パピヨンはしつけやすい犬種
パピヨンは、賢くしつけをしやすい犬種と言われています。人や他の犬にも、友好的です。その他の性格をまとめました。
- スキンシップが好き
- 活発で、運動量が多い
- 神経質で臆病
パピヨンの性格は、個体差もありますが初心者の方にも、飼育しやすい犬種です。パピヨンは、しつけのしやすい犬種です。
パピヨンのしつけ方のコツ
「お座り」「伏せ」「待て」のしつけ方
パピヨンのしつけは、下の3種類が基礎になり一番始めのしつけになります。
- お座り
- 伏せ
- 待て
しつけの方法としては、食事の時間を利用するといいと思います。 お座りをさせるときは、食事のときに食器を少し高めの位置に上げ、犬が上を向くようにして、 パピヨンの顔が上を向くと自然にお座りの姿勢になります。そして、タイミングを見計らい「お座り!」と声をかけてみましょう。 このしつけを何度か繰り返していくと、お座りができるようになります。
次に「伏せ!」は、お座りと同じく、少し前足を引き伏せの姿勢になるように誘導してあげましょう。 「待て!」のときは、手を犬の顔の前に出し「待て!」と言い、静止する時間を作ります。できたら、少しずつ「待て!」の時間を長くしていくと良いですね。
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パピヨンのトイレのしつけ方
パピヨンを室内で飼う場合にはトイレのしつけが重要になります。トイレトレーを準備し、見つけやすい場所においてください。トイレを覚えるまではトイレの場所を変えないことは、トイレを覚えるためのコツです。
最初は、子犬が起きたとき、食事を終えた後に飼い主の方がトイレに連れて行き、そこでトイレをさせるようにします。トイレは「場所」でしつけることが、しつけるコツになります。うまくトイレができたら、ほめてあげてください。
また、大好きなおやつをあげるのも良いですね。トイレトレーニングは、根気のいるしつけです。違う場所でトイレをしてしまっても怒らず、すぐに処理をしてあげましょう。匂いが残らないように、掃除しましょう。
また、ペットシーツに少しでも匂いが付いていれば、その匂いを頼りにトイレまで行くようになります。市販のトイレの練習用スプレーなどを利用するのも良いと思います。
パピヨンの「ハウス」のしつけ方
パピヨンにも、自分の居場所を作ってあげることが大事です。 それがハウスになるので、まずはパピヨンの落ち着ける場所にハウスを設置しましょう。子犬のうちは、サークルの中でほとんどの時間を過ごすので、このときにハウスのしつけをしましょう。
ハウスに入れるときに、「ハウス」と声をかけて覚えさせて、 次に自分でハウスの中に入るように教えます。「ハウス!」と声をかけて、ちゃんと自分でハウスに入れたときには、思いきり褒めてあげましょう。始めは、難しいと思いますので誘導もしてあげましょう。それから、 できたときに必ず褒めることも大切です。
パピヨンにしつけしたいマナー
パピヨンのしつけの中で、覚えておきたいマナーがあると思います。
家の中や散歩での拾い食いをしないようにするしつけ方
子犬は、特に目の前に何か落ちていたら必ず興味を持ち、匂いを嗅ぎ口に入れてしまいます。もし、食べ物だったら、そのまま食べてしまいます。食べられないものだったら、吐き出すこともありますが、誤ってそのまま飲み込んでしまうこともあります。
これは、思わぬ事故につながることもありますので、拾い食いのしつけは、きちんとしつけましょう。まずは、室内を整理整頓して、床に物が落ちていない環境を作ることが大切です。 家の中で拾い食いができない状態にしておけば、散歩に行ったときも、拾い食いをすることもないと思います。
もし、パピヨンが落ちている物に興味をもっていたら、「イケナイ!」、「ダメ!」など言って、リードを一瞬強めに引きましょう。そうすることで、パピヨンにしてはいけないことだということが、わかると思います。拾い食いは、危険なことです。そして習慣になりますので、しっかりしつけをしましょう。
家の中で静かにお留守番するしつけ方
いつもパピヨンを一緒に連れて行けるとは限りません。ときには、パピヨンにお留守番をしてもらわないといけなくなります。 静かにきちんとお留守番ができるようにするためには、飼い主の方も少し工夫をしてみましょう。
