ツンデレと言われやすい犬種4選

ツンデレと言われやすい犬種4選

「フレンドリー」というイメージが強い犬ですが、そのイメージを覆すような「ツンデレな犬」もいます。そして、犬でありながら猫のように「ツンツン」と「デレデレ」の2面性を持ったツンデレ犬の虜になってしまう人も多いのではないでしょうか。この記事では、ツンデレと言われやすい犬種をご紹介します。

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猫だけじゃない!ツンデレな犬もいる!?

そっぽを向き合うブルドッグ

いつからでしょうか、「ツンデレ」という言葉が流行り始めて、今やすっかり浸透していますね。ツンデレとは、ツンツンとそっけない面とデレデレと甘える面を併せ持つこと。

例えば、ツンツンそっけない態度を取っていたかと思うと急にデレデレ甘えてきたり、普段はツンツンしているのに特定の人の前でだけデレデレになる…というのがツンデレです。

「ツンデレ」という言葉は猫の性格を表現するときによく用いられ、「猫=ツンデレ」「犬=フレンドリー」というイメージが定着しているようですが、「ツンデレ」とか「猫っぽい」と言われる犬たちも存在します。

ツンデレ犬は「わがまま」とか「気分屋」と思われてしまうこともありますが、ツンツンしているときとデレデレしているときのギャップに胸が「キュンッ!」としてしまう人も多いようです。

実は、私もそのひとり。ツンデレ犬が好きな私としては、ツンデレ傾向にある犬種が存在するのかが気になり…調べてみました!

今回は、ツンデレと言われやすい犬種を超小型犬、小型犬、中型犬、大型犬から1犬種ずつご紹介していきます。

ツンデレと言われやすい超小型犬:①チワワ

下を向くチワワ

純血種の中で世界最小と考えられているチワワ。その名は、メキシコ最大の州の名前に由来しています。

チワワの起源は謎に包まれており、論争が絶えないようですが、古代メキシコに存在したという「テチチ」という小型犬が祖先ではないかという説が有力とされています。

チワワの性格

チワワは明るく陽気な性格ですが警戒心が強く、見知らぬ人にはなかなか心を開かないこともあります。その反面、飼い主への忠誠心は強く、深い愛情を示します。

また、自立心が強くマイペースなところがあり、甘えたいときはすり寄って来るのに、気が向かないときはそっけない態度を取るというツンデレぶりを見せることも。

ウルウルとした大きな瞳でいつも飼い主さんを見つめているイメージがあるチワワですが…意外にもツンデレ傾向アリなのですね。

ツンデレと言われやすい小型犬:②ペキニーズ

たそがれているペキニーズ

鼻ぺちゃで愛嬌のある顔立ちのペキニーズは、1000年以上もの長い間中国宮廷でのみ飼育され、宮廷外に持ち出した者は死刑に処されたとも言われています。

皇帝が袖に入れて可愛がったことから、「袖犬」という名でも呼ばれていました。

1860年にイギリス軍が中国を侵略し、兵士たちが5匹のペキニーズをイギリスに持ち帰ったのちペキニーズは世界中に広まっていきました。

そして、今でも愛玩犬やショードッグとして安定した人気を維持しています。

ペキニーズの性格

ペキニーズは可愛らしい見た目とは違って自立心が強く、頑固な面や勇敢な面もあります。飼い主やその家族には忠実ですが、他人とは打ち解けるまで時間がかかる人見知りです。

