ごはん皿を床に直置きはNG!
皆さんは愛犬にごはんを与える時、どのように食べさせていますか。多くの人が愛犬専用のごはん皿にドッグフードを入れてあげているのではないでしょうか。
その後、ごはん皿を食器台に置くご家庭もあれば、床に直置きして与えるご家庭もあると思いますが、直置きしてしまうと犬にとって高さが低すぎるため、非常に食べにくいです。
ごはんを食べるために首を下に下ろさなければいけないので、首や背骨、足腰など、体全体に負担がかかります。すると、ヘルニアなどの病院の原因となる恐れもあるので、できるだけ愛犬に合った食器台を用意してあげましょう。
犬にNGな食器台とは?
愛犬になるべく負担をかけないためにも必要な食器台。しかし、どのような食器台でも良いというわけではありません。ここでは、なるべく避けるべき食器台の特徴を紹介するので、これから購入を検討している方や、買い替えを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
ごはん皿を設置する高さが低い
食器台は引っかけるタイプや置くタイプなどさまざまなタイプの物がありますが、ごはん皿を設置する高さが低すぎるものはNGです。
先ほどお話ししたように、犬の首の高さに比べて低すぎる高さにごはん皿を設置する部分が取り付けられていると、結果的に床に直置きしている状況と変わりません。
すると、首や背骨を初め、腰などにも負担がかかってしまい、子犬や高齢犬に関しては病気を発症する恐れもあります。愛犬の首の高さに合った食器台を選ぶようにしましょう。
高さが調節できないもの
食器台を選ぶ際は、高さが調節できる商品を選んでください。子犬期、成犬期、シニア期、高齢期と、食器台を使う際に高さが自由に上げ下げできないと、無理な高さで食べなければいけなくなってしまいます。
できるだけ自由に調節できる物がよいですが、なかなか商品数が少ないです。2段階では愛犬にフィットする高さにごはん皿が設置できない可能性も高いので、3段階以上調節できる物を選ぶようにしましょう。
食器台の脚が脆い・不安定なもの
食器台は商品によって使われている素材や形状が異なります。ごはん皿を置き、犬が食べる際に勢いよく食べることがありますが、そのときにごはん皿がぐらついたり、食器台が倒れてしまうようでは、安心してごはんを食べることができません。
このような事態を回避するためにも、食器台の脚部分が不安定な商品やすぐに壊れてしまうような商品は避けましょう。ネットで購入する際は、口コミなどを見て、実際に使っている人の評判を確認することをおすすめします。
音に敏感な犬はステンレス製を避ける
食器台にはステンレスでできた商品も多いですが、ステンレス製の食器台は拭き掃除が楽である反面、カシャンという人工的な金属音が響きます。
音に敏感な犬や臆病な犬、警戒心が強い犬などは、この食器台の何気ない音にも敏感に反応し、警戒心を持ってしまうことがあるため、購入の際には注意が必要です。
また、警戒しながら食べていると、食事を楽しむことができなくなり、ストレスを感じてしまいます。食器台からごはんを食べなくなってしまう犬もいるので、愛犬の性格や普段の様子などから慎重に判断しましょう。
心配であれば、木製の食器台であれば音が出にくく、尚且つ自然な温かみを感じられるので、犬も安心して使うことができますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。食器台にはおしゃれなデザインの物や、斬新なデザインの物など、バリエーションがたくさんあります。しかし、最も重要な事は、愛犬の首の高さに合っているかどうかです。「なんだか食べるのがつらそう」と感じている方は、ぜひ買い替えを検討してください。