1.しつこく吠えて鳴き止まない
わんこが他人に迷惑をかけてしまうものの代表格は、やはり鳴き声ではないでしょうか。わんこの鳴き声による騒音問題は、しばしばご近所トラブルにも発展します。たとえ犬好きな人であったとしても、あまりにけたたましい鳴き声には顔をしかめてしまいますよね。
わんこが吠えるシチュエーションはさまざまありますが、無駄吠えであったり社会化不足による過剰な警戒吠えであったりする場合には、適切なしつけやトレーニングを行うことで矯正する必要があります。
2.人混みの中を散歩する
最近はわんこと一緒に旅行をする人も増えていますよね。旅先を愛犬と歩くのは新鮮で楽しいですが、有名な観光地やお祭り等の場合には人が多く、人混みの中を歩かなければならないこともあります。
そんなとき、愛犬をそのままリードで歩かせるのは考えもの。わんこは体高が低いのですれ違う人からは死角になってしまい、他の人の歩行の妨げになってしまう場合があります。
特に小型犬の場合には、わんこにとっても周りの人に踏まれたり蹴られたりしてケガをしてしまいかねません。また、犬が苦手な人や犬アレルギーの人にとっても、人混みではわんこから離れて歩くことができず、嫌な思いをさせてしまうかもしれません。
どうしても愛犬と人混みの中を歩かなければいけない場合には、抱っこするようにしたりドッグカートやスリングを利用したりして、地面をそのまま歩かせるのは極力避けましょう。
3.おしっこやうんちの処理が適切でない
お散歩中に愛犬がおしっこやうんちをした場合、おしっこであれば水で洗い流したりペットシーツで拭うこと、うんちであれば拾って持ち帰るのがマナーですよね。
この後処理をしっかり行わないと見ているだけでも不快ですし、場合によっては公共物の腐食や汚れの原因になってしまいかねません。また他人の家の敷地内や神社等の聖域等、排泄をさせてはいけない場所で排泄させることも大変な迷惑をかけてしまいます。
また拾ったうんちを公園やコンビニのゴミ箱に捨てたり、お店のトイレに流したりしていませんか?ゴミ箱に捨てると悪臭の原因になりますし、トイレにわんこのうんちを流すことは自治体によっては禁止されている場合もあるので注意が必要です。
4.イスの上にそのまま座らせる
お店のイスや公共の場のベンチ等、イスの上にわんこを直接座らせることも他人に迷惑をかけてしまう可能性があります。わんこの足に付いていた泥やゴミがイスを汚してしまったり、抜け毛がイスに残って次に座った人の衣服に付着してしまったりするかもしれません。
特別許可されているお店等でなければ、イスの上にわんこを直接座らせることは控えるべきです。イスがあると上ってしまうクセがある子の場合には特に注意を払う必要があります。どうしても上ってしまう場合にはカフェマットやタオル等を持ち歩いてイスの上に敷いたうえで、帰る際にはイスに汚れや抜け毛が残っていないかをしっかり確認しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?近年、犬連れで出かけられる場所が増えてきた一方で、犬連れのマナーが問題視されることも多くなってきています。それまで犬連れOKとしていた場所が、犬連れ客のマナーの悪さから犬連れNGにせざるをえなくなってしまった例も実際に報告されています。
愛犬とのびのび楽しく暮らすためにも、犬が苦手な人やアレルギーの人など他人の気持ちにしっかり配慮して、迷惑をかけないように行動しなくてはなりません。
ユーザーのコメント
20代 男性 匿名
他人のことを思うことは犬の居場所を守ること、印象を良くすることに繋がり町の美化にもなるのでメリットが豊富です。共に暮らしてきた存在なら居場所無くすより増やしたいですよね。