お留守番のときは、一人でいるので寂しいと思います。このときに、お留守番のときのためのおもちゃなどやグッズを、利用するのも良いでしょう。デンタルコングといって、特殊なラバー製の中が空洞になっているおもちゃがあります。 このおもちゃの中に犬が大好きなドッグフードや、おやつを詰めておきます。
簡単には中身を取り出せないので、犬は何とかして中身を取り出して食べようと、夢中になってくれます。 中身のおやつやドッグフードを食べた後は、疲れて寝てしまうこともあるそうです。また、市販のお留守番用のおもちゃやグッズをいろいろ試してみるのもいいと思います。
パピヨンのしつけで必ず覚えさせたい甘噛み・吠え
無駄吠えのしつけ方
犬が吠えるのには、それなりに理由があると思います。 「どうして吠えるのか?」が、分かると、しつけがしやすいとおもいます。パピヨンは、 警戒心の強い犬種です。何かの物音や、お客さんに警戒して吠える場合もあります。このときは、怖がらなくて良いと教えてあげることで解決すると思います。
また、吠えることで、飼い主さんの気を引くことが出来る、かまってもらえると思っている場合は、無視するしか方法はありません。 パピヨンが吠えるたびに、叱ってしまうなどの反応してしまうと、ますます吠えることがエスカレートしてしまうので、無視を徹底しましょう。
吠えても、意味がないと分かれば、少しずつ吠えなくなります。飼い主の方は、根気が必要になりますが、パピヨンのしつけのために頑張りましょう。 どうしても無駄吠えが治らないときは、市販の無駄吠えをなくすための首輪などもあります。 利用してみても良いですね。
甘噛みのしつけ方
パピヨンは、飼い主の方と遊んでいるときに、甘噛みをしてしまうことがあります。 このとき、きちんとしつけをしないと、人を噛んで良いと思いこんでしまいます。いつどんな場合でも、絶対に人を噛んではいけないということを、できればパピヨンが子犬のうちに教えておくことが必要です。
まず犬が、噛んできたら「痛い!」「ダメ!」などの短い言葉で、少し大きな声を出して注意してみましょう。 短い言葉で、注意することで犬が言葉を注意されているのを認識しやすく、少し大きな声を出すことで、犬が驚いて一瞬噛むのを止めることがあります。これを、繰り返すことで、噛むことをしてはいけないと覚えていきます。
パピヨンのしつけに関するまとめ
パピヨンのしつけは、賢い犬種なので比較的しつけしやすく、飼育しやすい犬種です。しつけは、飼い主の方との信頼関係と根気が、必要になります。
▼パピヨンについて詳しく知りたい方はこちら
パピヨンってどんな性格?飼う前に知っておきたい特徴
ユーザーのコメント
女性 komanu
私はシッターでパピヨン2頭を長い時間お世話をさせてもらった時がありますが、同じ犬種でも個性があり、そして驚くほどフレンドリーでした。しかし、素直で従順なパピヨンですが、好き嫌いがはっきりしている(頑固)のでしつけは根気が必要です。警戒心というより要求で吠えることの方が多いので無駄吠えも多いと思いますが、かわいいのでしつけがなかなか出来ないという飼い主さんも多いのも事実です。一度許してしまうとしつけが難しいので、大好きなおもちゃなどで上手くしつけていくと良いと思います。
40代 男性 ぼん吉くん
お客様のパピヨンちゃん達と接している中での感じですが、この犬種は非常に頭が良く、飼い主の言うことをよく聞きます。半面、しつけをきちんと行わないでやりたい放題にさせていると、頭が良いだけに飼い主を自分よりも下に見てわがままになったり、身体のお手入れをやらせない、時には噛みついて反抗的な態度にも出ます。仔犬の時から飼う場合はしつけをしっかり行わないと、後々苦労するようです。
性格はとてもフレンドリーで、子供や犬以外の動物(猫など)とも仲良くすることが出来ます。おとなしい子よりもはしゃぎやさんタイプのほうが多いと思います。
こういった活発な子に多い怪我がひとつあります。家の中でソファーなど、高いところから飛び降りることによるヘルニアがあります。ヘルニアは一度やってしまうとなかなか治らずに、それどころか再発の可能性が大変高いので、このような身体に強い衝撃を与えるような動作は、しつけとしてやめさせなければなりません。
20代 女性 ゆず
20代 女性 ミク
物覚えは早いと思うので私がもっとうまくコントロールできれば違うんだろうけど…と思い接し方に試行錯誤しています(*_*;あと、声が甲高いのでキャンキャン吠えると響くのが困ってます。。。
30代 女性 ハピパピ
10代 女性 きらり