『愛されている犬』には共通点があります
道ですれ違った犬や知人の犬を見て、「あぁ…このわんちゃん、愛されているなぁ…」と感じたことはありませんか?
飼い主さんに愛されている犬は、目が生き生きとしていて表情も穏やかで、何となく分かるものです。じつはそのほかにも、愛されている犬には共通点があります。どのような共通点があるのか、一緒に見ていきましょう。
共通点①きちんとしつけがされている
「しつけをするのはかわいそう」「自由にさせてあげたい」と考える飼い主さんもいます。でも愛犬を愛している飼い主さんは、かわいがるだけではなくきちんとしつけを行うものです。
しつけのされていない犬は、周りの人たちにとって『迷惑な存在』となり、人間社会の中で幸せに暮らしていくことができないかもしれないからです。
言葉の通じない犬にしつけを行うのは簡単なことではありません。時間も労力もいります。それでも根気よくしつけを行うのは、愛犬への愛があってこそ。
散歩中は飼い主さんの横を歩く、むやみに吠えない、人に飛びつかない、どんな状況でも飼い主さんの指示に従える。そんなふうにきちんとしつけがされている犬は、飼い主さんだけでなく周囲の人からも愛される犬になるでしょう。
共通点②お手入れが行き届いている
ブラッシングやシャンプー、歯磨き、爪切りといった犬のお手入れは、意外と時間と手間がかかり、面倒に感じてしまう飼い主さんは少なくないようです。愛犬に嫌がられたりしたら、なおさら面倒になってしまうでしょう。
犬のお手入れの目的は、見た目をきれいにするためだけではありません。犬の健康を維持するためにも、犬が快適に毎日を過ごすためにもお手入れは必要です。愛犬を愛している飼い主さんはそのことを知っているので、愛犬のお手入れを怠りません。
被毛はサラサラまたはフワフワ、歯も白くピカピカなお手入れが行き届いている犬を見かけたら、「飼い主さんに愛されているんだな」と思ってOKです。
共通点③毎日散歩に連れて行ってもらっている
あまり散歩に連れて行ってもらっていない犬が近所にいたりすると、「かわいがられているのかな?」と心配になってしまいますが、反対に毎日楽しそうに散歩に出かけている犬を見ると、「愛されているな~」と思いませんか?
散歩は運動のためだけでなく、ストレス解消や頭の運動にもなり、心身の健康を維持するために、犬種や年齢に関係なく毎日欠かせないものです。たとえ老犬になっても、抱っこやカートで外のにおいや音に触れさせてあげると、いい刺激になります。
とはいえ、愛犬を毎日散歩に連れて行くのは大変なことです。どんなに疲れている日でもサボらずに愛犬を散歩に連れて行くのは、やっぱり愛犬を愛しているから。毎日散歩に連れて行ってもらっている犬は、飼い主さんに愛されているのです。
共通点④迷子対策がされている
愛犬が脱走したり、迷子になってしまったりする可能性はゼロではありません。もし愛犬の行方が分からなくなってしまったとき、飼い主さんの連絡先が分かるものが何もないと、再会できなくなってしまうこともあります。
飼い主さんに愛されている犬は万が一に備えて、何重もの迷子対策がされています。まず、畜犬登録をした際に発行される鑑札が首輪にきちんとつけられています。
鑑札がつけられていれば、明記された番号から飼い主さんが分かります。ちなみに、鑑札と狂犬病予防注射の注射済票の装着は、法律によって義務づけられています。
そして迷子になったときに保護した人からより早く連絡を受けられるようにと、鑑札のほかに連絡先を明記した迷子札も首輪につけられているでしょう。
さらに、たまたま首輪をはずしているときに迷子になった場合や、迷子になっているときに何かの拍子で首輪がはずれてしまった場合に備えて、個体識別番号が記録されたマイクロチップが犬の体に埋め込まれていることもあります。
まとめ
飼い主さんに『愛されている犬』にはご紹介したような共通点があります。飼い主さんひとりひとりが愛犬の幸せを考え、そしてたっぷりの愛情を注ぎ、『愛されている犬』でいっぱいの世の中になったらいいですよね。
ユーザーのコメント
女性 匿名
ちなみに私の溺愛の程は、いつもよりおしっこしないだけで心配になって泣けるほどです 笑