犬が痩せる原因とは?気をつけたい病気や対処法

【獣医師監修】犬が痩せる原因とは?気をつけたい病気や対処法

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犬も人と同様に季節の変わり目は体調を崩しやすいと言われています。私の愛犬も体が弱くすぐに体調を崩してしまいます。生後8ヶ月のパピヨンで体重も3.0Kgから2.6Kgまで痩せてしまいました。現在は、1歳1ヶ月で体重3.7Kgで落ち着いています。私の愛犬の体調も踏まえて犬が痩せる原因についてご説明させて致します。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬が痩せることについて

痩せていく犬

犬が太ってきた場合と同様、摂取カロリーと消費カロリーの変動によって、痩せてきます。一般的に太ってくる事よりも、痩せてきた場合の方が心配な事は多いです。急激な体重減少はそれだけで体の負担となります。

主な症状と原因

摂取カロリーの減少

しっかりと食事の摂取は出来ていますか?十分量カロリー摂取していなけば、必然的に痩せてきます。いつも通りフードを食べているのに痩せてくる場合は病気の可能性があります。また、食事を食べなくなる事自体も病気の可能性があります。

消費カロリーの増加

生活環境の変化によって体重が増減する場合があります。散歩量の増加、同居犬と遊ぶ時間が増えるなどによって、消費カロリーが増加している場合があります。

高齢に伴う食事の代謝や吸収の問題

腸から栄養を吸収しますが、年齢的に吸収がうまくいかず摂取している食事を吸収出来ない事があります。この原因には単純に高齢化、病気が存在します。

消化器疾患

消化管や膵臓に疾患がある場合に、吸収不良が起こり、十分量のカロリーが吸収されず、痩せてくる事があります。主症状として、嘔吐、下痢を認める事が多くあります。

しかし、慢性経過の場合、嘔吐や下痢を伴わず、徐々に体重のみが減少する場合があります。近年、診断される事が多くなってきた慢性腸症や慢性膵炎などはこのような事が発見されます。

末期に見られる症状

腎疾患や内分泌疾患、腫瘍性疾患を患っている場合、体重は減少してきます。このような場合、食欲自体が低下する事も多く見られますが、初期症状の場合、なんとなく元気が無かったり、なんとなく痩せてきたというような症状のみ示す場合があります。

応急処置について

体重測定

まずは体重測定をしましょう。実際、痩せているように感じても体重が変わっていない場合があります。体重に変化がなく、筋肉量も落ちていなければ心配はありません。

食事量を量る

正確にフードを何g食べているのか、現在、1日量で何カロリー摂取しているのか、測定する必要があります。明らかに、摂取カロリーが足りないようであれば、体重測定を行いながら食事量を調整していきましょう。

ただし、万が一、カロリー量を計算を間違うと大変な事になりますので、必ず一度動物病院に相談してください。

食事で改善が見られない場合

食事で改善が見られない場合は、疾患の可能性があります。

特に、特別な運動もせず、いつも通りのフードを与えているのにもかかわらず、明らかに痩せてくる場合は消化器疾患や腎疾患、内分泌疾患、腫瘍性疾患などの病気の可能性が高い為、早期に動物病院を受診する事をオススメ致します。

愛犬ココアの体重減少した時の体験談

体調が悪く安静中のココア

生後8ヶ月目に我が家に来ました。環境の変化とストレスで食欲が無く体重3.0Kgから徐々に体重減少し2.6Kgになってしまい、あげくの果てに、血液混じりの嘔吐と、血便が出てしまい、病院で診断をした結果大腸炎になってしまいました。

点滴、注射、内服薬にて2ヶ月近く治療し、そしてやっと回復して1歳で3.7Kgまで体重が増加しました。今では外で元気に遊べるまでになっています。ですが、今回の件で「痩せる」ということは犬にとって想像以上に負担が大きいと痛感させられました。

まとめ

愛犬ココアの体重減少した時の事も踏まえて記事を書かせて頂きました。他の飼い主様のご参考になれば幸いです。また、愛犬が体調不良の時は、すぐに病院に受診する事をオススメ致します。

ユーザーのコメント

  • 投稿者

    女性 チャイ子

    愛犬はパピヨンとキャバリアのミックスです。愛犬の場合はかなりパピヨン寄りの方だと思うのですが、キャバリアよりも体つきが華奢で、細くて長い体系をしています。愛犬の前にもっとガッチリとした体形の犬を飼っていたのですが、とても太りやすかったので体重のコントロールを厳しく行っていました。その経験から現在の愛犬の体重にも気を付けなくては!と張り切っていたのですが、前回獣医さんの所で検査をした所「痩せ気味」と言われてしまい、もう少し体重を増やしても良いという指導がありました。こんなことを言われたのは初めてだったのでどうしたら良いのかと悩みましたが、栄養のあるものをきちんと食べさせ、量を増やしていきました。「痩せる」ということは体が小さな犬にとって、かなり負担になると私も痛感しました。何事もバランスが大切ですね。
  • 投稿者

