犬のサニタリーパンツとは
メス犬でも生理があるのは知っていますか?メスの生理中の出血時に室内などを汚さないために、犬用のサニタリーパンツが使用されることが多いです。また、一般的には避妊手術をしていない生理中のメス犬にサニタリーパンツをはかせ、散歩や外出をすることがマナーとなっています。
オス犬は、メス犬の生理前後のフェロモンを察することができます。2キロ先にいるメス犬のフェロモンも察するほど、敏感だと言われています。中には、オス犬でもサニタリーパンツをはかせて散歩する飼い主さんもいるようです。
メス犬の生理はどれくらいの期間なのか?
メス犬の生理は、生後6ヶ月が過ぎたころから始まることが多いようです。個人差もあるので、生後1年を過ぎてから始まる犬もいるようです。生理期間に犬のサニタリーパンツを使用するのが一般的です。
犬の生理期間は、発情前期(7~10日)→発情期(8~13日)→発情後期(10~15日)→休止期(3~6ヶ月)の繰り返しです。小型犬・大型犬によっても生理期間には多少差がありますので、およその目安として考えてください。
生理前の予兆とは?
犬の生理前期になると、外陰部が腫れて膨らみ、陰部内から出血があるのが一般的です。でも、中にはその様子が表れていないのに生理前期がすでに始まっていることもあるようです。陰部以外の生理の予兆と思われる様子をまとめました。以下の様子も生理の始まりを見極め、犬のサニタリーパンツの使用を始める参考にしてみてください。
- 尿の回数がいつもより増えた
- いつもよりイライラしている
- オス犬がよく近づいてくる
- オス犬にいつも以上に匂いを嗅がれる
- いつもより食欲がある
犬のサニタリーパンツの使用方法
犬のサニタリーパンツは、いつどのように使用するとよいのでしょうか。犬のサニタリーパンツの一般的な使用方法をご紹介してみたいと思います。使用方法を正しく理解し、マナー違反にならないよう上手に使用しましょう。
散歩のマナー
メス犬の発情期前後の散歩の時に、サニタリーパンツをはかせることは飼い主としてのマナーの一つです。オス犬を飼っている人からすれば、発情期前後にはメス犬の散歩はするべきではないという意見もあるようです。ですが、発情期だからといって散歩をさせないのはメス犬のストレスになることも考えられます。ですから、発情期前後のマナーとしてサニタリーパンツを上手に使用し、犬のストレスを溜めないようにしてあげると良いでしょう。
メス犬のサニタリーパンツの使用期間は?
犬の生理は、主に発情前期から発情期にかけて出血があります。ですが、出血がある時だけ犬にサニタリーパンツをはかせればいいというわけではないようです。オス犬はメス犬の生理にはとても敏感なため、出血前の発情前期から発情後期の出血停止後にもはかせておくと良いでしょう。
飼い始めなど、犬の様子をみても見極めがつかない場合は、念のために散歩の時はサニタリーパンツを使用するようにすると良いかもしれません。サニタリーパンツとは思えないほど、さまざまな可愛いデザインのものがあるようです。
オスでも使えるサニタリーパンツ
去勢手術をしていないオス犬でも、発情期間中のメス犬に会ってしまった場合を考え、念のためにサニタリーパンツを使用する飼い主さんもいるようです。今は可愛いデザインのものが多いので、ファッション感覚で使用することができます。
犬のサニタリーパンツの最適な選び方
犬のサニタリーパンツは、選び方しだいで逆に犬にストレスを与えてしまうこともあります。犬にとって不快感が無く、ストレスにならないような快適なサニタリーパンツを選んであげましょう。
窮屈感がなく動きやすいもの
犬のサニタリーパンツのデザインは、さまざまです。犬に窮屈感を与えず、動きやすいものを選んであげましょう。動きにくいものだと、犬はサニタリーパンツをはくことを嫌がり、はかせることが困難になってしまう場合もあります。
通気性の優れたもの
犬のサニタリーパンツは、蒸れにくいように通気性の優れたものを選んであげましょう。汚れたまま長時間つけることは衛生的にもおすすめできません。蒸れたり、被れたりしないようにこまめに替えてあげてください。また、サニタリーパンツをはいていることで、ウンチがしにくかったり、我慢してしまったりすることも考えられるようです。長時間の使用は極力避けた方がいいのかもしれません。
可愛いデザイン
サニタリー用の紙パンツもありますが、外出時など人目に触れても気にならないほど、可愛いデザインのサニタリーパンツがあります。ファッション感覚で使用することができるため、多くの飼い主さんに人気があります。飼い主さんの好みのデザインや愛犬の好みのデザインを探してみてはいかがでしょうか。
まとめ
メス犬の去勢を考えていない場合は、生理前後の期間は散歩時などに十分注意が必要のようです。他の犬や飼い主さんに迷惑をかけない為にも、犬のサニタリーパンツを上手に活用し、飼い主としてマナーを守るように心掛けましょう。
犬の生理は、見極めが難しい場合もあるようです。年に数回しかない生理ですが、愛犬の様子を見ながら、犬のサニタリーパンツをファッション感覚で使用してみてはいかがでしょうか。また、愛犬の負担にならないような犬のサニタリーパンツを選んであげましょう。飼い主として、愛犬の生理期間を快適なものにしてあげてください。
ユーザーのコメント
40代 女性 RYUCH
40代 女性 じんぺい
布団や床に血が付いていることもあって、フィットするマナーパンツがないかなと試行錯誤しています。
30代 女性 ハッピー
現在は、今後のためを考えて避妊手術をしてしまい、サニタリーパンツは使わなくなってしまいましたが、もし避妊をせずに育てたいのであれば、サニタリーパンツは必須だと思います。
40代 女性 はるか
女性 ゴン吉
きつすぎると後ろ足の付け根を圧迫してしまったり、内股がオムツで被れてしまったり、歩きにくくなってしまいます。キツキツよりは少しだけ余裕がある方がいいと思います。
中にはオムツをしたことでトイレをずっと我慢してしまう子もいるので、定期的にトイレに連れて行き、オムツを外してあげる時間もあるといいと思いますよ。
女性 vivi
の場合は、サニタリーパンツのことについても考えていた方が良さそうですね。しかし、
犬用サニタリーパンツの情報がまだ少ないので、今回の記事は役に立ちそうです!