犬のベッドを消臭する5つの方法
ペットを飼う人の宿命とも言えるのが「臭い対策」ですよね。愛犬がいつも寝ているベッドが「臭い!」と感じる人は少なくはありません。放っておくと部屋中が犬臭くなってしまうので、ここでは犬のベッドを消臭する5つの方法を元に、根本的な臭いの原因まで追求していきましょう。
1.犬のベッドを入念に掃除する
まずやるべきことは、犬のベッドを入念に掃除することです。もし洗えるタイプのベッドなら、全体の毛を粘着クリーナーで取り除いて手洗いか洗濯機で丸洗いを。愛犬のお気に入りのバスタオルなどもこまめに洗濯をして、雑菌の繁殖を防いでください。
ベッド本体は月1回の頻度で洗濯をするようにして、毛は毎日粘着クリーナーで取り除いていきます。毛がたまるほど悪臭のもとになってしまうので、徹底して行ってください。
2.みょうばん水で消臭する
犬の臭いは体臭・便臭・口臭の3つが主な原因です。犬のベッドを洗濯しても部屋の臭いが気になる場合は「みょうばん水」を作って対策をしてみましょう。
みょうばん水は1.5lの水に焼きみょうばん50gを入れ、2~3日溶けるのを待てば完成です。焼きみょうばんはスーパーで手に入るものでOK。これなら犬がなめても大丈夫です。
できあがったみょうばん水をスプレーボトルに入れて10倍に薄めて使います。犬独特のツンとした臭いにもアプローチしてくれるので、愛犬がよく寝ているベッドやソファーに吹きかけてみましょう。みょうばん水以外にも、重曹やクエン酸を水に溶かしてスプレーをしても消臭効果が期待できます。
3.ペット用消臭剤を置く
徹底的な犬の臭い対策を行いたいときは、ペット用消臭剤を使ってみてください。犬などの匂いに敏感なペットたちは芳香剤のような匂いがとても苦手です。ペット用消臭剤は、犬に不快感を与えずに消臭が期待できます。
4.犬をきれいにケアする
犬のベッドや消臭スプレーを使用しただけでは根本的な対策にはなっていません。ぜひ愛犬を徹底的にケアをして、臭いの元を軽減していきましょう。定期的に行いたいのは次のようなケアです。
- シャンプー
- ブラッシング
- 歯磨き
- 肛門絞り
この中で、ブラッシングと歯磨きは毎日行い、毛にたまる雑菌を取り除いて口臭対策も万全に行いましょう。犬のお尻の肛門絞りも定期的に行い、嫌な臭いを広がらせない対策をしてください。
5.トイレシートをマメに替える
ツンとする嫌な臭いを溜めないためにも、犬のトイレシートはこまめに交換しましょう。トイレの場所はリビングに置くよりも、廊下やあまり人が通らない場所の方が犬自身も落ち着いて排せつができます。
犬の臭いに対するNG行動2つ
犬の臭い対策はぜひ犬の正しい方法で行いましょう。人間の感覚のまま臭い対策をするのは犬にとって暮らしにくい環境になります。ここでは、うっかりやってしまいがちな犬の臭いに対してやってはいけないNG行動2つをご紹介いたします。
香り付き消臭剤をつかう
よくある家庭用香り付き消臭剤や消臭スプレーなどは、嗅覚が人間の何十倍もある犬にとって強烈なものになります。犬の臭い対策でこういった香りの強いものを置くのはNG。うっかり食べてしまう危険性もあるので、犬の手が届く場所に置かないようにも注意してください。
おすすめなのは犬用消臭剤や、無香料の植物由来の消臭剤です。小さなお子さまやお年寄りにも優しいタイプを選びましょう。
犬のケアを怠る
お部屋や犬のベッドの消臭対策ばかりに気を取られてしまい、犬のケアを怠ってしまうのもNGです。根本的な臭いの原因は犬自身にあるので、ぜひ歯磨きやブラッシングは欠かさずに行いましょう。
まとめ
犬のベッドが臭ったときは、ぜひ根本的な臭い対策を行ってみてください。快適な住空間にして、来客時の不安をなくしましょう。