おとなしい犬と相性の良い犬ってどんな犬?

おとなしい犬と相性の良い犬ってどんな犬?

おとなしい犬は飼いやすいイメージがありますが、他の犬との交流の時に見ていてあげないと臆病な犬になってしまう可能性もあります。飼い主が愛犬の性格をきちんと理解して、相手の犬が愛犬と相性が良いか見ていてあげたり、飼い主の方から探してあげると良いかもしれませんね。普段からの生活だったり、ドッグランなどいろんな性格の犬が集まる場所に行く時などに役立てていただければと思います。おとなしい犬の飼い主さんは愛犬がどんな犬と相性が良いのか覚えておきましょう!

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愛犬がどんな性格をしているか見極める

笑顔のボストンテリア

犬の性格は様々です。
犬は犬種によって性格が違うと言われていますが、犬種の他にも個体差で性格が違います。
例えばボストンテリアは吠えなくてとてもおとなしい犬種だと言われていますが、たくさん吠えるボストンテリアもいます。環境や生まれつきの性格によっても性格に個体差がでます。
「遊びが大好きな性格」、「臆病で警戒心の強い性格」、「フレンドリーな性格」、「おっとりしている性格」など犬にも私達人間の様に色々な性格があり、長所や短所があります。

因みに我が家の愛犬ですが、おっとりとしていて吠える事がほとんどないので日常の生活では困る事がないのですが、何事にもやる気がなく、登山やお散歩でもすぐに「疲れた、抱っこして!」が始まるので、飼い主としては「お散歩くらいは歩きましょう。」と思ってしまいます。歩かないのにお出かけが大好きな困った性格をしています。

ドッグランなど犬がたくさん集まる場所に行くといろんなタイプの犬がいて、我が家の愛犬のようにおとなしい性格の犬は活発な犬のテンションについていけず、うまく遊べなかったりします。そうするとその場所自体に嫌なイメージを抱いてしまって、愛犬は行きたがらなくなってしまう可能性も出てきます。
そうならないために愛犬の性格を飼い主さんがきちんと見極めてあげて、おとなしい愛犬と相性が良い相手を見つけてあげましょう。

おとなしい犬の性格

隠れる子犬

  • 諦めがちでテンションが低いタイプ
  • 怖がりで引きこもりタイプ

など、おとなしい犬といっても性格がいろいろ違うので特徴も違います。

諦めがちでテンションが低いタイプ

このタイプの犬の特徴を簡単に言うと、テンションが低くてまるで何かを悟っているかの様に物静かで大人しいです。人に対しても他の犬に対しても友好的に接している様に見えます。落ち着きがあり、順応性も優れていて、自分のおもちゃを他の犬に取られてしまっても奪い返すような事はあまりしません。
そして飼い主さんに少しかまってもらえなかったりしても、ひとりで過ごせるような忍耐力も備わっているので我慢強くて大人しい性格です。

しかしやる気がないのも特徴で、一緒に遊ぼうとしてもすぐに飽きてしまったり、遊びを放棄してしまう事もあります。表情も貧しいので何を考えているのか理解しづらい時もあります。
他の犬にちょっかい出されても我慢したり、かまってもらえるまで大人しく待っていたりと我慢強くて大人しいですが、我慢をしている分ストレスを溜めやすいのが特徴です。

怖がりで引きこもりタイプ

非情に怖がりな性格なので、初めて見るものなどに緊張してしまいます。緊張を感じてしまうものがあると情緒不安定になってしまったりしてしまいます。新しい事に順応するのが苦手で、周りの犬や人間に対して積極的に自分から接しようとしません。用心深い所もあるので、脱走や逃亡といった事はもちろん、家の中で大暴れして物を壊してしまったりといったやんちゃな行為もしません。このタイプの犬の行動で慌てたり困ってしまったりしてしまう事は少ないでしょう。

おとなしい犬の特徴で共通するのが「ストレスを溜めやすい」という事です。
我慢強い犬は嫌な事も我慢してしまいがちなので、我慢をする事でストレスを溜めてしまいます。怖がりな性格の犬は初めて見るものや慣れない事が起きてしまった場合、緊張してストレスを溜め込んでしまいます。

