知らない人の犬に触るときのルールとマナー

知らない人の犬に触るときのルールとマナー

散歩の途中では、よく色々なわんちゃんを連れた飼い主さんに会うことがありますよね。可愛いわんちゃんを見ると、つい触りたい気持ちになりますが、みなさんはきちんとマナーやルールを守っていますか?

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知らない人の犬に触るときのルールとマナー

可愛いわんちゃんを連れている飼い主さんを見ると、ついつい愛犬のことについて話し込んでしまったり、お互いのわんちゃんを触ったりすることがあると思います。
相手のわんちゃんを触るときに、みなさんはマナーやルールを考えたことがありますか?

今回は、そんな知らない人のわんちゃんを触るときのルールやマナーをご紹介します。

ベンチに座っている犬の写真

触っても良いか声をかける

まず、相手の飼い主さんに必ず「触っても良いですか?」と一言声をかけて、許可を得てから触るようにしましょう。

笑顔で飼い主さんやわんちゃんに挨拶を交わして、わんちゃんがリラックスできるような雰囲気を作ることができると、なお良いですね♪

人に触られることを嫌うわんちゃんもいますので、許可なく触ってしまい興奮状態にさせてしまったり、怯えさせてしまわないように注意が必要です。

正面から近づかない

正面からガツガツと触りに行くと、わんちゃんは「敵意があるのでは?」と緊張してしまいます。
近づくときは正面から向かっていくのではなく、少し回り込むようにわんちゃんの体の横へ移動するように心がけてください。
これは「カーミングシグナル」といって、わんちゃん同士が「攻撃の意思がないことを伝える行動」で、こちらを敵視しないためにも意識すると良いと思います。

撫でるときは頭以外を

つい、頭を撫でてしまいがちですが、実は、わんちゃんにとって正面から頭を撫でられたりすることは嬉しいことではないのです。

わんちゃんは本能的に上からの刺激には敏感で、「この人は誰?」「何か怖いことをしてくるんじゃ…」という不安や恐怖の感情を引き出してしまいます。
首、肩、胸など側面から中心にかけて触ってあげるとわんちゃんも安心できますよ♪

犬と子供の写真

大きな声で近づかない

「わー!かわいいー!!」と大きな声を出しながら近づいてくる方もいると思いますが、この行動はNGです。
急に大きな声を出されると私たちでもビックリしますよね?
わんちゃんも同様で、一気に緊張して警戒心を持ってしまいます。
近づくときは静かにそして穏やかに声をかけるよう心がけましょう。

また、よく小さな子供たちが「わんこだー!」と触りたがることがあります。
そんな子供に対して警戒心を強めてしまうわんちゃんも少なくありません。

親として子供に「急に近づいたり、触るとわんちゃんがビックリするからね。触っても良いか聞いてみよう」などと説明したり、
飼い主さんも「頭をナデナデされるのはあまり好きじゃないから、首とか体の横を触ってあげてくれる?」とワンクッションおいてあげると良いと思います。

知らない人の飼い犬と自分の犬のスキンシップで気をつけること

次に自分の愛犬と相手のわんちゃんとのスキンシップで気をつけることをご紹介します。

やみくもに近づかせない

愛犬が「あっちのわんちゃんのところに行きたい!」とグイグイ引っ張ってくることがありますが、誰彼かまわず近づかさせないように注意してください。

わんちゃんの中には他犬との挨拶を苦手とする子もたくさんいます。
そういう子は相手が近づいてくると、驚いて吠えたり噛みついたり、または怯えてしまって萎縮することがあります。
まずは相手のわんちゃんがフレンドリーであるかどうか見極めて、飼い主さんへ「近づいても大丈夫ですか?」と声をかけるようにしましょう。

吠える前に指示を出す

愛犬が他のわんちゃんを見ると吠えてしまうことが分かっている場合は、予めマテやフセなどの指示を出しておきましょう。
こちら側が吠えてしまうと相手も興奮状態になることがあります。
何度も指示を繰り返すことで、他のわんちゃんと会っても興奮しなくなりますので、根気強く続けましょう!

