二匹目の犬を迎える利点
私がいままで愛犬と暮らしてきた中で感じた事、気が付いた事を踏まえ、「二匹目の犬を迎える事」の利点や注意点を書いていきたいと思います。これから多頭飼いをする方は参考にしてみて下さい。
二匹だと留守番も安心!
とても仲良しなので、私が仕事に行ってもさびしがらずに、安心して留守番してくれるのもありがたいです。留守番中のストレスも一人でいる時より少ないでしょう。
先輩犬のしつけを真似てくれる!
二匹で生活する事で、後輩犬のしつけにも利点があります。先住犬のしつけが出来ていれば、それを真似てくれるのです。ちなみにうちの場合は、トイレのしつけを殆どしなくて済みました。自然と先住犬のトイレをの真似をしてくれたんですね。
このように、「多頭飼いだから大変・・・」というより、むしろ「多頭飼いで新たな楽しみをもらった!」という感じで毎日過ごしています♪
二匹目の犬を迎えるときの注意点
二匹目を迎えるタイミングに注意
我が家の二匹目は、先住犬が避妊手術を済ませた8ヶ月の時に迎えました。(手術は6ヶ月の時)後輩犬はオスにしようと決めていたからです。しかし、様々な事情から急に二匹目を迎えるケースもあるでしょう。
一般的には、先住犬がシニアになってくると環境の変化に対応しにくいとされていますが、逆に後輩犬を迎えたことで刺激になり、元気が出たケースもあるそうです。
しかし、できればやはりお互いがある程度は若く、少なくとも先住犬が3歳くらいまでに迎え入れるほうがベターではないかと思います。ちなみに、我が家の3匹目はもうじき5歳なので、タイミングとしてはギリギリかも知れませんね。
あまり年齢差がありすぎても慣れるのに時間がかかってしまいます。とはいえ、タイミングはケースバイケースです。何より愛犬の様子を日頃から観察できるのは飼い主さんだけですからね。
資金面、世話や手間は全て倍以上になります!
二匹目を迎える時にまず考えなければいけないのが、資金です。
ケージやフード、首輪やリードなどの用品はもちろんですが、予防接種や病気になった時も今の倍以上の資金が必要ですし、散歩やトイレの世話も手間がかかります。
また、旅行や入院などの長期不在の預け先などの急な事態にも備えておかなければなりません。「こんなはずじゃなかった」ということにならないよう、家族の理解や協力も不可欠です。
先住犬と二匹目のわんちゃんを上手く付き合わせるコツ
我が家には現在3匹の犬がいます。うち2匹は私の犬で、1匹は3ヶ月前、家族に加わったばかりです。すごく仲良くというわけではありませんが、彼らなりに状況を受け入れてくれているようです。 それぞれ性格も違うので、これで良しと思っています。
先住犬と二匹目に迎え入れた子達はとても仲良しです。特に最初の子はとにかく好奇心旺盛でフレンドリーな性格。散歩に出れば、誰にでも挨拶できる子です。
もともと家族は多頭飼いを希望していたので、彼女の性格ならば後輩犬とも上手くやれそうだと判断しました。迎えた後輩犬はオスです。2ヶ月の時に我が家へ来ました。最初に引き合わせる時は心配でしたが、おちびちゃんがお姉ちゃんを一目見て大好きになり、それ以来どこにでもくっついていきます。
お姉ちゃんもまんざらでもないようですが、あまりしつこいとたまにケンカになったりします。ケンカと言っても、いわゆる姉弟ゲンカなので基本的には見守るだけです。お互いを傷つけずにじゃれているので、介入はしません。
数分もしないうちにまた仲良くしているのですから。3ヶ月前に加わった子は、オスで実は3匹のなかで一番年上です。この子は人懐こいですが犬は苦手な子です。なので、同居の前に何度かお互いの家を行き来し、ある程度認知はさせていました。
