犬を飼うとできなくなることがある!?
犬を飼うと癒される、健康になれる、交流関係が広がるといったメリットがあります。一方でデメリットもあり、そのひとつが『できなくなることがある』ことです。
犬を飼ってから「こんなはずじゃなかった」と後悔することがないように、どのようなことができなくなるのか、犬を飼う前に知っておくのは大切なことです。そこで今回は、犬を飼うとできなくなることをご紹介していきたいと思います。
犬を飼うとできなくなることは?
①気軽に旅行へ行くこと
先日近所の女の子が、愛犬の散歩へ出かけようとしていた私に「いいな~、犬。うちは、旅行に行けなくなるから飼えないってお母さんが…」と、残念そうに言っていました。お母さんはよく分かっています。そうです、犬を飼うと旅行へ行くのが難しくなります。
もちろん全く旅行へ行けなくなるわけではありませんが、少なくともこれまで通り気軽には行けなくなるでしょう。
今は犬と宿泊できる施設が増えてきているので、犬と一緒に旅行することも可能です。とはいえ、犬が一緒だと準備が大変だったり、事前に調べておかなくてはいけないことも多かったりして『気軽に旅行』とはいきません。
「犬をペットホテルに預ければいい」と思うかもしれませんが、飼い主さんの旅費にペットホテル代がプラスされるので費用がかさみます。また飼い主さんと離れてしまったことや、環境の変化によるストレスで体調を崩す犬もいるので、思っているよりペットホテルを気軽に利用できないかもしれません。
②時間を気にしないお出かけ
犬が家で待っていなければ、時間を気にせず出かけることができます。朝早く出かけて、夜遅く帰って来ても問題ないでしょう。
犬が家で待っていたらそうはいきません。早めに帰って、散歩や食事などの世話をしなくてはいけないからです。そして長時間のお出かけともなれば、寂しがっていないか、いたずらしていなかなど、犬の様子が気になってそわそわしてしまうでしょう。
犬を飼うと、飲み会やディナーに誘われても断ったり、先に帰ったりすることが多くなって「つき合いが悪い」なんて言われてしまうかもしません。
③寝坊や二度寝
「明日の朝はゆっくり寝るぞ~」と寝坊を前提にしてのんびり過ごす夜、あるいは「あぁ…今日は休みだからまだ寝られる~」と気持ちよく二度寝する朝は幸せですね。そんな幸せも、犬を飼ったら味わえなくなる可能性が高いです。犬には飼い主さんの都合は関係ないため、飼い主さんが休みの日の朝も、いつもの時間に散歩に行きたがるでしょう。
雨天時は散歩を休むことにしている飼い主さんにとって、朝から雨が降っている日は二度寝ができるラッキーデー。しかし散歩でしか排泄しない犬も少なくないので、犬を飼ったら基本的に寝坊も二度寝もできないと思ったほうがいいでしょう。
④掃除をサボること
人しか住んでいない部屋は掃除をどれだけサボっても、家族や友人に『汚部屋』扱いされるくらいで、あまり影響はないでしょう。でも、犬も住む部屋の掃除はサボれません。しかも犬がいたら、ハウスやトイレトレーなど犬の身の回りのものまで掃除する必要があります。
忙しかったり体調が悪かったりして、掃除ができない日が1~2日くらいあっても許容範囲でしょう。では、掃除をしない日が何日も続いたらどうでしょうか。犬の抜け毛だらけになったり、においが発生したりします。また部屋にいろいろなものが散乱していれば、犬が異物を誤飲する危険もあります。
そもそも犬はきれい好きで、生活空間が清潔でないとストレスになったり、病気になりやすくなったりするため、飼い主さんは掃除をサボれないのです。
⑤夏のクーラー代の節約
犬を飼っていなくても、夏はクーラーの使用によって電気代が跳ね上がるものです。少しでもクーラーの使用を控えて節約したいと考える人は多いと思いますが、犬がいたら無理です。節約どころか、さらに電気代が高くなるのを覚悟しなくてはいけません。
全身が被毛で覆われていることや、足の裏などごく一部でしか汗をかけないことなどから、犬は人よりも暑さに弱く、熱中症になりやすいです。ですから夏場はクーラーを使って26℃前後を目安に、室温を快適に保つ必要があります。
犬だけで留守番させるときも、クーラーはつけたまま出かけなくてはならず、犬を飼ったら、夏の間エアコンはほぼつけっ放しと言っても過言ではありません。
ちなみに、犬は扇風機の風ではあまり涼しくなりません。人は全身に汗をかくため、扇風機の風に当たると汗が気化して涼しさを感じます。一方犬は足の裏など一部でしか汗をかかないため、扇風機の風に当たっても涼しさを感じにくいのです。
クーラーの冷気を循環させるために扇風機を併用するのはアリですが、扇風機だけで犬に暑さを凌がせようとするのはナシだと覚えておきましょう。
まとめ
今回は、犬を飼うとできなくなることを5つご紹介しました。ご紹介したことができなくなるのは無理だと思うのなら、犬を飼うのはやめたほうがいいです。「飼わなきゃよかった」「犬がいなければ…」と思いながら生活するのは、お互いに不幸です。そして、一度飼ってから「やっぱり無理」と手放すなんてことはあってはなりません。
犬を飼うには責任が伴います。絶対に安易な気持ちで飼ってはいけません。「犬のためなら、できなくなることがあっても平気!」「何があっても最期まで面倒を見る!」と、断言できるようになってから飼いましょう。
ユーザーのコメント
20代 男性 匿名
まだ眠いとか今日は休みだからもう少し寝たい、飼い主の都合なんざ知ったこっちゃありません。決まったルーティンがあるならその時間に要求します。寝坊、二度寝は基本的に出来ないと思ってください。
掃除は犬が居なくてもやるべきなんてろくに掃除しない俺が言えたことじゃないけど自分の部屋はともかく共同スペースとサークルは必ずし洗います。抜け毛があれば不衛生だし舞えば健康に害が出ます。犬を飼うと掃除が必ず必要になります。もし何か危険物が落ちていた場合誤飲した場合ただじゃすみません。
犬は暑さに非常に弱いのでクーラーは必須です。ケチってつけないのは犬を殺すと同じこと。冬もそう。耐えられる犬も居ますが小型犬、シングルコート、温暖地原産犬は寒さにも弱いです。犬が居れば電気代 跳ね上がります。
犬が居れば失うものは沢山あります、金、対人関係、選択肢時間等他にもあるでしょう。簡単には飼えないのです。飼うにはそれらを手放す必要があります。もし出来ないなら飼わない方が良い、犬を不幸にするだけ。実際不幸にするのは手放せない奴ら。
20代 女性 匿名
ほんと気軽に旅行は色んな意味で
制限がかかる。
ペット同伴可でも侵入出来るエリアはほんのちょっぴりだったり
ここ寄っていこうかなもペットが行けるか分からないし事前の下調べ、確認の連絡も必須。
預けるにも証明書が写真で良いところもあれば、原本必須の所もあるし。
でもペットOKのところに一緒に行ける時は
やっぱり楽しいし、一緒に出かけたいからOKなとこ探すのも楽しい!
強いて言うなら?捨てれる所探すのは困難笑