すれ違うときはリードの長さに注意する

リードが長いままだといざという時にうまくコントロールする事ができなくなるだけでなく、相手のわんちゃんのリードと絡まってしまうこともあります。
他のわんちゃんとすれ違うときは、なるべく短くリードを持ちましょう。

犬同士が挨拶している写真

まとめ

いかがでしたでしょうか。

うちの子は人に触られたり抱っこしてもらうことが大好きで、自分から寄っていくタイプです。
そのためか「触っていいですか?」と聞かれる前に自ら触ってもらいに行きます。

短いしっぽをブンブン振って喜んでいる愛犬を見ると、触ってくれる人は大歓迎です。
ただ、一言もなく突然触られたりするのはちょっと不安ではありますよね?
せめて「おはようございます」と挨拶がてらや「可愛いですね~」と褒めながらなど、飼い主である私に声をかけてくれる方が嬉しいです。

普段はおとなしいわんちゃんでも、ふとした瞬間に興奮状態になり、相手を傷つけたりと大きなトラブルに発展してしまうことも十分考えられます。

みなさんもマナーを守って、飼い主さん同士、わんちゃん同士気持ちの良いコミュニケーションを取ってくださいね。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    40代 女性 pon

    犬を連れて歩いていると、「わーかわいい!」と走って寄って来る人や、すれ違いざまに急になでる人などがいます。
    犬が驚いて噛み付いたりなんてしたら大変なので、いつも飼い主の私も驚いてしまいます。
    小さな子供には、「急に触ると犬が驚いちゃうから、ゆっくりと背中をなでてあげてね」と教えますが、大人が「あらかわいー」と急になでようとするときにはその無神経さに少し腹が立って「うちの犬噛みますよ」ととっさに言ってしまいます、実際は噛んだことはありませんが。
    おそらく犬を見て急に撫でようとする人は、犬を飼ったことがない方だと思います。犬を触る前に「撫でてもいいですか」の一言があればいいのに、といつも思ってしまいます。犬は撫でられるのが好きだときっと思っているのでしょうが、知らない人に急に触られるなんて恐怖に違いありません。
  • 投稿者

    30代 女性 まろんママ

    私も自分で犬を飼うまではあまり気にしたことがなかったんですが、犬に近寄るのってしっかり気をつけながらじゃないと危ないですよね。散歩していても「わー!かわいい!」などとかけよってきていきなり頭をなでようとする人とかがいますが、うちの子の中にはそういう人がすごく苦手で逃げてしまう子がいます。人が好きで喜んで応じる子もいるんですが、一般的に言えばもっと慎重に近づかないとまずいですよね。特に子供さんにそういう傾向があって、うちの臆病な子は子供が本当に苦手です。甲高い大きな声や急な激しい動きにびっくりしてしまうんですよね。でも、小さな子でも「なでていいですか?」と私に聞いてくれる子もいてとても感心します。多分親御さんがちゃんと教えているんだろうな、って。
  • 投稿者

    40代 女性 momo

    私は以前、愛犬と共に地域のボランティア活動に参加していて、小学校にもふれあい活動へ行きました。その際に、ただ触ってもらうだけでなく、日々生活していく中でワンちゃんにどんなマナーで接したら良いかを教えてあげていました。それは、記事にあるように大きな声を出して近づかない事や、連れている人に「触ってもいいですか?」と確認を取る事、触る際はゆっくりと手を丸めてあごの下でニオイを嗅がせてあげてからそっとなぜる等です。
    特に小さいうちにそれらのマナーを知らずに触ってしまって、噛まれたりしてトラウマになってはいけないので、大人が教えてあげなくてはいけないと思いました。
    また、犬同士でも初めて触れ合わせる時には、やみくもに近づかず、「大丈夫ですか?」と連れている飼い主に聞くのがマナーだと思います。
  • 投稿者

    40代 女性 SUSU


    愛犬が知らない人から触られることについてや愛犬と他のワンコとの接し方については、ワンコと暮らしている飼い主さんであれば、いろいろな思いをされた方は多いのではないかなと思います。
    愛犬は小型犬なので、お子さん連れのお母さんなど、触らせようと近づいて来られることも多いです。小型犬とはいえ何かされたら攻撃するリスクはありますので、こちらとしては正直、見ず知らずのお子さんには近づいて欲しくないのが本音でもあります。角が立たないようにやんわりお断りするのは難しいですね。