この時、無理に犬たちを近づけるのではなく、彼らのルールに任せていました。少しずつ時間をかけて慣らしたので、同じ家族になったことは彼らなりに理解したようで、それぞれうまく距離を取りつつ生活できています。今までケンカになったことは一度もありません。
二匹目を迎えるのに向いている犬種や性別
向いている犬種
犬種で言えばやはり同じ犬種同士、特に短頭種のパグやフレブルは比較的向いていると言われているようです。逆にテリアや日本犬はあまり群れを好まないとされています。また、体格差も重要です。
ほぼ同じ位なら問題ないのですが、大型犬と小型犬では万が一ケンカになったら大変なことにもなりかねません。しかし、いずれも犬同士の相性さえよければ上手くいくこともあります。相性を見極めるのは飼い主さんにしかできませんから、日頃からの観察力を鍛えておきましょう。
オスとメスの違いや相性
性別でいうと、オスとメスが一番よいとされ、次にメスとメス。オス同士ではやはりテリトリー意識から難しい部分もあるようです。愛犬にとっては、飼い主さんは一人ですから、しっかりと愛犬との絆を強くし、どの子にもきちんと愛情を注いでいく覚悟が絶対必要なのです。
まとめ
二匹目を迎え入れる前に、資金面や世話、病気の際の対応や犬の個性を把握しておくことが必須条件ですが、飼い主さんも愛犬も共に得るものも多いです。
犬はもともと群れで暮らしていた動物ですから、飼い主さんが頼れるリーダーとして存在することは愛犬にとって幸せなことなのです。以上、私の経験をもとに書かせていただきました。もし少しでも参考になることがありましたら幸いです。
ユーザーのコメント
30代 女性 moon
ヨークシャーテリアのメスが1才になった頃に、もう一頭同じくヨークシャーテリアのメスを迎え入れました。先住犬がとてもかわいかったことと、もう1頭いた方が先住犬も寂しくないのではないだろうかという思惑でしたが、結果これは大誤算でした。
明るく元気に飛び回っていた先住犬は、後から来た子を受け入れることは生涯ありませんでした。死ぬまで無視をして生きていました。私からしたら2頭ともとてもかわいかったのですが、先住犬が16歳で亡くなったときにはかわいそうなことをしたな、と反省しました。
犬同士が仲良く過ごす多頭飼いが夢ですが、それ以降は怖くて出来ていません。
40代 女性 みーちゃん
憧れはずーっと持っているのですが、なかなか踏み出せずにいるのは
先住犬にとってのメリット・デメリットを考えてしまう点にあります。
よく、シニア世代の後期に入ったら、ペットロス防止のためにも迎えたら?という話を聞きますが
今まで安住の環境にいて余生を過ごしていた子に
手のかかるパピーを迎えて飼い主が一喜一憂する姿を見せることが
果たしてベターなのか?と思うと、我が家の「女王様」の場合、よくないだろうなぁと...
そういう意味では、多頭飼いするなら早めにというのは、記事にもある通りかと思います。
(我が家はすっかりタイミングを逃しましたが)
また、ここに書くには刺激が強過ぎるかもしれませんが...
私の周囲で多頭飼いされている方の大半は
紆余曲折ありながらも、上手く暮らされているケースが大半ですが
やはり、厳しい事案もあります。
新人のパピーちゃんをケージに入れて留守にしていたある飼い主のお宅での話。
ケージのロックが甘かったのでしょうか、
飼い主さんが帰宅したら、家中血なまぐさい状況で
新人のパピーちゃんは二目と見られない姿になっていました。
多頭飼いはうまくいけば、皆が幸せですが
そこは、動物相手のこと。
犬畜生という古い言葉通り、人間が制御できる範疇にない要素もあります。
生半可な気持ちや感情だけではなく、様々なリスク管理、覚悟が必要かと思います。
女性 BOBO
40代 女性 さくら
30代 男性 ハッピー
30代 女性 はるか
女性 もふころ
飼い主の方がハラハラでしたが今では仲良しに。