1.急におもちゃで遊びだす
老犬になると、あまりおもちゃで遊ぶことはなくなります。おもちゃに全く興味を持ってくれなくなるからです。たまに見せる急におもちゃで遊び出す瞬間は、老犬だけが見せるかわいい行動です。
思わず写真や動画を撮りたくなりますし、飼い主にとって嬉しい瞬間です。なぜ急におもちゃに興味を持ったのかまではわかりませんが、“今日は体調が良さそうだな”とか、“お気に入りのおもちゃをひとつだけでも残しておいて良かったな”と感じます。
認知症の予防に♡
おもちゃで遊ぶことは老犬の認知症の予防に良いです。おもちゃで遊ぶことによって脳に良い刺激を与えることができるからです。
中におやつを入れて取り出して遊ぶことができるおもちゃは、手足や体もよく動かしますし、嗅覚もよく使います。どうやったらおやつが出てくるかな?と考えることも認知症の予防に良いです。
2.できなくて鳴く
老犬になると自分ではできなくなることが増えます。例えば、犬専用の階段やスロープを使って簡単に上り下りしていたソファーも自分では上り下りできなくなります。階段やスロープを使っても恐る恐る。
上手くできないかもしれないと感じ、不安になってしまうのです。ピョンッと飛び跳ねて上り下りしては危ないからと叱っていたのに…随分と歳をとったんだな…と、老犬だけが見せるかわいい行動を愛おしく思います。
3.行き詰まる
老犬になると視覚が衰えます。すると家具や壁にぶつかりやすくなります。家具と壁の隙間に入り込んでしまい、行き詰まり、出られなくなってしまうことがあります。
鳴いて知らせる犬もいますが、飼い主が気づくまでずっと立ったままでいることもあります。狭い隙間に行き詰まる愛犬の姿は、老犬だけが見せるかわいい行動です。ただ、ケガをしてしまう恐れもありますので、一度でも行き詰まってしまった場所へは立ち入ることができないよう、工夫や対策をしてあげてください。
4.リードを頼りに歩く
老犬になるとお散歩にも不自由があります。目が見えづらくなり、耳が聴こえづらくなり、ニオイを頼りに歩くこともできなくなります。そんな老犬が最も頼りにするのがリードです。飼い主が手に持つリードが一番の頼りなのです。
地面には汚物や危険な物が落ちていることがあります。愛犬が老犬になったら地面をよく見て、リードを引くことで知らせてあげなければなりません。曲がり角でも、車道を渡るときでも、リードから伝わる飼い主からの指示だけが頼りです。
どれだけ自分のことを理解し、信頼してくれているのかがわかる瞬間です。飼い主にはたまらなく嬉しい老犬だけが見せるかわいい行動です。
5.目で訴えてくる
不満があるとき、目で訴えてくることがあります。子犬や若い犬であれば、吠えたり騒いだりして不満を訴えますが、老犬は視線だけで訴えてきます。
これまでたくさん吠えたり騒いだりして、そのたびに叱られてきたからでしょうか。どのように訴えたらわがままも聞いてもらうことができるのか、長く一緒に暮らしてきた愛犬だからこそお見通しなのです。
目が合えば、尻尾を振って応えます。起き上がりたいけれど自分の力だけでは起き上がれないとき。忙しそうにしているけれど抱っこしてほしいとき。痒いところがあって体を撫でてほしいときなどです。あの潤んだ丸く大きな目で訴えられたら、どんなわがままも叶えてあげたくなる老犬がけが見せるかわいい行動です。
まとめ
老犬だけが見せるかわいい行動♡全ての飼い主さんがいつか必ず経験することでしょう。
- 急におもちゃで遊びだす
- できなくて鳴く
- 行き詰まる
- リードを頼りに歩く
- 目で訴えてくる
何気ない行動かもしれませんが、老犬だからこそ愛おしく感じられます。毎日少しずつ行動にも衰えが見えてきますが、家族の話題になったり、さらに笑顔をもたらしたりしてくれるでしょう。
ユーザーのコメント
50代以上 女性 匿名
手が立派に大きくて、胸板も厚いのかな?
おやつが欲しいと、階段を登ります。目も白内障ですが、大丈夫です。とにかく、元気なおじいちゃんです。