ストレスを溜め込んでしまったり、極度のストレス状態に陥ってしまうとストレスが爆発してしまい、問題行動を起こしてしまう可能性もありますので、普段からストレスを溜め込まない様に飼い主さんが気を付けてあげる事が必要です。

おとなしい犬と相性の良い犬

2匹のダックス

犬同士にも相性があります。犬の大きさや性格、性別なども相性に影響してきます。
おとなしい犬と性格が合う犬はどんな犬なのか?おとなしい性格の愛犬と一緒に暮らしている飼い主さんにとってはとても気になりますよね。
おとなしい犬と相性が良い犬は以下の4タイプだと言えるでしょう。おとなしい性格の愛犬と楽しく遊ぶためにも参考にしてみて下さい。

①相手もおとなしくてマイペースな犬

おとなしい犬同士は動きや反応が似ているため相性が良く、すぐに仲良く遊ぶ事が出来ます。お互いに干渉し合う事もなく、自分たちのペースで遊ぶ事が出来ます。

②遊びに誘うのが上手な犬

遊びに誘うのが上手な犬は空気を読むのが得意で、相手によって遊び方を変える事が出来るのでおとなしい犬でもすんなりと遊びをスタートする事が出来ます。
遊びに誘うのが上手な犬は相手の犬に合わせて距離を取りながら上手に遊びに誘ってきます。おとなしい犬に合わせて走り回ったり、突然ぶつかってくるような激しい遊びを避けながら相手のペースで遊んでくれるので安心して遊ばせる事が出来ます。

③さっぱりしている犬

さっぱりしている犬は遊びに誘っても相手の犬が乗り気ではないと感じた場合、すぐに臭いを嗅いだり追いかけるのをやめます。そして他に遊んでくれる犬を探し始めるので安心です。
しつこい犬の場合、おとなしい犬にとっては追い詰められていると感じてしまうので、お腹を見せたりなどの服従行動を見せ始めたらストレスを感じているSOSの合図なので気を付けてあげましょう。

④シニア犬

シニア犬は落ち着きがある子が多いので、おっとりしていて多少の事では動じる事がありません。シニア犬はのんびりとした雰囲気を好む犬が多い為、おとなしい犬と遊ぶ時は遊びというよりも挨拶をしてお互いにのんびりと過ごす感じになる事が多いです。

愛犬に合った遊び相手を見つけてあげよう!

ビーグルとダルメシアン

おとなしい犬をドッグランなどの犬がたくさん集まる場所に連れて行く場合気を付けなくてはいけない事があります。
ドッグランなどは色々な性格の子が集まって楽しむ場所なので、激しく遊ぶ事が好きな犬達が集まっていたり、まったりとマイペースな犬達が集まっていたりと、日によってその場の状態が違います。
おとなしい犬を激しく遊ぶのが大好きな犬達の遊びの中に入れてしまうとストレスを感じてしまう場合がありますので、スピード感たっぷりの激しく元気な雰囲気の場合はその場所に入る事を控えるなどして、まったりとゆっくりと過ごせる様にしてあげて下さい。
おとなしい犬がストレスを溜め込んでしまい、パニックや問題行動を起こさない様に気を付けてあげて下さい。

せっかくドッグランなどに愛犬のストレス解消の為に連れて行ったのに、楽しい思い出ではなく辛い思い出となってしまっては悲しくなってしまいます。慣れていない子がドッグランで嫌な思いをしてしまった場合、ドッグランが嫌いになってしまって、行く事を拒否するようになってしまう可能性もあります。そのような状態になってしまっては、飼い主さんにとっても愛犬にとっても悲しいですよね。
できるだけ愛犬の状態に合わせた遊びの時間を過ごせる様にしましょう。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    女性 ゴン吉

    逆に、おとなしい犬にならシニア犬と一緒にしていても安心ですね!
    うちのおじいちゃん犬の後にやんちゃな犬を迎えたのですが、最初の頃は吠え合ってばかりで大変でした。今はおじいちゃん犬のストレスにならないように、犬同士は少し距離を置いています。
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