犬がケージに入らない時、無理やりしてはいけないNG行為3選

犬がケージに入らない時、無理やりしてはいけないNG行為3選

「ケージ」は、犬を家庭で飼育する際に必要な「ハウストレーニング」には欠かせません。けれども、ケージの中で大人しく過ごせるようにするのがゴールですが、それがなかなか難しく、たいていの犬はケージに入るのを犬が嫌がります。出来れば、犬にも飼い主さんにもあまりストレスにならずに「トイレトレーニング」を進めていくために、今回は「ハウストレーニング」を行う際、愛犬に無理やりしてはいけないNG行為についてご紹介したいと思います!

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犬がケージに入りたくない理由

ビーグル

怖いから

もともと、「犬は狭くて暗い場所を好む」という習性があります。だから、ケージの中にも喜んで入るはず…とは簡単にはいきません。なぜなら、犬が狭くて暗い場所を好むのは、自分が身を隠すことが出来、なおかつ、安全に過ごせる場所だからです。

何もわからないまま、閉じ込められて獣医さんに連れていかれて怖い思いをしたり、車に酔ったりすると、「ケージの中は嫌だ、怖い」という印象が犬の記憶の中に根付いてしまい、ケージに入るのを嫌がるようになります。

不安になるから

ハウストレーニングのゴールは、側に飼い主さんがいなくても、ケージの中に入っていればいつまでも大人しく過ごせるようになることです。それは、「飼い主さんが必ず出してくれる」という絶対的な信頼感があるからこそ騒がずに静かに落ち着いていられるからです。

ケージに入らない、あるいは入っても飼い主さんを呼んで鳴いたり、吠えたりするのは、「ずっと閉じ込められたままにされるんじゃないか」、「飼い主さんに会えなくなるんじゃないか」など不安を感じているからです。

居心地が悪いから

ケージの中が犬にとって窮屈だったり、なにかイヤなニオイがしていたり、犬にとって居心地の悪い要因があるのかも知れません。

犬がケージに入らない時、無理やりしてはいけないNG行為3選

ケージに入っている犬

1.悪いことをした時に閉じ込める場所にしない

犬は、とても記憶力のいい動物です。嬉しいこと、楽しいことだけでなく、嫌なことや怖いことをした経験についても、深く、長く記憶します。

ですから、犬になにか罰を与える必要があった時に、「罰」としてケージの中に閉じ込めるという習慣を犬が記憶してしまうと、「ケージ」=「飼い主さんに叱られた後に閉じ込められる嫌な場所」という認識になります。

人間の子どもには「反省する」という知能があるため、罰として押し入れなどの狭い場所に
閉じ込めて「反省」を促すことが出来ます。

けれども、どんなに利口な犬でも「狭いところに閉じ込められる」=「反省する」という知能は期待できません。ケージの中を、犬にとって「楽しく、安心できる場所」として認識させるには、罰を与える場所とならないような使い方をする必要があります。

2.無理やり押し込まない

愛犬が飼い主さんの指示に従わず、ケージに入らないからといって、無理やり押し込んだりしてはいけません。その嫌な体験が「ケージ」=「嫌なことをされた場所」として印象付けられてしまいます。

3.犬が嫌がる時にだけ使用しない

獣医さんに行く、ペットホテルに預けるなど、もし、愛犬が嫌がる場所に連れていく時だけケージに入れるという行為は、「ケージに入ったら嫌な場所に連れていかれる」ということを記憶させるだけで、ハウストレーニングの妨げになります。

犬がケージに入るようにする方法

格子ごしのパグ

「ケージに入るといいことがある」と教える

まず、なによりも「ケージに入れば楽しいことがある」という愛犬の体験記憶に刻み付けることが重要です。

ハウストレーニング中、ケージの中に自主的に入った時には心から褒めて、特別に「スペシャルに美味しい大好きなおやつ」を、必ずケージの中で与えます。そうして楽しい経験を積んでいくことで「ケージ」=「楽しい場所」としての記憶が蓄積されていきます。

段階を踏んで「ハウストレーニング」を進めていく

ハウストレーニングの方法については、この記事での詳しい説明は省略します。ただ、犬の性格や経験によって、ハウストレーニングには根気と忍耐が必要になることがあります。

段階を踏みながら少しづつ、根気よく、継続してトレーニングを行いましょう。けれど、どうしても進展しない場合は、ドッグトレーナーさんや、犬の訓練士に相談しましょう。

生活サイクルの中でケージを利用する

来客の時や外出の時だけ利用するのではなく、普段の車での移動時や眠る時、食事の時など、愛犬の生活サイクルの中でケージを利用する習慣をつけます。愛犬が大人しく自分からケージに入って寛いでいる時は、なるべくそっと見守りましょう。

まとめ

ケージに入ってご機嫌なラブラドール

余談ですが、「ケージ」とは英語表記で「cage」。本来は「鳥かご、檻」を意味します。つまり、「クレート」「キャリー」「バリケン」「サークル」も「ケージ」です。

いずれにせよ、愛犬がケージの中で大人しく過ごせるようにするには、ケージの中が楽しくて快適で、安心できる場所だと理解させることが重要です。一度、苦手意識や嫌悪感を持ってしまったら、その感情を払しょくするのは難しいかも知れません。

けれども、根気良く、また、そのトレーニングの過程も飼い主さん自身が楽しみながら継続して下さい。大切なことは、決して怒らず、焦らず、諦めないことです。少しの変化や成長が見られたら、心から喜んで愛犬を褒めてあげましょう。そうすれば、きっと、飼い主さんの想いは通じるはずです。

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