犬を飼う費用や用品について 必ず知っておくべき事

犬を飼う費用や用品について 必ず知っておくべき事

犬を飼う前に知っておくべき、かかる費用や必要な用品などについて詳しく説明したいと思います。飼って良かったと思えるように、事前にしっかりと勉強しておきましょう。

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##犬を飼うにあたって##

犬を飼うと費用は必ずかかります

飼う前に知ってほしいこと

犬は飼うと十数年生きます。飼うにあたって、決めておくことがたくさんあります。
まず、家族全員が了承しているか。反対している方がいた場合、説得して家族全員で賛成した状態で飼うようにしてください。
そのためには、犬を飼ったら起きうるであろうさまざまなことを想定しておく必要があります。

飼い始めた後のこと

必要な犬具(サークル、ケージ、ベッド、食器、散歩用品、首輪、胴輪、トイレ用品、おもちゃなど)をそろえなくてはなりません。仔犬の時は使えていたものも、大きさが合わなくなったらその都度買い替えなくてはなりません。

健康であって、病気やけがかなかったとしても、各種予防接種やフィラリア予防の薬、去勢・避妊手術をすればその費用などの動物病院代がかかります。
また、若い時は健康で病気一つしなくても、老齢になってくれば体のあちこちに不都合が出ることはしばしばです。突然手術費用がかかる場合もあります。

シャンプーやカットにかかる費用もあります。犬種や大きさで金額はまちまちかもしれませんが、プロにお願いする場合はそれなりにかかります。また、自宅で行う場合でも必要な道具をそろえる必要があります。

犬を飼ったら旅行なんて行かないわ。という方もいるかもしれません。しかし冠婚葬祭は避けられないものでありますよね。その場合遠隔地で連れていくことが困難な場合は、ペットホテルに預けなくてはなりません。

##犬を飼うにあたって##

雑種を飼うか純血種を飼うか

無事に家族全員が犬を飼うことに賛成し、かかる費用面の問題がクリアできたとしたら、どんな犬種を飼うかが問題になります。
近年「アメリカで大人気」とか「世界で1頭だけの」とか売る側も必死になっている、雑種があります。
雑種のいい点は両親犬の良いところ(決して人間に都合のいい良い所だけではない)を引き継いでいます。
また、純血種より体は強いです。悪いところは、性格がどのようなものになるか未知数であるということと、両親犬で、大体の大きさは想像ができますが、最終的な大きさは分からない、ということがあります。

ペットショップで買えば有料ですし(それでも純血種よりは格安)、近所でもらえば無料であることが多いです。
純血種の良いところは、性格がある程度安定している、大きさもある程度安定しているということでしょうか。
しかし雑種と比べて血を守っているがため、体は弱いです。
また、犬種独特の遺伝病や持病があることがあります。
(良心的なブリーダーはそのような説明をしてくれたり、遺伝しないよう自分のところの犬は管理しています)

どこで買うか

以上の事を決めたら、どこで買うかになります。
愛護センターや愛護団体から譲渡という形で迎えてもいいですし(ただしセンターや団体独自のルールがあります)、ペットショップやブリーダーという形もありますが、一番やっていけないのは衝動買いです。

日本はいまだ陳列販売という形をとっています。仔犬はどんな犬種であれかわいいものです。将来的な大きさや性格、はたまた旅行へ行く時にどうするかということすら決めずに飼ってしまうと、犬が不幸になります。犬を飼おうという方は、その犬のことをよく調べてから飼ってほしいです。

介護する覚悟

犬は人間より早く年をとります。
今は栄養状態がよく、医療が発達しているので体の寿命以上に長生きしている犬がほとんどです。
そうなると、犬にも介護が必要になります。

痴呆が始まると、昼夜逆転してしまったり、ひたすら吠え続けたり、同じところをぐるぐる回り続けたりという行動をとるようになります。
また、痴呆にならなくても、脚が弱って寝たきりになってしまったり、糞尿が垂れ流しになってしまうこともあります。
そのような状況になった時、どうするかということも飼う前に考えておく必要があります。

その他

主たる飼い主の生活が変わったり(結婚、出産、引っ越し)した場合どうするか、同居家族に犬のアレルギーが出たらどうするかという問題もあります。
犬を飼いたいという言葉を口にすることは簡単でも、命ある生き物を飼うのですから飼い主には様々な責任が生じます。
そして、犬は飼い主がいなければ生きていくことができない生き物であるということも、理解した上で犬を飼ってください。

