ビーグルの寿命
ビーグルの寿命は平均で12歳から15歳くらいと言われていて、純血種の中でも長く生きる事ができる犬種です。これは、寿命の短い犬種にありがちな、先天的な病気にかかってしまう遺伝子が殆ど無いという点で、長く生きられるのです。
また、良い環境で育ててあげれば、平均寿命よりも長く一緒にいられることができます。但し、ビーグルについての知識に乏しく、間違った育て方をしてしまうと、ビーグルの寿命は平均よりもずっと短くなってしまいます。
ビーグルは飼育に難しい犬種ではありませんが、ビーグルの寿命が少しでも長くなる為に、いくつか気を付けなくてはならない点があります。それさえしっかり抑えておけば、きっといつまでも元気でいてくれるでしょう。
ビーグルの寿命を延ばすための注意点
ビーグルは先天的な病気にかかることが殆ど無いので、平均寿命が長い犬種ですが、病気にかかりづらいというのであって、病気にかからない犬種ではありません。
例えば、ビーグルは肥満になりやすい性質を持っています。何でもよく食べるので、フードの量をしっかりと管理をして、おやつの与え過ぎに注意しないとすぐに太っていきます。
また、ビーグルは椎間板ヘルニアになりやすく、肥満によって腰などを痛めてしまう可能性があります。さらに肥満は糖尿病や心臓疾患などの病気を併発させる危険もあるので、くれぐれも太らせないように注意してあげなくてはなりません。
ビーグルは丈夫な犬種ですが、白内障や緑内障などの目の病気になりやすい事でも知られています。犬は言葉が喋れないので、見えづらくなっても飼い主さんがすぐに気が付いてあげる事が困難です。眼病の予防には、定期的な眼科検診をして、異常が無いかをチェックしてあげることがおすすめです。
これらの点をよく知っておくことで、ビーグルの寿命を延ばしてあげる事ができます。頭が良く、従順で温厚なビーグルの寿命を縮める事無く飼育するのは、飼い主さんの愛情次第で何とでもできるのです。
ビーグルの寿命を延ばすためのポイント
ビーグルの寿命を少しでも長くしてあげる最大のポイントは、肥満にさせないという事です。ビーグルは食欲がとても旺盛なので、フードを毎日元気にモリモリ食べます。ひょっとしたらもっと欲しいと要求してくるかもしれません。
そこで、飼い主さんがビーグルの寿命を延ばすためにしてあげられる事は、食事の量を毎回きちんと量って与え、それ以上は絶対に食べさせない事です。ビーグルは賢い犬なので、催促したらおかわりをくれる飼い主さんであれば、吠えて餌を要求してくることもあるでしょう。しかし、そこはきっちりとしつけをして教え込む事が大事です。賢い犬なので、毅然とした態度で無視をすれば催促しないようになり、肥満を防ぐことができます。
また、おやつにも気を付けましょう。おやつはご褒美として与えるにはとても良いアイテムです。おやつを与えてはいけないという話ではなく、カロリーの低いおやつを選んだり、おやつを与えた分、食事を減らしたりなど、工夫をしましょう。
病気になりづらいビーグルの寿命は、飼い主さん次第で短くも長くもなると言える犬です。ついつい与えてしまって太らせてしまった、という事が無いようにすることが、寿命を延ばす一番のポイントです。
ビーグルの寿命に影響を与える病気
ビーグルには目の病気にかかりやすかったり、肥満になることで椎間板ヘルニアになったりしてしまう恐れもありますが、これらの病気はいずれもビーグルの寿命に影響を与えるほどの事はありません。もちろん通院や介護など、手をかけてやる必要はありますが、ビーグルの寿命に直接関わってくる恐れが無い分、まだ気が楽です。
一番怖いのは、肥満から糖尿病になってしまったり、脂肪肝になり肝臓に負担がかかってしまったりすることです。ビーグルは糖尿病になっても、食欲が無くなったり元気が無くなったりする事が無いので、早期に気が付いて病院へ駆け込むケースは少ないです。
一番の特徴は、水を飲む量が異常に増えている場合です。糖尿病が進行していると、インスリンの投与や食事療法などが行われることになりますが、残念なことに糖尿病になってしまったビーグルの寿命はそう長くない場合もあります。
肝硬変になってしまった場合、肝臓病の中では末期の症状となるので治る事はありません。
腹水が溜まったり黄疸が出たり、昏睡状態になったりと、心配な症状が次々に現れてきます。そうならないように、ビーグルの食生活や運動には気を付けてあげなくてはなりません。
