犬が鼻水を垂らす原因とは
最近、愛犬が鼻水が出るようになったなと思われる事はありますか?簡単ではありますが、犬の鼻水についてご説明させて頂きます。よろしければご参考にしてください。犬の鼻水は異物に反応していた
植物やフードが、鼻の穴の入り口や内部に異物が存在する事で、犬のくしゃみや鼻水がでます。異物が外から見えている場合は、ピンセットなどで優しくつまんで取り除いて下さい。
ただし、植物の種などの場合、引っかかっている事もあるので、無理に引っ張らない事が重要です。また、鼻の穴の奥に異物が入ってしまっている時は外からでは見えない事も多いので、一度病院で受診して貰う事が良いです。
犬の鼻水は病気が原因だった
体の不調によって、人と同じように犬も鼻水がでることがあります。ですが、犬は鼻をよく舐めているため、犬が鼻水を垂らしているという症状になかなか気づけない場合があります。このことから、犬の鼻水に関する病気とその症状を知っておく必要があります。
- 感染=真菌・ウイルス・細菌(特に若い犬)
- 歯周病
- アレルギー(花粉・タバコ・香水)など
- ガン(特に高齢の犬)
犬の鼻水から考えられる病気の見分け方・対処法について
1.感染
様々な性状の鼻汁を伴う事がありますが、中でも子犬ではウイルス感染がとても多いです。普段よりも、明らかに犬の鼻水が大量に出たり、膿っぽかったり、血が混じっている場合は異常です。すぐに病院で受診して下さい。
2.歯周病
高齢の犬の場合、歯磨きをしっかりと行えてない事から、歯石の付着が歯周病を引き起こす事があります。歯周病が重度になると、歯周病菌が頬の骨を溶かしてどんどん深い方に入っていき、鼻につながる管を作ってしまう事があります。
そうなると、歯周病菌が鼻に入る事により、黄色い膿の鼻水が出る事があります。歯磨きが出来なくて、歯石がついてしまっている犬で、鼻水やくしゃみが多くなったと思ったら、要注意です。
歯石が大量についている場合は、病院で受診して下さい。もし、歯周病が原因の場合は抜歯をする事もあります。
3.アレルギー
アレルギーの原因となる物質を病院で調べて、避けるようにしましょう。花粉の季節は、散歩を控える事が有効です。
また、アレルギーで犬が鼻水を垂らさないように掃除をしっかりと行い、ハウスダストを減らしあげる事も大切です。
散歩後には、ブラッシングで、散歩中に毛についたアレルゲンを取り除いて下さい。ブラッシングは家の外で行いましょう。家の中で行うとアレルゲンをばら撒きます。家がフローリングの時は、掃除シートなどを使用するのも有効です。
4.腫瘍
犬の鼻の中に出来た腫瘍によって、くしゃみや鼻水が出る場合があります。特に高齢の犬の場合は、注意が必要です。
中でも、鼻血が出た時は気をつけて下さい。犬では、鼻血が出る事は少なく腫瘍の可能性が多い為、十分に注意が必要です。鼻の腫瘍の場合、顔が変形する事も多いですが、変形がまったくない場合もありますので注意してください。
高齢の犬の場合は、腫瘍の疑いもある為、早めに病院に連れていって下さい。鼻の中の腫瘍は小さいうちは、外からはわかりにくい事が多いです。その為、十分に注意が必要です。
また、高齢の犬の場合、体力が落ちて治りにくいなるので、早めの受診が良いです。
まとめ
犬との生活は、季節や犬種・年齢などで注意する事が違ってくるかと思います。まずは予防が大切になってきます。
人と同じように空気清浄機や加湿器を使用し、お部屋の中を適切に保つ部屋の温度=25度、湿度50~60%が目安になります。湿度が低い場合は、ウイルスなどによる犬は鼻水が出やすいので注意が必要です。
それぞれに応じて対処や検査、治療を行い早期発見が出来るようにしていけると良いと思います。
他の飼い主様も、季節の変わり目などで少し犬の鼻水やくしゃみが出る事があり、様子を見ても大丈夫な場合も多いです。しかし、様子がおかしなと思いましたら、すぐに病院で受診をした方が良いと思います。
また、日頃から、愛犬の為にこまめに観察する事をオススメ致します。
▼犬の病気を症状や病名から調べる▼
犬の病気大辞典!知っておきたい基礎知識
ユーザーのコメント
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20代 女性 小夏
我が家の犬たちはクシャミをして鼻水を出していることはあります。
毛が鼻について気持ち悪くてクシャミで対処するとか…
まさか癌なんてどの飼い主さんも直ぐに考えもしないですよね?。私もそうですし。
でもクシャミも病気を見つける一つのサインだと知れば早期発見できるかもしれません!!!
