とっておきの一枚を撮るコツ
1.愛犬と同じ目線になってみましょう!
人間の目線で犬の写真を撮ろうとすると、どうしても上からのアングルで撮ることになってしまいます。なんとか同じ高さにできないかと考え、よくやりがちなのが、犬をソファーやベッドやテーブルの上の高い場所に乗せて撮るという方法です。犬が不安そうな表情をしたり、嫌がっている様子が耳の動きにあらわれたりするなどし、上手く撮ることができないのではないでしょうか。
そんなときは、飼い主さんが愛犬と同じ目線になるように体勢を低くしてみましょう。うつ伏せに寝転びながら撮るのも良いですし、スマートフォンを床に置き、タイマーをセットして撮ることで、愛犬の自然な表情や仕草を撮ることができます。
2.自然の光を使ってみましょう!
太陽の自然な光を使って撮ることで、やわらかい雰囲気になり、よりナチュラルな写真を撮ることができます。カーテンの隙間から入り込む光と愛犬の姿が合わさると、とても美しい一枚になります。お庭や窓際で日向ぼっこを楽しんでいる姿でも良いですし、くつろいでいる様子や気持ち良さそうにしている表情を撮ることができます。
少し雰囲気を変えたいときには、お散歩に出るときなど、朝陽や夕陽と撮るのもおすすめです。少し暗い光のように感じられるかもしれませんが、太陽が沈むときのかすかなオレンジの光でも、美しい影のある雰囲気の写真を撮ることができます。
3.連写機能を使ってみましょう!
躍動感のある写真を撮りたいときは、連写機能を使うことで、複数の写真の中にお気に入りを見つけることができます。例えば、愛犬が走っている姿や全力疾走をしている姿を写真に撮ろうとすると、どうしてもブレてしまったり、走っている様子が伝わりづらい写真になってしまったりすることがありますね。
連写機能を使うことで、複数の写真の中には、全くブレていない写真も撮れていますし、地面に手足がつかず浮いている写真も撮れていますし、写真によって表情もコロコロ変わります。全力疾走していたらつまずいて転んでしまった!なんて、ほんの一瞬の出来事も上手く撮れていることがあります。
4.季節の花々と一緒に撮ってみましょう!
四季に合わせて、季節の花々と一緒に愛犬の写真を撮ると、その季節をどのように過ごしたか、あとで写真を見ながら思い返すのも楽しみのひとつになります。
お花と一緒に愛犬の写真を撮るときのコツは、「愛犬の自然な姿を撮る」ということです。カメラ目線である必要はありません。どこか遠くを見ている姿は、まるで景色を楽しんでいるかのような、風の香りを感じているかのような雰囲気の写真を撮ることができます。お花に鼻を近づけ、香りを嗅ぐ仕草も可愛いですよね。
梅雨の時期には、紫陽花(アジサイ)が定番です。自宅にはないという方でも、道端に自然と咲く紫陽花もありますし、公園にも咲いていますね。他にも、日本原産のクレマチスという花もおすすめですし、お出かけした先では、睡蓮(すいれん)も見られるかもしれません。桜の花が散る時期には、地面いっぱいの桜の花びらの絨毯も撮影場所として人気が高いですよね。
5.空の色や雲と一緒に撮ってみましょう!
空の色や雲は、二度と同じものを撮ることができません。その日、その瞬間の、たった一度きりの愛犬の美しい姿を撮ることができます。私のおすすめは、夕方の空です。毎日見られるわけではありませんが、夕方になると、空がピンクやパープルの色になることがあります。ブルーやオレンジの空はよく見られますが、はっきりとピンクやパープルの色になることは、そう滅多に見られないかもしれません。
お散歩中、スマートフォンをバッグやポケットに入れ、ピンクやパープルの空に出会ったら、ぜひ愛犬と一緒に撮ってみましょう。ふと空を見上げたとき、不思議な色や形をした雲を見かけることがあります。面白そう!と思って、愛犬を連れだし、お庭で写真を撮ったことがありました。きっと二度と見られない雲だから、愛犬の可愛い姿と一緒に残しておきたいですよね。
まとめ
愛犬の写真を上手に撮るコツについて、
- 愛犬と同じ目線になってみましょう!
- 自然の光を使ってみましょう!
- 連写機能を使ってみましょう!
- 季節の花々と一緒に撮ってみましょう!
- 空の色や雲と一緒に撮ってみましょう!
この5つをテーマにご提案しました。特別な技術がなくても、高価な一眼レフでなくても、あなたのスマートフォンを使って上手に撮ることができます。ぜひチャレンジしてみてくださいね♡