犬を飼うと起こるメリットとデメリット
1.毎日のお散歩に行くこと
毎日のお散歩は、基本中の基本です。犬にとって、お散歩するということは生きるということそのものです。身体の健康だけではなく、心の健康を保つためにも必要なことだからです。しかし、飼い主さんの気分次第で、お散歩に連れて行ってもらえる日もあれば、連れて行ってもらえない日もある、という犬もいます。
ずっと室内や檻の中に閉じ込められ、外の世界を歩いたことのない犬もいます。犬を飼うと起こること。毎日のお散歩に行くこと。あなたは、メリットとデメリット、どちらに感じられるでしょうか。
2.自由に旅行できなくなること
旅行へ行きたいと考えたとき、犬をどうするのかという問題があります。犬も連れて行くことができる旅行プランを考える人もいます。そもそも、はじめから“愛犬と旅行に行きたい!”とか、“愛犬をどこか楽しい場所に連れて行ってあげたい!”という思いから、旅行を計画する人もいます。
一方で、そうではない人もいます。家族や恋人や友人との旅行を楽しむため、犬を動物病院やペットホテルなどに預けなければなりません。
しかし、実際に犬を飼ってみると、犬をひとりぼっちにしてまで旅行へ行きたいとは考えなくなります。犬がいなければ、もっとあんなところやこんなところに行けるのに…と、つい考えてしまうことがあるかもしれません。
犬がいたからこそ、子供たちに良い経験をさせてあげることができた、と考える人もいるでしょう。犬を飼うと起こること。自由に旅行できなくなる。あなたは、メリットとデメリット、どちらに感じられるでしょうか。
3.性格が変わること(変わったと言われること)
「犬は絶対に飼わない!」「犬を家の中に入れるな!」「犬を吠えさせるな!うるさい!」「噛みつかれたらどうするんだ!」
なんて怒鳴り散らしていた父親が、今ではすっかり愛犬のトリコに。早起きして犬とお散歩することが日課になり、週末には車の助手席に乗せてホームセンターで一緒に買物を楽しむ。もちろん、買うのは愛犬のものばかり。
こんな話、よく耳にします。私の身近にもいます。「犬だとか何だとか、そんなものは大嫌いだったんだ。」と言いながら、奥さんの連れ子だった愛犬が亡くなったことを、わざわざ私の家まで訪ねてきて、知らせてくれました。
犬を飼うと起こること。性格が変わる。あなたは、メリットとデメリット、どちらに感じられるでしょうか。犬を飼うことで、嫌な性格になってしまう人は、ほとんどいません。お散歩をしていると、見知らぬ人から「わんちゃん、カワイイですね。」と、声をかけられることも増えます。
犬を飼う者同士の交流が自然と生まれます。内気だった人が社交的になったり、挨拶もできないほど人と話すことが苦手だった人が自ら他人に話しかけられるようになったり。犬を飼うことで、明るい性格へと変わる人が多いようです。
4.衛生や安全を考えるようになること
自分のためではなく、犬のために。家の中の衛生や安全を重んじるようになります。自分一人なら、人間の家族だけなら、物を出しっぱなしにしたり、散らかったままにしたり、たまに掃除すればいいかな、なんて考えてしまいがちです。
しかし、出しっぱなしにしていた物を犬が噛んでボロボロにしてしまうことがあります。破片でケガを負ったり、誤飲し、緊急手術を受けたりすることになってしまうことだってあります。そのようなことがないよう、自然と片付け上手になります。
犬の抜け毛を気にし、掃除だって毎日します。拭き掃除だってします。犬がフローリングで滑ってしまわないよう、ラグや絨毯を敷いたり、犬専用の滑り止め塗料を塗ったりするなど、しっかり対策をします。
愛犬のために、エアコンと空気清浄機は24時間フル稼働している、という人もいます。犬を飼うと起こること。衛生や安全を考えるようになる。さらに言うならば、犬が中心の家や環境になる。あなたは、メリットとデメリット、どちらに感じられるでしょうか。
まとめ
犬を飼うと起こるメリット・デメリットには、
- 毎日のお散歩に行くこと
- 自由に旅行できなくなること
- 性格が変わること(変わったと言われること)
- 衛生や安全を考えるようになること
このようなことがあり、これらをメリットと捉えるのか、デメリットと捉えるのか、それは人それぞれです。犬を飼う前に想像してみてください。今のあなたにとって、メリットとなるか、デメリットとなるか。自分は本当に犬を飼うことに相応しいのか、考えるきっかけになるかもしれません。