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30代 女性 もこじ
愛犬も最近鼻水を垂らしたり、くしゃみを連続でしたりしてます。「風邪?」と思ってたんですが、アレルギーや怖い病気の可能性もあるんですね。。。早めに病院で診てもらおうと思います。何かあってからじゃ遅いですもんね! -
30代 女性 Chappy
うちの愛犬も、たまにくしゃみしながら鼻水を足らすことがあります。風邪なのかな…と思う時もありますが次の日はケロッとしていることが多いです。
私も普段から愛犬の鼻をよく観察するのですが、たまにカラッカラに乾いている時があります。
犬は鼻が湿っている状態が一番良いので、そんな時は乾燥しているのかなと湿度をあげたりこまめに温度調整はするようにしています。 -
50代以上 女性 ちょこまま
我が家の愛犬が昨年の暮れより、あわみたいなよだれと、それと同じような嘔吐、発熱などがあります。受信しましたがわからないと医師の答え。しんどい鳴き声。どなたかおわかりになりませんか。血液検査は問題なし -
50代以上 女性 匿名
我が家の愛犬じょん君もかなりの鼻水と咳き込みがあったので、受診をしたらフィラリアでした。今はお薬で症状は治まっています。 -
50代以上 女性 楓
たまに犬の鼻から透明な鼻水?が出ているのを見かけることがありますが、基本的に問題ありません。これまで一緒に暮らしてきた犬たちも、皆そうでした。多分、寝起きや温度差だと思います。
でも、色のついた鼻水や鼻汁をたらしていたら、犬の場合、間違いなく病気です。すぐに獣医さんに連れて行ったほうがいいです。特に犬は鼻血を出すことがありませんので、鼻から血が出ていたら、かなり問題のある状態だと思っていいです。
記事にガンのことが書いてありましたが、かつての愛犬がそうでした。ある日20回ぐらい立て続けにくしゃみをしました。そのときは連続くしゃみで変顔になったその子を見て笑っていましたが、ずいぶん経ってから鼻にガンが転移していることがわかりました。もう助かりようがなかったです。くしゃみ顔を見て笑った自分、そのとき気づけなかった自分がいまだに情けないです。皆さんも、もし愛犬が連続でくしゃみをしたら、病院に連れて行ってあげてください。 -
女性 シュナ
うちは3歳のミニチュアシュナウザーを飼っていますが、比較的鼻水が出やすい子です。ペットショップで初めて会ったときから若干鼻水多めの子だったのですが、一目ぼれ&勝手に運命を感じてしまったので購入することに迷いはりませんでした。成長した今も、時々垂れるほど鼻水がでることがあります。湿ってるのはいいこと、少し多い分には拭いたらなんとかなるかと安易に考えていたのですが、わんこの鼻水はあまりいい兆候ではないようですね。こちらの記事で少しドキッとしました。うちの子の鼻水は透明さらさらなのでアレルギーの可能性が高いかもしれませんが、万が一や病気のサインだとこわいので一度かかりつけのお医者様に相談してみようとおもいます。 -
30代 女性 komanu
わが家の愛犬は、くしゃみのように「ぶしゅん」と言って鼻水を散らすことがあります。
何かに反応してるのかな?と調べてみると、犬にも鼻炎があるのですね。愛犬はこの仕草は仰向けに寝転がっていてお腹をマッサージしている時によくします。これは犬と人間の鼻の構造上の違いですが、犬の場合は逆さになったことで鼻腔が刺激されて起こるくしゃみらしいです。こうして遊んでいる時は、気を付けないと愛犬の鼻水を浴びることとなります。
とは言え、記事のようにアレルギーなどの病気も疑ったことがあります。わが家の場合は仰向けで遊んでいる時以外は滅多にくしゃみをしないので、大丈夫そうですが、やはり普段の愛犬の様子を観察するのはとても大切ですよね。 -
40代 女性 まかぶらあろたる
この記事を読んで感じたのは、犬も人間と同じ環境で生活している以上、なってしまう病気なども似てくるんだなーということでした。