あまり感情を表に出さず、甘えてくることはあっても飼い主に依存することはあまりないため、よく「猫のような性格」と表現されます。

ツンデレ犬が好きな人にはたまらない犬種と言えますね。

ツンデレと言われやすい中型犬:③柴犬

散歩を拒否する柴犬

柴犬は、日本の土着犬の中で最も古くから存在し、最も小さい犬種です。日本犬の中では小型犬に分類されますが、犬全体では中型犬に分類されます。

紀元前300年頃に中部地方で狩猟犬として飼われていたのではないかと考えらえています。

洋犬との異種交配やジステンパーの大流行、戦争などにより一時期純血の柴犬が激減しましたが、1936年に日本の天然記念物に指定されて絶滅の危機を乗り越えました。

柴犬の性格

かつては狩猟犬として活躍していた柴犬は自立心が強く、頑固な面もあります。警戒心も強く、他人や他犬は厳しい態度を見せますが飼い主には忠実で、愛情を示し甘えます。

とはいえ、あまりベタベタとされるのは苦手です。まさにツンデレ犬ですね。

ツンデレと言われやすい大型犬:④アフガン・ハウンド

白い毛のアフガンハウンド

アフガン・ハウンドは古代エジプト王朝時代から存在し、現存する犬種の中で最古の歴史を持つと言われています。

アフガニスタンの険しい山岳地帯で長い間狩猟犬として活躍してきたため、大きく発達した足の裏と保温性に優れた被毛を持っています。

「あまり飼い主の言うことを聞かない」と評されることもあるアフガン・ハウンドですが、それは俊足な狩猟犬だったことに関係しているようです。

アフガン・ハウンドの性格

アフガン・ハウンドは非常に俊足で、人が追いつけないスピードで獲物を追いかけるため主人の命令が間に合わず、自分の判断で獲物を捕獲しなくてはなりませんでした。

この狩猟犬としての自分で判断する能力が家庭犬になっても自立心の強いマイペースな性格となって表れ、ときには飼い主の言うことに従わずに自分の判断で行動してしまうことがあるのです。

アフガン・ハウンドは繊細な面があり、人見知りをしますが飼い主には深い愛情を示します。ですが、自分の気が向かないと乗ってこないタイプのため、ペキニーズと同様「猫のような性格」と言わることもあります。

アフガン・ハウンドのあの高貴な風貌は、見るからにツンデレな雰囲気を醸し出していますね。

まとめ

豪華な部屋にいるアフガンハウンド

ツンデレ犬の種類
  • チワワ
  • ペキニーズ
  • 柴犬
  • アフガン・ハウンド

ツンデレと言われやすい犬種を超小型犬から大型犬まで4犬種ご紹介しました。

柴犬のツンデレさはテレビなどでも取り上げられたりしていますが、見た目が可愛らしいチワワやペキニーズもツンデレ傾向にあるのはちょっと意外ではありませんでしたか?

4犬種とも「自立心が強い」という共通点があります。しっかりと自分を持っているところがツンデレ犬の魅力のひとつかもしれませんね。

犬種ごとの性格は、あくまでも「そういう傾向にある」ということですので、ご紹介した犬種の犬が全てツンデレというわけではありません。

このことをご理解頂いたうえでみなさんの参考になればうれしいです。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    50代以上 女性 匿名

    柴犬とチワワ飼いです。

    我が家もツンデレタイプです。
    ただ柴犬は警戒心より好奇心が強いので何にでも近寄り、それを見て安全確認し近寄るチワワです。(笑)
  • 投稿者

    20代 女性 あめたま

    我が家ではチワワを飼育していますが、あまりツンデレだなぁと感じた事はありません。

    愛犬はどちらかというとストレートに感情をぶつけてくるタイプなので機嫌の良い悪いの判断もしやすいです。

    しかし、気まぐれなところがあります。例えば先程まで抱っこをせがんでいたと思ったら急に一人になりたいとその場を離れる事がありました。

    更に一人で退屈そうにしていたのでおもちゃを持って遊ぼうと思ったら不満そうに深いため息を吐かれた事もありました。その後、渋々といったように少しだけ遊び再び一人の世界に浸っていきました。

    ツンデレというよりは気まぐれな猫のような性格が当てはまります。

    あるいは、そういった気分屋な点がツンデレな性格と言えるのかもしれません。
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