愛犬との新しい生活のために準備を
初めて犬を飼われる方であれば、分からないことだらけで、色々と不安も多いかと思います。初めての愛犬を迎え入れる前に、トイレやご飯、ベッドにケージなど用意したものは多いかと思いますが、いざ犬との生活が始まると、驚くような出来事が毎日のように起こると思います。
愛犬との新しい生活の中でバタバタと時間が過ぎていくかもしれませんが、犬を迎えれてからもやるべき準備がいくつかあります。
犬を飼ったら絶対にやるべき準備3選
1.かかりつけの獣医さんを見つける
ご自宅の近隣に動物病院はありますか?子犬を迎え入れた場合、必ず混合ワクチン接種が必要になりますし、保護犬を迎え入れた場合でも、獣医さんと相談の上、混合ワクチンが必要になることもあります。子犬を迎え入れても、成犬を迎え入れても、新しい家族となった愛犬の健康状態を確認するためにも、かかりつけの獣医さんを見つけて健康診断をしておくことをお勧めします。
健康診断はもちろん義務ではないでの、絶対にやらなければいけない準備とは言えないかもしれません。しかし愛犬と生活していく中で、いつ突然体調を崩してしまうかは分かりません。
犬は毎年時期になるとノミ、ダニ、フィラリアの予防で、動物病院にお世話になる機会が必ずあります。いざという時のことが考えて、信頼できる獣医さんを見つけておくととは大切な準備のひとつだと思います。
2.犬の登録と狂犬病予防注射
新しく「飼い主」となった人は、愛犬の登録をする必要があります。これは法律で定められいることなので絶対に必要です。犬の登録はお住まいの市区町村や保健所、また委託されている動物病院でも可能です。愛犬を迎え入れてから30日以内、また子犬の場合は生後90日を経過してから30日以内となります。
登録されると愛犬だけの登録番号が記載されている「鑑札」と呼ばれる小さな札が渡されます。鑑札を首輪に付けておくことで、万が一愛犬が迷子になってしまっても、個体の確認をすることができるのです。
また狂犬病予防注射も飼い主さんの義務。年に一度狂犬病予防注射を受けさせる必要があります。狂犬病予防注射は動物病院で実施していますが、地域によっては市区町村が行う集合注射会場で行うこともあります。
狂犬病予防注射の摂取期間は毎年4月1日~6月30日までの地域が多いようです。この期間以外に犬を飼い始めた場合は、飼い始めてから30日以内に受けることを推奨している地域が多いよう。お住まいの地域で差があると思うので調べてみて下さい。
委託動物病で狂犬病予防注射をした場合は、狂犬病予防注射済票がその病院ですぐに交付されますが、その他の病院で受けた場合、注射済票は交付されませんので、注射済証を持参し、市区町村の窓口で交付手続きを行う必要があります。
我が家は5年前に子犬を迎え入れましたが、近隣の動物病院で、狂犬病予防注射と混合ワクチンをお願いしました。毎日忙しく過ごす日々でしたが、犬の登録から注射済票の交付までしてくれる病院だったので、非常にありがたかった記憶があります。かかりつけの病院が委託病院であれば、愛犬との新しい生活の中でも少し時間や気持ちに余裕が持てると思います。
3.環境を整える
新しく犬を迎え入れたら、まずは環境に慣れてもらうことが大切です。
恐らく迎え入れる前に室内にケージやフカフカで綺麗なベッドを用意し、トイレの設置場所を考え、可愛いオモチャをいくつかそろえてお出迎えされる飼い主さんが多いと思います。まれに用意したケージに嫌がらずに入り、ベッドでスヤスヤと寝てくれるワンちゃんもいるようですが、飼い主さんが想像もつかないようなイタズラをする子も多くいます。
我が家の場合は足が滑るのを防ぐために床一面に敷いたコルクマットを、次から次へと噛みちぎるというイタズラをしていました。愛犬との新しい生活に向けて、部屋の中は綺麗に片付けていましたが、床まで噛み始めてしまうのは想定外でした。愛犬の行動を見て危険性の高いものは別の部屋に置いてしまうなど、安全性の高い環境を整えてあげましょう。
まとめ
個人的な考えですが子犬から迎え入れた場合は、パピーパーティーに参加しておくことをお勧めします。パピーパーティーとは子犬の時期に社会性を身につけるためのしつけ教室です。
社会性が身につくことで、飼い主さんもしつけがしやすくなると言われていますし、愛犬自身も人見知りや犬見知りをせず、他者とのコミュニケーションをとれる性格に育ちやすいと言われています。トレーニング教室や動物病院で行っていることが多いので、お住まいの地域で探してみて下さい。