飼ってからの楽しい生活があります

とにかく無邪気で、感情豊かで、一緒に生活していてとても楽しいです。
生活に張りと潤いがある気がします。
毎日散歩に行ったり、たまにはドッグランで走らせたりと犬中心の生活ですが、自分の生活が健康的になったような気がします。

そして、何より無償の愛情をこちらに向けてくれるのが、癒しになります。
いろいろ大変なこともあるけど、飼って良かったと思えます。

##犬を飼うにあたって##

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    30代 女性 patata

    わんこさん一生分の金額は300万円ほどと言われといますが、これは健康なわんこさんの場合の計算です。わんこさんと生活していると思わぬ事故や病気にあい、何かとお金が掛るものです。

    私もわんこさんを知人から譲り受け、病院代などで正直こんなにお金が掛るものだとは思ってもいなかったので、困惑しましたが、ですがそれ以上にわんこさんとの生活は、楽しいものです。1人暮らしの女性にとってはかなり大変ですが、オシャレ費用を削って節約しながら暮らしてます。わんこさんの為に仕事をしているようなものですねw
  • 投稿者

    30代 女性 きなこ

    ペットを迎える前には、金銭面や心構えなども含めて色々準備が必要となりますね。
    毎月のフード代や狂犬病予防&ワクチン、フィラリアの薬にノミやマダニの予防薬など、病気にならなくても健康のために必要な費用も一生続く事も考慮しなくてはなりません。

    金銭面だけでなく、キャバリアの心臓病やダックスのヘルニアなど純血種に出やすい疾患や病気などもあるので、見た目の可愛さだけに惹かれ後で後悔する…なんて事にならないように、自分にそれを支えるだけの財力や時間があるかなど考える事も必要だと思います。もちろん、どんな子を迎えるにしても一番必要なのは愛情ですね。
  • 投稿者

    30代 女性 Chappy

    私は今の愛犬をペットショップでみた時、運命を感じましたが、即決せずじっくり考え、それから4~5回は会いにいき、スタッフさんにどうゆう性格か、しつけやトイレトレーニング、ごはん、お散歩の仕方、家での過ごし方など、細かく聞きました。私の気持ちが100%決まった時に、今の愛犬と家族になろうと思いました。

    少しでも不安がらあるなら、犬に詳しい方やペットショップのスタッフさんに聞いてほしいです。今の愛犬と出会って、本当に毎日楽しく過ごしているので、もし迷っているなら少しでも不安をとりのぞいてからワンちゃんを迎いいれてほしいと思います。
  • 投稿者

    30代 女性 ミニー

    犬を飼う時は、必要最小限だけでもかなりかかります。また、愛犬の好みのおもちゃやマットが分からず何個か無駄にしてしまいました。しかし、愛犬の嬉しそうな姿をみるととても癒され金額の事を忘れてしまいます。
  • 投稿者

    30代 女性 38moto

    子犬の頃はよく遊ぶのでおもちゃを買い与えてしまうことが多いかと思います。季節により必要になるものもあります。小型犬は体温調整が苦手なので服が必要になることがあります。夏は熱中症に注意が必要なため、クール枕など用意してあげることもあるでしょう。

    フィラリアの予防薬も5月頃から11月頃まで必要になります。薬は犬種や体重によって量も変わるので出費もさまざまです。年1回のワクチンも必要になります。動物病院に行くと他の犬もいるので病気を移したり移されたりしないために必要です。
    急な怪我や病気は予想できるものではありません。手術になると大きな出費になってしまいます。入院や通院も大変です。今は犬の保険もあるので、子犬を迎えたら先に入っておくことをおすすめします。
    病気になれば食事も療法食に限定されてしまうことがあります。動物病院やペットショップ等で購入できますが、普通のフードよりも量が少なく割高ですので、一日分の量を考え数日分を揃えると、まとまった金額になってしまいます。
    老齢になると切らすことができない薬も増えてきます。栄養を効果的に取るためのサプリなども必要になることがあります。介護になると負担になる段差をなくしたり環境を変えてあげる必要も出てきます。

    飼う前に出費のことを考えてしまうと気持ちが沈んでしまいそうですが、それ以上に生活に新しい楽しさを運んでくれます。その時しかない時間を愛犬と共に大事に過ごしてほしいです。
  • 投稿者