ビーグルは特にこれらの病気になりやすい犬種です。ほとんどが肥満から起こる病気なので、くれぐれも注意が必要です。
ビーグルの寿命に関するまとめ
ビーグルの寿命は、犬の中でも比較的長い方です。病気にかかりづらく、飼育のしやすい性質を持っているので、犬を飼うのが初めてという方にもおすすめです。
但し、一番の問題は太りやすいという点です。肥満から起こる病気によってビーグルの寿命に影響が出てくる可能性が出てきます。食事管理と運動が最も重要となってくるので、そのポイントだけはしっかりと抑えておきましょう。肥満に注意して、ビーグルの寿命をできるだけ長く延ばしてあげましょう。
ユーザーのコメント
20代 女性 匿名
先天的な病気を持つ犬種も少なくないので、その点は恵まれていますよね。とはいえ長生き出来てもヘルニアなどで歩けなくなってしまうのは勿体ないですので、気をつけてあげたいですよね。
実際階段を昇り降りしたりしてもヘルニアにならないワンちゃんもいれば、フローリングにマットを敷いたり工夫してもヘルニアになってしまう場合もありますので何とも言えないですが・・
なるべく段差は避けて腰に負担がかからないようにしてあげたり、関節などに良いサプリメントなど与えたり出来る範囲では何かしてあげたいなーと思います。
我が家の愛犬も今ぷちダイエットをしておりますが、メリハリをつけてオヤツもあげています。オヤツはコミュニケーションにも良いと思うので、その子に合ったなるべくカロリーも控えめな物を選んであげるのも良いと思います。フードを食べる子なら、1日分のご飯から少し取り、取った分をオヤツとして分けてあげるのもオススメです。
元気に長生きしてくれるように頑張りましょう(^^)
40代 女性 かえで
ただすぐに、肥満になってしまうのでごはんと運動のバランスに気を使いました。
ごはんは、フードにキャベツとささみを湯がいたのをトッピングして与えていました。
おやつはたまにしかあげませんでした!すこしでも、寿命を伸ばしたくてみんな必死でした!
性格は活発ですが落ち着きもありよくゆうことを聞きますし、躾にはあまり、困りませんでした。
お手入れは、シャンプーが好きだったのでおわったらよく拭き、軽くドライヤーでブラッシングしながら乾かすだけでしたのでかんたんでした!
ただ高齢になってくると、白内障や緑内障になりかけて、そちらの治療が大変でしたが根気よく治療をしてだいじには至りませんでした!
30代 女性 ひまわり
20代 女性 あめたま
というのも、可愛い愛犬のためにご飯の与え過ぎな良くないと理解していても、ワンちゃんが欲しいと意思表示をすれば多くの飼い主が「今回だけだよ」とご飯やおやつを与えてしまう可能性が高いからです。
したがって、完璧にビーグルの寿命を伸ばす為には動物病院の獣医や家族の中でも愛犬と接する機会が最も少ない人物に体重を逐一チェックして貰う事で肥満を回避出来ると考えます。
ワンちゃんに対してある程度厳しく接する事が出来る人物と連携し、初めて愛犬の体重管理が効果的に運用出来ます。
女性 ゴン吉
糖尿病はインスリンが必要になるほど悪化させてしまうと、食事の時間や種類、おやつの制限、インスリン投与の時間などとても細かく決めなくてはなりません。
それと、糖尿病からくる白内障は進行がとても早いので、早期発見が重要になります。
女性 コロ
糖尿病性の白内障の場合、とても進行が早いので目の病気に注意が必要なビーグルは特に気を付けた方がいいですね。避妊、去勢手術後は特に太りやすくなります。個体差はありますが、ビーグルは特に食欲が増しやすいそうです。最近のおやつは低カロリーだったり原料もこだわりを持ったものが多いので、しつけの時にはそういったおやつを選んであげるとストレスもなく過ごせると思います。
糖尿病になると水を飲む量が増え、それに比例してトイレの回数も増えます。食べているのに痩せてくる等も見られます。薬局などで販売している尿糖試験紙で尿の状態をチェックしてみるのも良いかと思います。
30代 女性 匿名
今年で15歳を迎えましたが、元気いっぱいです。まだ白内障にもなっていないみたいで、しっかりアイコンタクト出来ています。元気すぎて時々仔犬に間違われてしまう程です(笑)
食欲旺盛ですが、おやつは与えていません。お利口さんなので要求もしないですよー。
目指せ20歳!!
女性 BABA