ビーグルの平均体重とは?
成犬になった際のビーグルの体重は、大体8kgから14kgほどが目安となっています。小柄な犬ですが、食べることがとても好きなので、もしドッグフードなどの量を余り加減せずに出してしまっても、しっかりと食べてしまいます。そのため、太らないように与える量はきちんと管理する必要があります。
また、誕生して間もない、子犬のビーグルの体重や大きさは、個体差も大きくそれぞれで異なるケースの多いのが特徴ですが、10か月もたたないうちに10kgほどの体重までに成長し、成犬となります。成犬になると体の大きさも、33cm強から大きくても40cmほどになり、成犬として一般的な体高になるといわれています。また、歯も生まれて半年くらいで全て永久歯になります。
ビーグルの平均寿命とは
ビーグルは健康でタフという飼い主にとって魅力的な特徴があり、病気で余り困ることがないというのが一般的なため、ビーグルの寿命は15年前後といわれています。
ただ、1点だけ気を付けることは「体重の増加」です。
食べることにも強い興味があるため、飼い主の方で上手に食事のコントロールをしてあげる必要があります。犬が要求するからと、つい甘くなってしまって、食事以外にも間食のようにお菓子を目安量よりも多く与えてしまう可能性があります。その行為を日常的に続けていけば、当然のようにビーグルの体重増加につながってしまい、結果糖尿病を引き起こすことがありますから、愛犬の健康のために適切量は守りましょう。
ビーグルの食事による体重管理方法
食べることが大好きなビーグルの体重管理も、飼い主にとって非常に大切な仕事といえます。食欲盛んなビーグルは、人間のように「腹八分目だし、ここまででストップしよう」といった行動をとることはできません。
まず、乳歯が生えてきた時点で離乳食を食べさせるタイミングといえるでしょう。離乳食は市販でもありますが、通常の固いドッグフードをお湯に浸して柔らかくしたものを食べさせても大丈夫です。1日の必要量を4回分に分けて食べさせることがポイントになります。
一般的には、生まれてから半年頃が食欲盛んな時期ですから、「もう少し欲しい」と要求しているようなら、体調を壊さない範囲内で食べさせても問題ありません。ですので、その時期にちょっとビーグルの体重が増えたとしても、特に心配はないでしょう。
生まれて1年後にはドッグフードも大人用へと変えて、1日の必要量を2回分に分けて食べさせますが、かわいいからとつい過剰におやつを与えるのは厳禁です。ドッグフードもおやつも最適な量を心掛け、運動や散歩に関しても毎日必要な量を行ってあげることで、適切なビーグルの体重管理が実現できるでしょう。
ビーグルの体重管理に重要な運動量とは?
ビーグルの体重管理と健康面での観点から、絶対に欠かせないのが運動です。様々な犬種の中でも比較的小柄といえるビーグルですが、その見た目と違って必要とされる運動量は多いのが特徴になります。
まず、散歩は30分ほどを目安にして、朝と晩の2回で合計1時間くらいを1日の中で費やしてあげます。それが難しいようなら、1回でもいいので外へ連れ出してあげましょう。雨天時でなかなか外へ出せない状態ならば、かけっこやボールなどを使って遊んであげると、ストレスの緩和にはなります。
もし、ビーグルの体重が重いようなら、無理な運動は足腰に影響を及ぼす可能性が高くなりますので、ゆっくりと散歩させるだけにとどめた方が良いでしょう。
思いっきり体を動かせるような運動を取り入れる
狩猟犬だったという経緯があるため、1日の必要な運動量は多いといえます。これは、ビーグルの体重管理や健康面以外にも、ストレス解消の手段としても有効です。運動をさせるには柔らかくて足腰への負担を軽減できるように、敷地内を土で覆われたドッグランや公園内で、思いっきり遊んで走らせてあげるのが良いでしょう。
ビーグルの体重と同様に大切な健康診断