確かにわんこ友だちのワンちゃんの中には、気づけばたりーっと鼻水が出ている子がいます。マズルが短めなので、単純に鼻が弱いのかなぁと思っていました。ヤンチャな子なので、ハナタレ小僧みたいで、かわいいやん!と思っていましたが…。もしかしたら、本当にそれだけなのかも知れませが、もともとアレルギー体質なところがあるので、鼻水の原因はそれかもしれませんね。
ただ怖いのは、やはりそれがガンのような深刻な病気の場合です。
わが家のワンぱくぼーずたちは、みんな今のところ健康でアレルギーなどもないのでほっとしていますが、突然どうなるかわからないですよね。
こういった小さなサインを見落とすことのないよう、しっかりと向き合っていかなければいけないなーと、再認識させて頂けた記事でした! -
20代 女性 いぬまる
この記事を読んで老犬の鼻水はガンからきていることもあると知り、早速愛犬の鼻をみてみました。とりあえずは大丈夫そうでした。他にも歯周病からのサインであったりと鼻水は風邪だけではなく色々な病気の可能性があるんですね。また若い犬はウイルス感染しやすいとのことですが小さい頃は身体の機能も未熟であったり免疫もあまりないからかかりやすいんですね。確かに大人がかかった風邪も子供だと重症化するなんてことを人間でもよく聞きますね。人間でも風邪をひいたときには基本的には薬で治すのではなく自然治癒をすすめられることが多いので、犬でも自然治癒の方が良いのかも知れないですね。もちろん、鼻水を出す前にかからないように注意してあげるのは大切だと思います。犬への予防は飼い主である私たちの予防にも繋がるので一石二鳥ですね♪ -
40代 男性 ぼん吉くん
以前友人のミニチュアダックスが、1年中くしゃみと鼻水が出ていることがありました。特に春先に症状がひどくなり、病院で診察してもらうと花粉症だと診断されていました。美容院でシャンプーをしたとき、特にドライヤーで乾かしているときによく鼻水を出していたそうですが、それについては原因はよく分からなかったそうです。
お医者さんには、アレルギー体質のわんちゃんなのでハウスダストなどにも気をつけるようにも言われたそうです。
人間には花粉症は当たり前の病気でしたが、犬にもあるのかと知りびっくりしました。
友人のわんちゃんはそれ以上の症状はありませんでしたが、たかがくしゃみや鼻水と考えずに、重大な病気が隠れているかもしれないと注意しないといけないですね。 -
女性 ぽっちゃま
うちの子もたまに鼻たれています。
動物病院で他の診察をした時に先生に聞いてみたところ、犬は汗をかかず口でハァハァと呼吸しているのと同じで、自分で湿度調整をしているような場合も鼻が垂れることがありますとのこと。「ん?結露みたいなものですか?」と聞くと先生は笑いながらそんな感じかなと仰っていました。
ただ、その【鼻水の状態】をしっかりチェックしておく必要があるとのことでした。
うちの子はキレイな透明の水のようなサラサラの鼻水だったので問題はありませんでしたが、記事にもかかれているように血が混じったものやねっとりとしたもの、色のついた鼻水はウイルス感染の疑いがあるのですぐに病院に連れてくるようにとの注意を受けました。
人間でもそうですが、鼻水の色でそこには病が潜んでいることがあるので容易に考えてはいけませんね。
あと、くしゃみもそうですが単純に鼻に異物や埃などが侵入しておこる一過性のものもありますが、連続してするくしゃみは病気の可能性があります。
また、短頭犬も鼻水が出やすいと聞きました。
確かに花粉症の季節になるとワンコもアレルギー反応を示すこともあるらしく人間と同じようにくしゃみ、鼻水を発症する場合もあるそうです。その場合はアレルギーを抑制する薬を処方してくれます。
ただ、「あぁ~風邪かな?」なんて安易に考えてはいけません。
ワンコの場合は歯周病からウイルスが入りそれが脳まで達すると聞きました。人間ではあまり考えられないのですが、それで命にもかかわることもあります。
異様なくしゃみや鼻水を発症していたらすぐに病院につれて行ってあげてください。
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女性 Rie
