1.オーストラリアン・シェパード(Australian Shepherd)
オーストラリアン・シェパードの瞳の色には、ブルー・ブラック・ブラン・オッドアイなどがあります。一般的に多いとされているのは、ブラウンです。瞳の色だけではなく、被毛の色にも特徴があり、ブルーマール・レッドマール・ブラックトライなど、色の名前も特徴的ですよね。
性格
牧羊犬として活躍し、使役犬としての強い本能を持っています。賢く、警戒心の強い犬ですが、他の犬との喧嘩をすることはほとんどなく、穏やかな犬でもあります。警戒心の強さから、自ら他の人や犬に近づき、積極的に交流をしようということは、滅多にありません。牧羊犬としての本能から、動き回るものを追いかけたい衝動にかられてしまうことがあります。幼い子供や小動物との同居には、十分な注意が必要です。
注意点
かなりの運動量を必要とします。毎日のお散歩を欠かすことなくできる環境でなければ、ストレスを抱えるなどし、病気の原因になってしまいます。毎日2回、1回60分程度のお散歩が望ましいとされています。しかし、ただ歩くだけでは満足できないことがあります。
早歩きや駆け足を取り入れるなど工夫し、ドッグランで思いっきり走ることができる機会もあった方が良いです。体力に自信のない方、毎日のお散歩や運動に連れて行ってあげることができない方、お留守番が長くコミュニケーションが取りづらい方には、向かない犬種かもしれません。
2.ワイマラナー(Weimaraner)
ワイマラナーの瞳の色は、ブルーグレーやグレーブルーと呼ばれることがあります。真っ青にも見えますが、少し灰色っぽい青であることが特徴です。光を浴びることで、キラキラと光り輝くグレーの被毛も特徴的ですが、被毛の色は他にも、シルバー・マウスグレー・ノロジカと呼ばれる色があります。
性格
利口で自立心の強い犬です。自ら判断し、行動することできます。しかし、飼い主さんの指示を待たず、自ら判断し、行動してしまうことがあれば、改善しなければなりません。賢く、ドアの開け方まで覚えてしまうと、勝手に窓や玄関や門を開け、出て行ってしまうケースもあるようです。
注意点
飼い主さんや家族と過ごすことが大好きな犬です。お留守番やひとりで過ごすことが苦手なため、寂しさや退屈なことから、分離不安になりやすいとされています。鳴き続けたり、自傷行為をするなどの問題行動にも発展しやすいです。筋肉質で華奢な体型からもわかるように、あまり脂肪がありません。そのため、寒さに弱く、冬の防寒対策や、夏の冷房の効きすぎに注意が必要です。寒くてカラダを震わせる様子が多くみられる犬です。
3.シベリアンハスキー(Siberian Husky)
真っ青な瞳を持つ犬と聞いて、一番に思い浮かべるのは、やはりシベリアンハスキーなのではないでしょうか。瞳の色には、ブルー・ブラック・ブラウン・オッドアイがあります。ガッシリとした骨格や筋肉、分厚くもっふもふなダブルコートも魅力のひとつです。
性格
吸い込まれそうな真っ青な瞳を恐ろしく感じることもありますが、飼い主さんや家族以外の他の人や犬に対しても、フレンドリーで優しく接することができます。明るく前向きなのですが、不器用な一面を持つことから、おバカ犬なんて呼ばれてしまうことがあります。その見た目とのギャップがたまらなく可愛い犬です。
注意点
体力自慢な犬ですから、かなりの運動量を必要とします。性格的には、攻撃性が少なく、番犬に向かないとされている犬ですが、運動不足によってストレスをためると、問題行動を起こすようになってしまいます。分厚い被毛からわかるように、高温多湿である日本の気候には合わない犬です。そのため、皮膚疾患になりやすいです。暮らす環境の温度や湿度を徹底して管理する必要があります。
まとめ
見惚れてしまうほど美しい真っ青な瞳を持つ犬種には、
- オーストラリアンシェパード
- ワイマラナー
- シベリアンハスキー
などがおり、今回は大型犬ばかりをご紹介しました。三犬種ともかなりの運動量を必要とする犬ですので、体力に絶対的な自信をお持ちの方や、一緒にスポーツやアウトドアを楽しみたいという方におすすめできる犬種です。