ビーグルの体重を増加しないよう管理すると同様に、是非最低1年に1度は獣医の元を訪れて、健康診断を受けて体温やビーグルの体重を量ったり、血液検査などをしたりしてチェックしてもらいましょう。
ビーグルの一般的な平均寿命は13歳ほどで、7歳頃から老化の症状が出やすくなってきますが、そういった中でもビーグルの体重面の管理や食事面、運動と併せて定期的に健康診断を受けるなどの対策をしている結果、15歳を過ぎても元気で過ごしているビーグルもいます。
それ以外でも日常の中でも食欲がない、便やおしっこの状態でいつもと違った点がないかを、チェックする習慣を身に付けた方が良いです。異変を感じたら動物病院へ連れて行くことで、何かの病気の前触れでも早期で発見することができるでしょう。
ビーグルの体重に関するまとめ
いつも元気いっぱいで、食事や運動が大好きで甘えん坊な性格のビーグルですが、是非愛犬がいつまでも家族の一員として長く生きられるように、健康面やビーグルに適した体重の管理をしてあげましょう。かわいいからとついお菓子などを与えすぎてしまわないように、ビーグルの平均体重の維持を努めることが肝心です。そういった普段の心掛けが、長生きさせてあげられるサポートとなるのです。
ユーザーのコメント
20代 女性 ぷりん
先天的な病気も少ないので、やはり一番は体重管理をきちんとするのがビーグルと暮らす上で大切なんですね。
先ほど見たビーグルの記事でも、なるべく寿命を長く生きて貰うには肥満に気をつけると書いていました。
食事に気をつけるのもですが、ビーグルはチワワなどの小型犬に比べて運動量が必要な犬種です。雨の日でもカッパを着てお散歩しているビーグルを見かけた事があります。
思いっきり動いた後は良く寝るのでイタズラも減ったりしますもんね。
比較的病気にはなりにくい犬種みたいですが、寿命が長い犬種なので定期的な健康診断や老後に備えての貯金やペット保険に加入することなど検討するのも良いかもしれません。
女性 まかぶらあろたる
垂れた耳と茶色×黒×白のブロッキングされた模様が特徴で、犬に詳しくない人でもけっこう誰でも知っているのではないかと思います。
とても人懐こくて、元気いっぱい遊ぶことが大好き!その反面、空港などて麻薬犬として活躍するなど、とても賢い犬種でもあるようです。
わが家のわんこ友だちの中にも、ビーグルを飼っている人がいます。どの子も体力があり、走り回ることが大好きなようです。またどの子にも共通している点が、とっても食いしん坊ということ。
少し目を離しているうちに、机の上のものをぜんぶ平らげてしまった!というエピソードがありました。
またよっぽどお腹が空いていたのか、まだ幼犬(とはいっても体格的には成犬にほぼ近い)だったビーグルに、飼い主が寒いだろうと綿入りの布団を夜にかけてあげたところ、朝には布団の綿を3分の1も食べてしまっていた!!ていうエピソードも聞きました。当然ながら手術で開腹し、綿を取り出すことになったとか…
とても賢いので、人間の上を行くほどの知恵者でもあります。しっかりリーダーが誰であるか教えこまないと、人間が犬に振り回される関係性になりかねません。
仮病、寝たふり、甘える、吠え続ける…飼い主が根負けするまで、あらゆる手段を試してきたりするそうです。
ビーグルをきちんとしつけられれば、どんな犬も飼えるということを耳にしたことがあります。
私の知る限り、しつけの成功したビーグルは近所では見たことがないですね(苦笑)
しつけにしても、体重コントロールにしても、飼い主の断固としたリーダー性や根気よく時間をかけて向き合うゆとりが、ビーグルを上手に飼っていくためには不可欠ではないかなーと思います。
女性 ささみ
太ったワンコ、傍から見ている分には愛嬌があってかわいいのですが、やはり肥満は健康の最大の敵ですからね。飼い主の責任ですね。
うちの犬はシニア期に入って、代謝が落ちたのか同じ量を食べていても太るようになってきました。食事もシニア用にシフトしていかないとです。