    30代 女性 まろんママ

    うちにも太れないタイプの犬がいます。多分意識しないと痩せていってしまうと思います。この子の場合は、里親として引き取った子なんですが、保護されたとき極度の栄養失調状態だったらしく胃腸の機能が弱ってしまったみたいです。栄養の吸収がうまくできないのか、太らせようと思って量を増やしすぎたりするとすぐに下痢をしてしまったりで。犬のダイエットはむずかしい、なんて言われてて肥満の犬も増えていますが痩せてしまうというのもかなり心配なんですよね。結局下痢をしないレベルまで食事量を増やしたり、量は多くなくてもカロリー高めの食事内容にしたりして何とか痩せすぎではない体重をキープしています。シニアになったり病気したりすると、痩せていると体力面で心配だしどうにかベスト体重に近い状態でいさせてあげたいですね。
  • 投稿者

    女性 シュナ

    愛犬の体重の減少、意図したものでなかったときは本当に心配ですね。シュナウザーを飼いはじめて3年以上がたちますが、わんこは人間が思っている以上にメンタルが繊細だと最近感じます。わんこの世界はおうちと飼い主がすべて。環境の変化や知らず知らずのうちにストレスを溜め込んでいたりと。。言葉ではなく体調の変化に表れてくるので飼い主としていつも責任を感じます。幸い、うちのわんこはストレスで食欲が落ちることはありませんが、皮膚に症状が出ます。嘔吐も犬のわりにほとんどすることはないのですが、ここ3ヶ月は、なぜか1ヶ月に0.5kgずつ増量してしまいました。食事の量などは特に変えていないので、単純に運動不足かとは思いますが現在ダイエット中です。小さな体のわんこは体重の減少も増加も体や内臓に負担が大きいと思いますので、ベストな体重に健康的に近づけるようがんばりたいと思います。
  • 投稿者

    30代 女性 悠里

    精神的ストレスや病気による体重減少の場合は
    環境の見直しや治療が最優先かと思います。
    我が家でも、5歳頃までは、晩秋から冬にかけて、毎年のように体重を落としていました。
    運動量や食事量(オヤツも含む)は全く変わらずで
    環境の変化もなし、見た目も様子も健康そのものなのに、です。
    なぜだろう?と色々と調べたところ
    冬場は体温を維持するためにエネルギーが必要であるとの情報に出会いました。
    「毛皮を着ているから大丈夫」という意識があったのですが
    冬になるとヒーターを好みますし、寒く感じているのには違いない。
    ということで、冬場は若干カロリーをあげる、量を増やすことで
    体重の維持をはかっていました。
    自然環境による体重減少は、ある意味では人間が手を出す部分でないかもしれませんが
    元々、痩せ気味だったこともあり手をかけていました。
    今では中年(シニア世代)に入った愛犬の体重増量を心配し
    食事と運動のバランスを管理する日々です。
  • 投稿者

    50代以上 男性 ten

    知り合いの犬がとても細く、獣医に相談したところまったくエサが足りていなかったという顛末だった話を聞いたことがあります。子犬の頃からドッグフードのパッケージに記載されている与える量をきっちりと守っていたようで、体の成長にエサが足りなく、細長い犬になってしまっていました。しかし体重が少ないままその用量を守って与えていたため、犬は太ることができなかったようです。
    動物病院での診察で、何気ない会話でエサが足りていないと分かったようなのですが、その後フードの量を増やして順調にしっかりした体格に育ったようです。
    犬を飼っていると、どうしても太らせてはいけない、という方に意識が向いてしまいますのでなんとなく気持ちは分かるような気がします。
  • 投稿者

    20代 女性 ロコン

    うちも太れないタイプで、目安量よりもずっと多く食事をあげている状態でなんとかそれなりの体重をキープしている感じです。
    運動量が増えたりすると一気に痩せてしまうので心配になるくらい。太るよりいいと言われがちですが、やせていると病気になった時の抵抗力などが弱いみたいなのでやっぱり心配になりますね。
  • 投稿者

    30代 女性 はる

    わたしも愛犬が13歳なのですが、10歳を超えるようになってから体重が減るのがこわくなりましたね。老化で食べなくなってきて、少しでも食欲がないと、食欲不振になったんじゃないか?癌や何か大きな病気なんじゃないか?と心配になりますね。この記事を見て精神的なストレスなんかも食欲不振に繋がるんですね。踏まえて愛犬を観察してあげたいと思いました。
  • 投稿者

    女性 燕

    肥満にならないよう気を付ける生活を送っていますが、体重減少も注意しないといけないんですね。病気での体重減少だったら深刻です。うちの犬は現在のところ大病をしたことがないので、体重も理想体重を維持しています。毎月トリミングの際に体重を計ってくれるので、急に減少したら注意しようと思います。
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