ペットロスの人に絶対言ってはいけない『NGワード』4選

ペットロスの人に絶対言ってはいけない『NGワード』4選

近年、多くの人に知られるようになった『ペットロス』は、社会問題としても注視されるようになってきました。もしも皆さんの周りでペットロスに陥っている人がいたら、心を傷つけるような発言は慎むべきです。今回は、ペットロスの人に絶対言ってはいけないNGワードをいくつかご紹介します。

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社会的に問題視されている『ペットロス』

落ち込む女性

少し前までは浸透していなかった『ペットロス』というワード。しかし、近年、犬や猫を始めとしたペットを家族として重要視する人が増えた一方で、ペットロスに陥る人が増えていることから、話題に上がるようになりました。

また、ペットロスは精神病の一種と考えられることもあり、交友関係や仕事にも影響を与えてしまうケースもあり、社会問題として取り上げられることもあります。

大事な家族であるペットを失った悲しみは、他人には計り知れないものがあります。今まで一緒にいたペットが、ある日突然いなくなることで、喪失感、無力感、気力低下など、負の感情が湧き起こってしまうのです。

このようなペットロスに陥ってしまった人が周囲に現われた場合、私たちはどのように接するべきなのでしょうか。

ペットロスの人に絶対言ってはいけないNGワード

泣く女性

今回は、社会問題化している『ペットロス』に陥った人には、どのように接するべきかをテーマとしてお話ししていきます。ペットロスは一時的な精神疾患と位置づけられることもあり、ペットロスを専門としたカウンセリングを行う専門医がいるほどです。

そのため、ペットロスに陥った人を慰めようと言葉をかける際は、十分に気を付けなければいけません。ここでは、ペットロスの人に絶対言ってはいけないNGワードを4つご紹介します。

「泣いていたら安心して天国に行けないよ」

ペットロスの人を立ち直らせようと、良かれと思い「泣いていたら、大事な愛犬が安心して天国に行けないよ」という類いの言葉をかける人がいます。しかし、この言葉は逆効果です。

この言葉には、「泣いていたらダメだよ」という意味が含まれています。たしかにペットロスから立ち直ることは大切ですが、ペットロスは簡単に治るものではありません。

また、本人も前を向きたい意思はあるので、この言葉を投げかけられても「そんなことわかってるけど…」と余計に気持ちがふさぎ込んでしまう恐れがあります。

さらに、ペットロスに陥った人の多くは、「自分がもっと何ができることがあったのでは」と、愛犬に対して後悔の念を抱いています。この言葉をかけることで、「亡くなった後も愛犬に迷惑をかける悪い飼い主だ」と自身を卑下するようになってしまう原因にもなり得るのです。

「新しい犬を迎えたら?」

大切な愛犬が亡くなった際、周囲の人はそんな飼い主を見て、「気を紛らわせてあげたい」「元気になってほしい」と願うでしょう。それゆえに、「新しいわんちゃんを迎えてみたら?」と気軽に声をかけてしまう人がいます。

しかし、新しい犬を迎えるタイミングは、本人が決めるものです。本人が「もう大丈夫」と愛犬の死を受け入れることができ、尚且つ、新しい犬と生活を送ろうと決意できたときに、初めて新たなパートナーを探すことができます。

この段階に入っていないペットロスの人に「新しい犬を」と言ってしまうと、「こんなに早く忘れろって言うの?」「まだ気持ちの整理が付いていないのに…」と、自分の気持ちを理解してもらえていないと確信してしまうきっかけとなります。

自分の気持ちを理解してもらえていないと思い込んでしまうと、そこから他人に相談しにくくなってしまったり、「こんなに悩む自分はおかしいのか」と違う方向へと悩みの舵が向いてしまう恐れがあります。

「ペットでそんなに落ち込むことない」

ペットを迎えたことがない人や、今まで家族のように大切にペットを飼ってきたことがない人は、軽く「ペットくらいで…」と口にすることがあります。しかし、長い時間一緒にいればいるほど、本当の家族となり、亡くなった時の喪失感や絶望感は凄まじいです。

もしも自分の親や兄弟が亡くなったとき、このような言葉をかけられたらどう思うでしょうか。「なぜそんな酷いことを平気で言えるのか」と思う人が多いのではないでしょうか。ペットロスの人も同じ気持ちです。

ペットロスに陥ってしまう人はもちろん、ペットを失った人の多くが、ペットを本当の家族の一員だと認識しています。そのため、ペットを失った人に対して、このような言葉を軽く口にするものではありません。

「先に死んじゃうのは仕方がない」

犬の平均寿命は約14歳と言われています。そのため、どうしても犬が飼い主よりも先に旅立ってしまうのは、たしかに仕方が無いことかもしれません。しかし、仕方が無いと頭ではわかっていても感情をコントロールできないのが『ペットロス』です。

「犬が先に死んでしまうのは仕方が無いよ。」という言葉を口にする人の中には、「だから犬の生前のあなたの行動を悔いることはないんだよ」という意味を含めている人もいるでしょう。

しかし、すでにペットロスに陥っている人の場合、他人の言葉を冷静に判断する能力が低下しているため、そこまで深読みする人は少ないです。言葉のまま受け取ってしまうので、「仕方が無いことはわかっているけれど、それでもどうしようもないのに…」と悲しくなってしまうのです。

ペットロスの人にはそっと寄り添って

落ち込む女性に寄り添う女性

上記で紹介したように、ペットロスの人にかける言葉は非常に難しいです。そのため、周囲の人が良かれと思ってかけた言葉であっても、ペットロスの人にとっては言葉の刃となってしまうことがあります。

では、ペットロスの人にはどのように接するべきなのでしょうか。基本的には、無理に立ち直らせようと言葉をかける必要はありません。

一緒に過ごし、何気ない会話をしたり、時にペットのことを思い出し落ち込んでいるときは、思いっきり泣かせてあげるなど、ペットロスの人の感情に寄り添うことが最も重要です。

少し表情が明るくなってきたら、旅行や買い物などに誘い、できるだけ明るく過ごせる時間を増やせるように、手助けしてあげてください。

本人からペットの話が出たときは、しっかり話を聞いてあげましょう。生前のペットとの楽しかった思い出、笑える思い出、後悔したこと…。いろいろな話が出ると思いますが、このようにペットとの思い出を整理することで、ペットがなくなったことを受け入れることができるようになるのです。

まとめ

おでこを合わせる女性と犬

いかがでしたか。ペットロスは、立ち直るまでに時間を要します。周囲が焦って立ち直らせようとすると、逆効果になる恐れがあるのです。自らの力で前を向かせようとはせず、本人に寄り添い、本人の意思で少しずつ前を向けるよう、手助けしてあげることを最優先してください。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    40代 女性 匿名

    まだわんこを飼い始めて2年目ですが、愛犬に何かあった時のことを考えると悲しくて泣いてしまいます。
    たぶんペットロスは確実だと思います。

    文中にペットロスはうつ病のように簡単に治るようなものではありませんという部分がありましたが、うつ病もそんなに簡単に治るものではありません。

    いったんよくなってもまた悪くなったりで、私は治るまでに8年ほどかかりました。

    治ったのは大好きな犬を飼い始めたことが1番の治療薬だったのではないかと思っています。
    これからも一緒にいられる時間を大切にして楽しく過ごしたいと思います。
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