名前さえも聞いたことがない!?日本では珍しい短足な犬種
1.『グランパー・スパニエル(Clumber Spaniel)』
短足と、温厚でおっとりな性格を持つ、グランパー・スパニエル。日本では、とっても珍しい犬種です。はじめて会う人や犬に対しては、あまり積極的に交流するタイプではありませんが、飼い主さんや家族には、とても愛情深く、忠実です。ヨダレが多く、眠るときにはイビキがうるさい、なんて言われることもあります。
抜け毛が多いため、こまめなお掃除が欠かせません。肥満になりやすく、短い手足や背骨や首など、大きな負担がかかってしまいやすいため、食生活や生活習慣が乱れてしまわないよう注意が必要です。のんびり屋さんなので、しつけは時間をかけて、ワンちゃんのペースに合わせて行うことが成功のコツです。
2.『ダンディ・ディンモント・テリア(Dandie Dinmont Terrier)』
短足と、あまりテリア気質を持たないことで有名な、ダンディ・ディンモント・テリア。テリア種の特徴である、頑固さ・気の強さがあまりなく、ジェントルマンなテリアという呼び名もあるほどです。その一方で、活発に動き回ることが好きなところや、人に懐きやすいところ、遊ぶことが大好きなところは、テリア種らしい一面でもあります。とくに、イギリスで大人気の犬種だったのですが、最近では頭数が減り、絶滅してしまうのではないか、とされているようです。
3.『バセー・フォーブ・ド・ブルターニュ(Basset Fauve de Bretagne)』
短足と、ワイヤータイプの被毛を持つ、バセー・フォーブ・ド・ブルターニュ。子犬の頃から一緒に暮らしていれば、どんな動物とも仲良く同居することができる犬種だと言われています。短い手足からはあまり想像できませんが、かなりの運動量を必要とする犬種で、狩猟犬として活躍する個体もいるようです。
ワイヤータイプの被毛は、お手入れが大変なのではないかとされることがありますが、この犬種の場合、被毛のお手入れには手間がかからないとされています。フランス生まれでありながら、実は、イギリスで愛される犬種です。
4.『ウェストファリアン・ダックスブラッケ(Westphalian Dachsbracke)』
短足と、鳴き声が大きいという特徴を持つ、ウェストファリアン・ダックスブラッケ。ダックスフントにも似たような、ビーグルにも似たような、愛らしい姿をしています。山や林の中を自由に駆け回ることができる犬を作りたいということから、ダックスフントなどの様々な犬種が掛け合わされたのだそうです。
走るスピードは決して速くありませんが、狭い場所や低い場所を自由に駆け回ることができます。鳴き声が大きいという特徴を持つことから、吠え癖や無駄吠えに対するしつけを徹底する必要があります。また、顎の力が強いため、甘噛みや噛み癖に対するしつけも欠かせません。
5.『サセックス・スパニエル(Sussex Spaniel)』
短足と、重量感のあるガッチリとした体型が特徴的な、サセックス・スパニエル。鳥猟犬として活躍し、ハンターが撃ち落とした獲物を回収することが主な仕事でした。戦争を生き抜くことはできたものの、頭数はどんどん減少し、今では希少な犬種として大切にされています。温厚で優しく、飼い主さんや家族に対して忠実であるということから、しつけやすいとされ、幼い子供や高齢者とも上手く接することができます。
まとめ
日本では滅多にお目にかかれない短足な犬種の中から、
- グランパースパニエル
- ダンディディンモントテリア
- バセーフォーブドブルターニュ
- ウェストファリアンダックスブラッケ
- サセックススパニエル
この5犬種をご紹介したのですが、あなたはいくつの犬種をご存知でしたか?5犬種みんな知ってるよ!という方、5犬種みんな実際に会ったことがあるよ!という方、日本にもいらっしゃるのでしょうか…。