賢い分、コミュニケーションをしっかりと取ることと、飼い主さん側にも毅然とした態度とトレーニングスキルが必要です。

チワワ

室内犬として人気の「チワワ」も留守番に向いているといわれます。チワワは警戒心が強く、縄張り意識が高い性質を持ち合わせています。独立心が強く飼い主に依存し過ぎないため、一人での留守番に向いているといわれています。留守番に慣れさせるトレーニングを子犬の頃から行うことで、ある程度の留守番はすることが可能です。なお、身体が小さい犬種のため、特に暑さ寒さには強くありません。留守番をさせる場合は、夏場も冬場も空調の管理を確実に行ってください。

シーズー

人懐っこく温厚な性格の「シーズー」も留守番に向いているといわれています。シーズーが留守番に向いているといわれる理由として「ひとり遊びが得意」「聞き分けが良い」といった要素を持っているためです。聞き分けが良い分、柴犬と同様に飼い主さんとの信頼関係の上にトレーニングがされている必要があります。また、シーズーを飼育する場合は、室内飼いのことが多いと思います。被毛が長い犬種でもあるため、夏場の留守番の際には高温多湿にならないよう温度調整に注意が必要です。

注意点

ケージの中の犬

留守番に向いているといわれる犬種をご紹介しましたが、本来、毎日のように何時間も犬だけで置いておくということはおすすめできません。どんなに賢く、自立心が強い犬だとしても、犬を飼育する以上はコミュニケーションとお世話の時間は必要です。もちろん散歩の時間も十分に確保する必要があります。

その点を理解した上で、それでも留守番をさせなくてはならない時は、少なくとも以下の条件を満たしている必要がありそうです。

  • 飼い主さんとの信頼関係ができている
  • 留守番に慣れさせておく
  • 留守番の後にしっかりとコミュニケーションの時間を確保する

また「トイレと寝床の場所を一緒にしない」「誤飲などの事故が起きないようにする」といった「環境の整備」も飼い主さんが準備する必要があります。夏場冬場は「空調の管理」も必須ですよね。

まとめ

フローリングにふせる犬

飼い主さんの不在でストレスを感じてしまう犬も少なくありません。どんな犬種だとしても、犬を飼育する以上は長時間の留守番はしないことを前提としてくださいね。また、留守番をさせた時は、その分、帰宅後にはしっかりとコミュニケーションを行いましょう。普段から愛犬の精神状態をよく観察しておくことも大切です。

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