我が家の愛犬も時々鼻水を垂らしていることがあります。寒い日に外から帰ってきたときとか、寝起きとかにサラサラの水みたいな透明の鼻水がちょろっと垂れている感じです。獣医さんに聞いたらそういうのは特に問題ないよ、ということだったので安心しました。どろっとしたのとか止まらない鼻水は要注意らしいです。 -
女性 ラッキー
うちの子も以前ウイルス感染が原因で鼻水がで事があります。数日で直ったので良かったのですが、場合によっては重病の危険もあるんですね。
私のまわりではアレルギーのわんちゃんも多く、そんなわんちゃん達は風邪や重病と区別が付きにくいのではと思いました。日頃の対策はもちろんですが、鼻水が出る原因と愛犬がどんな体質なのか検査しておく事が重要かもしれませんね。 -
女性 数の子
犬が鼻水を垂らすとは、意外でした。おそらく6才になるうちの犬はこれまで鼻水垂らしたことないような気がします。気が付いていないだけなのかな。犬は鼻の構造的に鼻くそはないと聞いたことがあったので、てっきり鼻水もないものだと思い込んでいました。 -
女性 チョコ
つい先日犬飼い友達のワンコが亡くなりました。半年前に鼻水と涙が多くて動物病院を受診していたのですが、はじめは花粉などのアレルギーだろうと診断されて、あっという間に症状が悪くなって別の病院へ行ったら悪性の腫瘍が見つかったとのこと。病気が分かってから亡くなるまで3カ月ほどでした。鼻水、人間のように軽い風邪かな、だなんて考えていたら重い病気の場合もあるので慎重に判断しないといけませんね。 -
50代以上 男性 Masaki
2017年に家族のボーダーコリーが逝きました。
原因は鼻腔内腫瘍、14歳でした。
症状、くしゃみから始まりました。鼻水が出るので風邪と思い動物病院でも初見はそうでしたが、一向に良くならず、数日後、鼻水に血が混じるように。
MRI、CTとチェックしていただくと、鼻腔内腫瘍でステージ4。
余命は2ヶ月持たないとの宣告でした。
療法は外科的療法と、放射線療法がありますが、うちの場合、’放射線療法を選択。
眼底の下まで肥大しており、放置すれば眼球を圧迫して容姿もひどくなるとの事でした。
放射線療法も、放射線の種類によって効果の希薄な病院もあります。
うちは、神奈川県にある大学付属動物病院で、週1回計6回全身麻酔で治療。
犬自身にも体力的にかなりなプレスがかかったと思いますがよく頑張ってくれました。
結果として6ヶ月程の延命になったとはいえ、精一杯の事をしてやることしかできなかったのが残念でなりません。
くしゃみで鼻血が出るような状況では、鼻腔内腫瘍の場合かなり進行していると思われます。
家族のワンちゃんでそのような症状が出る前にくしゃみには十分気をつけて観察してあげて欲しいと思います。
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30代 女性 ポル
我が家のチワワ6歳♀は1年くらい前から透明な鼻水が垂れるようになってきました。右の鼻からよく垂れているみたいで就寝時は尻尾や前脚がベッチョリしてます。病院では温度湿度の変化かアレルギーだと言われ元気で食欲もあるから様子見でいいよ、もし鼻水に血が混じっていたり元気がなかったら連れてきてと言われたのですが、この記事を読んで不安になってきました。でも今までの経験から考えすぎるのもよくないということを知ってますので、獣医さんを信じて様子見しようと思います。
犬が鼻水を垂らしているときには、両側の鼻から垂らしているのか片方からだけなのかをよく見てください。片側の鼻から鼻水をたらしていて、いつも同じ側の鼻の場合はアレルギーや風邪ではなく「鼻腔内腫瘍」や「歯根膿瘍」の可能性があります。透明の鼻水が徐々に濁り、血が混じったような感じになってきたり、呼吸が苦しい・いびきがひどいなどの症状を伴うようになった場合は明らかに何らかの異常が起きているサインです。早めに精密検査を受けましょう。鼻腔内腫瘍は相当大きなものでもレントゲンでは映らず確認ができません。MRIで確認してもらうことが大切です。