    私は基本的に知らないワンコを自分から触ろうとはしないようにしています。お散歩中にワンコ同士が挨拶をした後、相手のワンコが私に興味を持って近づいてきてくれることがありますが、じっとして動かず匂いを嗅いでもらうのを待つようにしています。その後、触っていいよと近づいてきてくれた時はそっと胸を辺りを触れるようにしています。
    愛犬の様子を見ていても、お散歩中に初めて会ったワンコと挨拶をした後に、その飼い主さんの匂いを嗅ごうと近づくことはありますが、触って欲しくて近づいているのではないように思うからです。
    お散歩中は若干テンションが高めで、「こんにちわ!」と近づいて行っているように見えるのですが、相手の飼い主さんが触ろうとすると後ずさることが多いように思います。
    触られる瞬間に肩をすくめたり、顔を背けたりといったカーミングシグナルを出しています。

    また、犬同士の挨拶についてですが、これも悩ましい問題ですね。
    ワンコ同士は挨拶を望んでいても飼い主さんが乗り気じゃなく引っ張るように立ち去ってしまったり、また逆に慣れさせないといけないと躍起になって挨拶をさせようと追いかけてくる方もいらっしゃいます。
    個人的な考えですが、挨拶をするかどうかは犬同士が決めればいいのかなと思っています。
    人間と同じようにワンコにもいろいろな性格の子がいて、とても社交的で積極的なタイプの子、犬見知りで知らないワンコと接するのが得意ではない子、少数だといいが大勢いると気後れしてしまう子、いろんなタイプがいていいのではないかなと思うのです。

    私たちは犬同士の挨拶というと、鼻先を付き合わせたりお尻の匂いを嗅ぐことが挨拶だと思いがちで、挨拶させないと!と近づける人もいますが、遠くからすれ違う際に大きく弧を描きながら視線をそらしゆっくりとすれ違うことも「敵意がないよ。」という立派な挨拶です。
    落ち着いた成犬同士であれば、近づいてそっと匂いを嗅ぎ合ってすぐ別れたり、近くにいてもお互いに地面の匂いを嗅いで知らんふりをしているように見える仕草も挨拶です。

    どんなタイプのワンコに対しても一律に仲良くしてほしい、挨拶が出来るようになって欲しいと頑張って慣らそうとしたり、トレーナーさんに通ったり、飼い主としては何とか克服してほしいと躍起になってしまいがちですが、人間社会でもなかなかそれは難しい注文ではないかなと思います。
    以前は何とか克服させようとおやつを使ったりコマンドを出したりいろいろと試してみた時期もありますが、お散歩中に会えたら大喜びして近づくお友だちがいたり、苦手で出来れば近づきたくないワンコや顔を見たら喧嘩を売ってしまいそうになるほど嫌いな子がいても仕方がないことなのかなと思うようになりました。
    吠えかかったりせず道の端に寄って通りすぎることができたのであれば、我が家ではそれで良しとしています。
  • 投稿者

    30代 女性 ともちん

    ある程度の都会の住宅街に住んでいることもあり、人間同士の関係が希薄な傾向にあるのが幸いして、声かけもなしに愛犬に触れようとする人とは出会ったことはなく、愛犬自身も人間大好きなので、嫌がるどころか、自ら尻尾を振ってお腹を出す始末...そんな環境にいても、特に子どもさん絡みでは慎重になるケースがあります。人間に慣れているとはいえ、子ども、乳幼児までOKかと言えば、それは別というワンちゃんも案外多く、乳幼児の予期せぬ行動に対して、愛犬が驚いたりして飼い主が予期せぬ行動に出てしまう話を数多く耳にしているからです。

    飼い主として言えることは、「聞いて欲しい」その一言に尽きます。
    こちらも話しかけてくれた方が希望されているならば、大人・子ども含めて、犬を触ることに慣れていようといまいと、接し方のコツをお伝えして、双方にとっていいコミュニケーションになればと願っていますが、いつもいつもうまくいくとも限りません。急いでいる時もあれば、申し訳ないが、この子どもさんはちょっと..と直感で感じて断る場合もあります。勝手に触れられて愛犬が驚いて噛んでしまったケースでも、飼い主は管理不行き届きとして罪に問われるのが、日本の法律なので、慎重になっていることを知って貰えたらいいなと思います。
  • 投稿者

    30代 女性 ひまわり

    知らない犬の触り方には十分注意するようにしています。犬を飼っている人なら分かるかもしれませんが、犬種によってはとても繊細でどのわんちゃんも触られる事に慣れているわけではありません。ルールやマナーももちろんですが、先ずは飼い主さんに許可を取ってから触れ合いたいですね。
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