    40代 男性 eda

    犬にかかる経費でいちばん大きいものは医療費でしょうか。毎年のワクチン・狂犬病の注射や、毎月のフィラリア・ノミダニ予防、老犬になればなんらかの病気になるでしょう。うちの犬は若くて健康ですが、年1回の健康診断も入れると年間7.8万はかかります。これを高いと思う方は、犬の飼育には向かないかもしれません。トリミングが必要な犬種はさらにかかります。また、私が犬を飼いだして想定外だった支出はペットホテル代金です。ひとり暮らしの方は特に、出張や旅行などでは預けなくてはなりません。1泊5,000円前後は覚悟が必要です。旅行費は愛犬のことを想定すると1.5倍ほどになります。
    ブリーダーさんによっては、仔犬を買う前から「うちはカットスタイルにこだわらないから丸刈りでいいわ」などと言う方には絶対に売らないと聞きました。毎月のトリミング代をケチるような家庭だと、充分な医療やケアが受けられないのではないかという理由からだそうです。
    潤沢にお金を注ぐことが犬の幸せというわけではありませんが、犬を飼育することはお金がかかるということは認識してから飼うべきですよね。
  • 投稿者

    女性 ももな

    愛犬を初めて家に迎える時のことを思い出しながら読んでいました。我が家で犬を飼うのは全く初めてだったもので、何を揃えておくべきなのかを本やネットで調べまくっていました。迎え入れるまでにいろいろ揃えたのですが、確かに予想以上にお金がかかってしまいました。また、子犬時代から成犬になる際にも首輪などは買い替えなければいけないため、しばらく出費は続きます。家族で旅行に行く際は、預ける場所が無ければ犬のホテル代、健康診断や急な病気などの医療費なども今後出費として考えられます。犬は簡単に買うことができますが、その後に予想以上に出費していくことを覚悟しておいた方が良いです!将来は介護のことなども考えられますよね。しかし!お金のこと以上に犬は家族に幸せを運んできてくれます。お金には代えられません!
  • 投稿者

    女性 あいや

    我が家では犬を飼うことが決まってから、必要不可欠になるものを紙に書き出して、その出費を計算してみました。犬自体を買うお金の他に、犬のご飯や使う食器や首輪、シャンプーなどの小物類といろいろあると思います。うちは室内犬で、ものすごく毛の抜ける犬種です。なので、飼ってから掃除機を良いものに買い替えたり、毎月のコロコロの替えのシートなどの予想外の出費がありました!これは正直予想外でありました。また、毎月の犬の保険や医療費なども入れると、結構思っているよりも出費があるのが現実です。人間一人育てるような感覚なので、犬を迎え入れてみたら、本当に「家族の一員」という考えになりました。出費は飼う前よりも確実に増えてしまいましたが、一緒に暮らしていくと今まで味わったことのないような幸せを実感することができましたよ!
  • 投稿者

    20代 女性 匿名

    飼育にかかる費用など分かりやすく書かれてはいたのですが、知りたい人も多い具体的な金額など細かい点についてなどは触れられてないんですね・・。飼育書に書いてある内容をざっくり分かりやすくまとめられた記事だと思いました。
    犬を家族に迎えた際にかかる費用は飼うわんちゃんなどにより変わります。が、最低限かかる費用のワクチンや狂犬病ワクチンに春から冬まではフィラリア予防などと、飼い主ならするべき医療費用があります。
    飼い始めに用意するケージなどは揃えてしまえば問題ありませんが、買う前に頭に入れていて欲しいのが医療費です。
    我が家には二頭のワンコがいますが、飼い始めに医療費や介護について考えていませんでした。
    一頭目は可愛いから、と言う犬種の特徴も分からず衝動買い?のような迎え方をしましたので、今考えると信じられないです、あの時の自分が。
    飼育するうちに色々と経験したり、周りの飼い主さんや通っていた犬の保育園などで勉強するうちに病気になると大変だと知りペット保険を検討して加入しました。
    そして現在闘病中の愛犬が一頭いますが保険を使ってもこの約2年で150万近くかかっています。医療費だけでなく通院の時間や寝ずの看病もです。と、少し我が家の話になってしまいましたが、犬を迎えると言うことは先が分からないと言う事です。病気になるこ、ならない子もいますのでなんとも言えないですが最低限の治療は出来る、そして愛犬のために尽くせる覚悟がない方は飼わないで頂きたいです。

    私は愛犬を迎えてからは、毎日が楽しく今のワンコに出会えて幸せだと思っています。毎日見せてくれる色んな表情に癒されますし、生きる源でもあります。書ききれないほどの物を与えて貰っています(*´ω`*)皆さんそうだと思いますが。

    犬を迎える際は知識としてかかる費用や飼う際のお世話などもちろん頭に入れておくのは良いと思いますが、あまり深くは考え過ぎずに迎えた愛犬と今の時間を楽しんで欲しいと思います♫
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