多頭飼いについて~二頭目をお迎えしようと思ったら~

多頭飼いについて~二頭目をお迎えしようと思ったら~

筆者は現在7頭の多頭飼い中。お金もかかります。手間もかかります。しかし、それを差し引いても、多頭飼いは楽しいものです。そんな楽しい多頭飼いライフを始めようとしている方に、ちょっとだけそのポイントをお知らせします。

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あなたが飼い犬の多頭飼いに躊躇している理由は?

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先住犬と仲良くできるか?というのが、多頭飼いをする上で一番の悩みではないでしょうか。犬は元々群れで生活する生き物。今は「人間」+「犬(自分)」という群れで生活をしているという認識でいます。そこに新しい新人さんが入ってくる時、飼い主さんがきちんと先住犬を優先し、立場を守ってあげれば、犬は自分の下に入ってきた守るべきものとしてきちんと認識できます。

多頭飼いに向いている犬種の組み合わせ

犬は元々群れで暮らす動物なので、群れで暮らすことに慣れていると言えます。その為、相性のよい犬種同士の概念は定まっていません。注意点としては双方の年齢の開き、大きさの開き、性格の善し悪しで決まります。ほぼ個体差の問題だと言えます。しかし、犬種としての相性に若干の補足があります。

それぞれの犬種の性質を理解する

一般的に良いとされているのは同じ犬種同士です。 それを知った上で、他犬種同士に踏み切る場合は、その犬本来の性質を理解しておきましょう。

  • 牧羊犬……噛み付くことをよしとされてきました。
  • テリア系……自分で物事を判断し行動します。
  • 日本犬……飼い主に忠実ですが排他的です。
  • 愛玩犬……人に慣れていますが、多少排他的です。

相性がいいと思われる組み合わせの一例

  • 小型犬ではトイプードルとダックスの組み合わせは合うかもしれません。
  • チワワは他犬種がおおらかな性質の場合は合うかもしれません。
  • 中型犬では甘え上手なイタグレと遊び好きなビーグルの相性がいいと思います。

大型犬のゴールデンレトリバー、バーニーズマウンテンドッグ、ラブラドールレトリバー、フラットコーテッド・レトリバーが先住犬の場合、性格が穏やかなので、他犬種、同犬種、また日本犬とも上手くいくケースもあります。

2頭目の犬が子犬の場合、先住犬として母親的な役割で躾を教えてくれる犬もいます。

また、上記の洋犬はどの犬種とも上手くいくことが多いため2頭目としても迎えやすいです。

迎える犬種や性別、大きさ

筆者の飼っている犬は迎えた順から雌のチワワとポメラニアンのMIX犬、雄のヨークシャテリア、雌のトイプードル、雌と雄の兄弟チワワ二匹、雄のチワワとヨークシャテリアのmix犬、雄のチワワです。どうですか?写真①でもわかるとおり見事にバラバラです。でもとても仲良しです。犬種や性別、大きさよりも重要なのは年齢差と犬の性格になります。
年齢はなるべく近い方が仲良くなります。そしてあまりに神経質な子と、極端に甘やかしてきた子はあまり多頭飼いには向きません。新しく迎える子ではなく、先住犬の性格で判断して下さい。極端な性格の子でなければ、犬は互いの距離感を保って共同生活を送ります。

新しく用意するもの

新しい子を入れるゲージは必要です。最初の一週間はゲージに入れっぱなしにして、先住犬が新しい子を受けいれる準備をさせてあげます。一週間あれば、大抵の子は慣れます!仲良くなってきたら同じゲージにしても大丈夫。筆者の子は写真②の通り、狭いベッドに団子になって寝ようとします。1匹になれる場所を確保して下さいという意見もありますが、その必要性はあまり感じません。トイレも共用で使えるので、一頭ずつ必要なもの(リードやご飯を食べる器など)を用意したらよいでしょう。おもちゃは各々一個ずつ用意してあげて下さい。

注意点

小学生くらいのお子さんのいる家庭だと、どうしても子犬が可愛く見えて、新しくお迎えした犬を可愛がってしまいます。お子さんが大きくなってから二頭目をお迎えした方が良いかもしれません。また、新しく迎える子は先住犬を見て育ちます。先住犬のしつけがきちんとできていない場合は、まず先住犬のしつけをきちんと終えてから次の子を迎えた方が良いです。

最後に

お互いに遊んでいる姿を見ると、犬同士でしかできない遊びもあったりして、多頭飼いをしてよかったなと思います。そして飼い主もその姿を見て幸せ一杯な気持ちになります。多頭飼いライフ、楽しいですよ!

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