犬のおしゃれは幅広く展開!でも…
ここ10年ほどで、犬のおしゃれコンテンツはとても拡充してきました。犬の洋服や靴などの被服類はもちろん、その他にも美容コンテンツが増えてきているように思います。
飼い主と飼い犬が一緒に楽しめるコンテンツが増えている一方、行き過ぎたおしゃれによって、犬にストレスを与えてしまったり、犬の健康に悪影響を及ぼしたりしているケースも度々起こります。
こうした例を見ると、愛犬にかわいい姿をしてもらいたいと思う飼い主は多いですが、犬はアクセサリーではないということを今一度、再認識するべきタイミングが来ていると言えます。
犬にとってNGな『おしゃれ』4選
犬のおしゃれは幅広く展開されるようになりましたが、その中には、犬にとって不快に感じるおしゃれや、実際に健康被害が出ているおしゃれもあります。では、どのようなおしゃれが悪影響を及ぼすのでしょうか。
1.過度な装飾の付いた服
一昔前から販売されている犬の洋服は、現在ではたくさんのデザインや素材の物を見かけますよね。中には、飼い主さんとペアルックを楽しめる洋服もあります。
しかし、犬の洋服に過度な装飾は必要ありません。ジャラジャラと装飾が付いていると、犬も気になってしまいストレスが溜まりますし、噛み千切って誤飲の原因となることも考えられます。
また、アレルギー体質の犬であれば、装飾の素材によってアレルギー反応を引き起こすこともあります。装飾物を気にしてかじっているうちに外れてしまい飲み込んでしまうと大きさによっては腸が閉塞してしまい命に係わるかもしれません。犬の洋服は、基本的に機能性を重視し、装飾もできるだけシンプルな物をチョイスし、その中からかわいい洋服を選ぶようにしましょう。
2.毛を染めるヘアカラー
近年、犬の毛にカラーリングするサービスを展開しているサロンがあることをご存じでしょうか。意外と多く、トリミングサロンなどでカラーリングというサービスがメニューに加えられている店舗も珍しくありません。
しかし、人にも同じことを言えますが、毛を染める行為は毛を傷める行為です。犬の毛は人間の毛ほど強度が強くないため、犬の重要な要素である毛を傷めてしまうことに繋がります。
また、カラーリング剤が皮膚に付いてしまうと、人間よりも弱い皮膚を持つ犬は、皮膚炎を引き起こすなど健康被害が出てしまうケースもあります。ヘアカラーは必要なおしゃれではありません。健康被害が出るリスクを考えましょう。
3.爪に色を塗るマニキュア
最近、カラーリングだけでなく、犬用のマニキュアも販売されるようになりました。しかし、やはりこちらも犬にとっては必要なおしゃれではありません。基本的に、犬には無害な材料を使っているマニキュアが大半ですが、犬にとって、爪によくわからない物を塗られるという行為そのものがストレス要因となります。
また、マニキュアによっては、毒性のある材料を使っている商品もゼロではありませんし、マニキュアを塗った爪からマニキュア独特の臭いが漂い、その臭いにストレスを感じる恐れもあります。おしゃれはすべて飼い主の判断ではありますが、愛犬にとって悪い影響を与える可能性のある物は、できるだけ控えるべきでしょう。
4.厳つい装飾の首輪
犬の首輪も様々なデザインの物がありますが、首輪にジャラジャラと装飾が付いていたり、硬めの素材を使った装飾が施されたりしている場合、犬の首に刺激を与えている恐れがあります。
金属に反応して皮膚炎を引き起こすこともありますし、装飾が当たり、こすれて皮膚を傷めてしまうことも珍しくありません。あまり派手な装飾や厳つい装飾は避け、愛犬が常に着けていても、皮膚に悪い影響の少ない首輪を選んであげてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。愛犬がおしゃれな格好をしてくれると、飼い主としては「かわいい!」と思うかもしれません。しかし、その裏で愛犬がストレスを感じていたり、健康上問題が起こる可能性もあることを理解しましょう。
ユーザーのコメント
20代 男性 匿名
40代 女性 匿名
例えば、夏はUVカットで熱を吸収しない薄い色で天然素材の物だったり、冬の散歩は動きやすくて暖かい素材の腕と脚もカバー出来るフルガードタイプを選んでいます。
値段や可愛いデザインに惹かれがちではありますが、購入時に少しお値段がはっても結果、わんこ達がストレスなく快適に過ごせる服を選びたいと思っています。