犬に野菜を与える時のNG行為３選！こんな与え方が体調不良を起こすことも…？

犬に野菜を与える時のNG行為1:食べさせてはいけないものを与える

犬に野菜を与える際に何でも与えるのは危険です。その中には食べてはいけない野菜が含まれているかもしれません。そのため食べさせてはいけない野菜を与えるのはNG行為です。

食べさせてはいけない代表的な野菜はネギ類の野菜で、玉ねぎやネギ、ニラです。

これらの野菜を食べてしまうと少量でも吐き気などの中毒症状を起こしてしまうことがあります。また、体内の赤血球に変異が起き貧血を引き起こす可能性もあり、亡くなってしまう場合もあります。

そのため野菜を与える際はワンちゃんに食べさせても良いものか事前に調べるようにして、どうしても分からない場合はかかりつけの動物病院に相談してみてください。

犬に野菜を与える時のNG行為2:適切な処理をしないで与える

野菜を与える時に適切な処理をしないのもNG行為です。

例えば、切った野菜を与える際にワンちゃんが食べやすいように小さく切らずにある程度の大きさで与えた場合です。大型犬や中型犬のワンちゃんならうまい具合に食べることが出来るかもしれませんが小型犬だと頑張って食べようとしていたら誤ってそのまま飲み込んでしまい事故に繋がってしまう恐れがあります。

また、種、皮、茎、芯が含まれている野菜を与える際はこれらを取ることが大切です。きちんと取らずにそのまま与えてしまうと、同様に喉や食道で詰まってしまい、最悪手術をして取り出さなければならなくなり事故に繋がってしまいます。また、中には種、皮、茎、芯に中毒物質を含んでいる野菜もあります。

以上のことから野菜を与える際は適切な処理をしてから与えるようにしてください。

犬に野菜を与える時のNG行為3:適量以上を与える

ワンちゃんに野菜を与える時に適量以上を与えるのもNG行為です。先ほどの食べさせてはいけない野菜を与えなかったり、適切な処理をしているからといって適量以上を与えてしまうと、ワンちゃんにとってかえって毒になってしまう場合があります。

例えばトマトやキャベツ、レタスなどの生野菜として食べる機会が多い野菜です。

水分が多く含まれていて食感も良いので喜んで食べるワンちゃんが多いですが、食べ過ぎると下痢や吐き気をおこし、脱水症状になることがあります。

そのためいくら美味しそうに食べていても体の大きさにあった量を与え、フードを食べる際の補助として与えるようにしてください。

まとめ

肉食動物の犬ですが、栄養の補助として野菜を与えることは決して悪いことではありません。もし野菜をワンちゃんに与えるなら、今回紹介した例のようなNG行為をしないようにしてください。

上の例でも紹介しましたが、与え方を間違えると栄養の補助どころか毒になり、最悪の場合命の問題に発展してしまいます。また、与える際ですが野菜の中には食べやすいものや食感が良いものもあるのでワンちゃんの体調が悪く何か食べさせたいという時に活用してみるのも良いと思います。