パピヨンのカット頻度について
パピヨンはトリミングを頻繁にしないといけない被毛を持っている犬種ではありませんので基本的には毎日のブラッシングを丁寧に行うのみで事足ります。
また、シングルコートのため抜け毛も少なく、毛も薄く、換毛期もありません。そのため毛のお手入れに関しては比較的楽な犬種と言えるでしょう。そのため小まめにカットをするとしても月に1回程度で問題はありません。
それ以上頻繁にカットをする必要はありませんので、気になるならばかかりつけのトリマーに相談をしながらカットの頻度を決めるようにしましょう。
また、パピヨンのカットは自宅で行うことも可能です。元々毛が薄いためカットをするのも楽ですから普段のブラッシングなどのお手入れの中で一か月に一回ほどカットをしてみてはいかがでしょうか?
ただ、パピヨンに限らず犬の毛というのは一度カットをしてしまうとそのカットした部分が伸びにくくなるため、なかなか元に戻らない、または戻るまでにかなりの時間がかかってしまうこともあります。そのため、パピヨンをカットするときはよく考えてから行うようにしましょう。
パピヨンのカットをトリマーに依頼する場合の料金
パピヨンのカットをトリマーに頼む場合、気になるのがそのお値段ではないでしょうか?
パピヨンは元々抜け毛も少なく毛も薄いため頻繁にカットをしなくても良い犬種です。そのためトリマーに頻繁にカットをお願いすることはないので、他の犬種よりもトリミング代は年間で考えると安く済みます。
そんなパピヨンのカットは地域やお店にもよって異なりますが、一回4000~8000円が目安とされています。トリミング代の中にはシャンプー代も含まれています。このお値段が高いと感じるか、安いと感じるかは飼い主様次第ですね。
また、パピヨンのカット時間もトリマーの技術力やどのようなカットをするかによって異なりますが、おおよそ1時間半~3時間ほどと考えておきましょう。
パピヨンを自宅でカットする方法とコツ
トリマーに頼まずにパピヨンをカットしたいという方で、あまりトリミングをしたことがないという初心者さんはハサミを使うよりもバリカンがおすすめです。バリカンならば怪我の防止にもなりますし、初心者でも簡単にカットを行えます。
バリカンで大まかな部分をカットしたあとにハサミで気になる細かい場所をカットすれば、比較的簡単に行えますので今回ご紹介するやり方を参考にぜひチャレンジをしてみてください。
耳の毛をカット
基本的にパピヨンは毛が薄いため全体をカットする必要はありません。そのためカットをする部位は毛が邪魔になる場所だけです。
その中でも特に飼い主様が気になる場所が、やはり耳の飾り毛でしょう。耳の毛をカットするのに用意してほしいのが、耳毛切りハサミです。
おすすめ商品
この耳毛切りハサミは刃がついていないため傷つける心配がなく初心者さんにもおすすめです。セルフカットに挑戦したいと思っている方はぜひ用意しておくことをおすすめします。
耳の毛をカットしていくやり方はとても簡単で、耳をめくって内側の毛をカットするだけです。これだけでカットは完了しますのでぜひチャレンジしてくださいね。
足周り
パピヨンのカットをするうえで気になる続いての部位が足回りです。足回りは毛が伸びやすく定期的にカットをしてあげるのがおすすめです。
やり方はとても簡単でバリカンで足からはみ出している毛を少しずつカットしていくだけです。バリカンを使うコツは一気に刈るのではなく少しずつカットしていくことです。
足回りは毛で隠れている部位もありますので、慎重にバリカンでカットをしていきましょう!
