『良いペットショップ』と『悪いペットショップ』とは?
ショーケースの中に入れられた子犬たちを見て、とても驚く出来事がありました。
- 狭いショーケースの中は、おしっことうんちだらけ
- 子犬のお尻にウンチがこびりついている
- 子犬のカラダがおしっこでびしょ濡れになっている
- 毛はボッサボサのまま
- 目ヤニがたくさん付いている
など、全くお手入れをされた様子がありませんでした。
「この子たちは大切にされていないのかしら…」そんな気持ちでとても切なくなりました。
店舗の外にあるドッグランには親犬たちがいたのですが、とても汚らしく、お手入れをされている様子がありませんでした。
これは、確実に『悪いペットショップ』の例なのではないでしょうか。
良いペットショップと悪いペットショップの見極め方とは?
実店舗を持つペットショップにとって、お客様とのトラブルは信用を失ってしまうことにもなりますし、直接ブリーダーから仕入れる場合も、競り市で仕入れる場合も、業者から仕入れる場合も、利益以上にブリーダー選びは重要なことです。
良いペットショップなのか、悪いペットショップなのか、見極めたい場合には、これからご紹介する「質問」をしてみてください。
質問1.「この子犬はどこから来たのですか?」
- 良い答え→「○○というブリーダーさんからです」
- 悪い答→「わかりません」
どこから仕入れたのか、答えることができないなんて大問題です。
答えたくないのか、情報の共有ができていないのか、「アルバイトだから聞かされていません」では信頼できないお店だと判断して良いと思います。
質問2.「どちらのブリーダーさんですか?」
ブリーダーさんから仕入れたという場合、そのブリーダーさんに関する情報を聞きます。
犬舎の住所や連絡先など、細かく聞いて、インターネットで調べてみましょう。
インターネットで調べることができない場合には、電話してみても良いと思います。
質問3.「いつこのお店に来ましたか?」
生後49日以降に来た子犬であることが一般的なのですが、それ以前であれば「動物の愛護及び管理に関する法律」の違反になります。
質問4.「抱っこしてみても良いですか?」
子犬を触らせてもらう場合や抱っこさせてもらう場合、お客様に手の消毒をお願いするペットショップは良いペットショップです。
また、抱っこした子がどんな性格で普段どのように過ごしているのか答えられるかどうかも確認してみてください。
答えられるお店は、普段から動物達の事をよく観察しているペットショップなのだと思います。
私が「良いペットショップだな」と感じたこと
- とにかく清潔感がある
- 販売している動物たちを大切にしている
- いつでも相談に乗ってくれる
- お誕生日に関するサービスがある
清潔感
お店の全てに清潔感があること、これはとても重要なポイントだと思います。
子犬たちの清潔や安全もしっかり守られているかどうかチェックしてみてください。
うちの愛犬のポメラニアンは長毛なため、子犬のときにも毛が汚れやすいのですが、お尻周りもしっかりとお手入れされていました。
販売している動物たちを大切にしている
犬・猫・鳥・うさぎ・ハムスター・魚・亀・スッポン・カメレオンなど、ペットショップにはたくさんの動物たちがいますが、全ての動物たちを大切にお世話しているお店はとても良いお店だなと思います。
犬が好きだから犬だけ可愛がる、そんな店員さんのいるペットショップに出会ってしまったことがあり、とても悲しくなりました。
いつでも相談に乗ってくれる
これは、実際に子犬を購入した後のことなのですが、犬と暮らすことが初めての人や、何か困ったことや不安なことがあった場合、親身になって相談に乗ってくれるペットショップはとても良いお店だと思います。
売りっぱなしのお店は、ペットショップだけでなく、どんなお店でも悪いお店だなという印象を持ってしまいます。
お誕生日に関するサービスがある
うちの愛犬のポメラニアンはペットショップから迎えましたが、毎年お誕生日にはお祝いのメッセージカードが届きます、もう6年目です。
何かをサービスしてくれることが嬉しいのではなく、今までに送り出してきた何百頭ものポメラニアンのうちの一頭であるうちの子を覚えていてくれることが嬉しいんです。
トリミングをお願いするわけでもなく、何か買い物をするわけでもなく、ただ「元気な姿を見てもらいたいな」という思いだけで会いに行くのですが、お誕生日のプレゼントまでいただき、店員さん皆さんに抱っこされ、可愛がっていただき、生まれた日の話をして下さる店員さんがいたりなど、とても大切にされていたこと、今も大切に思っていただけていることがとても良くわかります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
良いペットショップと悪いペットショップの例を挙げてみたのですが、みなさんが実際にペットショップへ行ってみて、店員さんと接してみて、少しでも「嫌だな」という気持ちになってしまったのであれば、そのお店はやめておいた方が良いと思います。
子犬や親犬がどのような環境で飼育されているのか、どんなブリーダーさんや業者さんから仕入れたのか、犬や動物たちに対する姿勢や思いはどうなのか、みなさんが気になる点をしっかりチェックし、見極めましょう。
しつけの相談などアフターケアをして下さるペットショップはとても良いと思います。
ユーザーのコメント
50代以上 女性 夢
50代以上 女性 ベータママ
十店中八~九店は小型犬は散歩させる必要はそんなにありませんから大丈夫ですよと答えます。
商売なので仕方ない部分がありますが、このような回答をする店はダメです。
良いお店は散歩の必要性を説き、せっかく家族に迎えるのだから健康増進として散歩をしてみませんか?
というような散歩をさせる方向に話を持っていくお店は、犬のこともしっかり考えているし、いろんな相談(しつけの悩み等)にも乗ってくれます。
30代 女性 さくらママ
今でもたまに寄ると、サクラちゃん元気ですか?と名前を覚えていてくれて気にかけてくれたり、しつけのアドバイスもしてくれます。もちろん買い物しなくてもです。
今度はサクラちゃん連れてきてくださいね。と言って頂き、とても気持ちよくすごしております。なにが凄いって、その時の担当じゃない店員さんも覚えていてくれてることです!本当に心強いです。