肉球の間
続いてカットをしてほしいのが肉球の周り。肉球と肉球の間の溝の部分の毛が伸びてしまうと滑りやすくなり店頭をしてしまう場合もあります。
そのため肉球の間の毛も伸びているようならばバリカンでカットをしてあげましょう。気をつけてほしいのが、あまり深くカットしてしまうと肉球を傷つけてしまいますので軽くカットする程度に留めるということです。
肛門付近
パピヨンは毛が長いため、肛門周りにうんちが付きやすいです。そのため、自宅でセルフカットをするならばうんちがつかないように肛門周りの毛もカットしておきましょう。
カットのやり方は簡単でハサミで長い毛を切るだけです。あまり短く切ろうとすると怪我の原因となりますのでうんちがつかない程度の長さであれば問題ありませんよ。
パピヨンのカットスタイルおすすめ5選!
スタンダードなパピヨンカット
パピヨンといえば蝶々のようなすてきな耳の飾り毛。そんな飾り毛を活かして軽く整えただけのスタンダードな姿はやはりエレガントですてきです。気品漂う姿は誰が見ても思わず「かわいい!」と叫びたくなってしまいますね。
飾り毛+体全体もカットでサマースタイル
パピヨンといえば耳の特徴的な飾り毛ですが、その飾り毛をカットし体全体のサラサラヘアーもカット!スッキリと短いスタイルにすると、すてきなサマースタイルに仕上がります。
サラサラの長毛スタイルもかわいいですが、短くカットしたサマースタイルもぬいぐるみみたいで可愛いですよ!
飾り毛だけをカットしても愛らしい!
体全体をサマーカットする必要はないという方は、耳の飾り毛だけを短くカットするのもおすすめです。耳の飾り毛がなくなるだけで、また違ったスタイルを楽しめるのもいいですね。
真ん丸カットもおすすめ
ポメラニアンなどがよくする真ん丸カットはパピヨンにもおすすめです。特に毛量が多い子なら、真ん丸にカットすることでテディベアのような愛らしい姿になります。毛量が多くないとなかなかできないカットスタイルですから、毛量が多いパピヨンを飼っている方はぜひトライしてみては?
キャバリア風カット
キャバリアといえば下向きに生えた毛が優美な印象を持たせてくれるおとなしくおしとやかなイメージがありますよね。そんなキャバリア風のカットにすると、愛らしいパピヨンがさらに華奢で優美なお嬢様のような印象を与えてくれます。
カットの仕方は、普段噴水状に生えている被毛を下向きに流すだけです。お嬢様パピヨンを飼っている方はぜひチャレンジしてくださいね。
パピヨンのカットで毛質が変わる?
パピヨンをカットするときに注意をしてほしいのが毛質の変化についてです。
美しいサラサラな被毛を持つパピヨンですが一度カットをしてしまうとなかなか伸びないだけではなく、美しい毛並みが二度と生えてこない可能性があります。
体全体をカットするサマーカットの場合は特に、同じ方向に生えてきた毛がカットすることで四方八方を向いてしまう、不揃いで不格好な姿になってしまうことも。
また、カットをすると艶が失われパサパサな毛質となってしまうことも。そんなパピヨンの毛が元通りになるまでには3年もの長い年月がかかると言われています。
元々サマーカットをしなくてもいい犬種であるパピヨン。もし短くカットをするときはしっかりと毛質が変化する可能性を理解してから行うようにしましょう。
まとめ
今回は気になるパピヨンのカットについてご紹介しましたが、気になるカットスタイルはありましたか?
パピヨンの毛はあまり短くしすぎると毛質が変化をする可能性がありますので十分に気を付けてくださいね。かわいい愛犬に似合ったカットスタイルを見つけて楽しいライフワークを送りましょう!
ユーザーのコメント
40代 女性 momo
40代 女性 RYUCH
女性 マーチ
50代以上 女性 MAY
2代目も2.7キロと小柄ですが、初代と正反対の性格でお散歩大好き運動大好きでおうちの中では口に咥えたぬいぐるみでボールを運ぶゴルフ?サッカー?も大好きです。パピヨンはとても人間大好きで飼いやすいですよ。わんこ初心者にはオススメ‼️
20代 男性 匿名