犬が『横座り』している時に考えられる原因3つ!実はこんな病気が隠れているかも…!

【獣医師監修】犬が『横座り』している時に考えられる原因3つ!実はこんな病気が隠れているかも…!

病気のサインかも!?『犬が横座りしている時に考えられる原因』についてまとめました。愛犬の座り方を気にされたことはありますか?最近、何だか座り方がおかしいような…と、違和感はありませんか?

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

愛犬の横座り、病気のサインではありませんか!?

横座りの柴犬、水辺

犬が寛ぐとき、横座りをすることがありますね。たとえば、お散歩から帰った後、遊びの後など、“ふぅ~”と一息つくようなときです。

可愛さから、お姉さん座りやオッサン座りと呼ばれることもあります。何だかセクシーなポーズをとっているように見えることもありますよね。ただただ可愛い座り方をしているのであれば問題ないのですが、実は、犬の横座りには病気が隠されていることがあります。

愛犬の横座りの様子をよく観察してみてください。楽な体勢で寛ぎたいだけなのか、その座り方がクセになっているだけなのか、それとも、何等かの異常によるものなのか、よく見極めなければなりません。

では、犬の横座りには、どのような原因があるのか、どのような病気の可能性があるのか、一緒に考えてみましょう。

犬が横座りをするときに疑われる原因と病気

横座りの柴犬、白い背景

1.楽な座り方がクセになってしまっている

愛犬が横座りをしている様子に気づいたとき、毎回、写真に撮って記録してみてください。写真を見比べて、横座りをするとき、崩している足はどちらでしょうか。左の足を崩しているときもあれば、右の足を崩しているときもあるのであれば、おそらくクセによるものです。

横座りをするときは、どんなときでしょうか。お散歩から帰って寛ぐとき、遊び疲れて休むときなどではありませんか?その座り方が楽な姿勢なのだと思われます。

追いかけっこや走るなどの激しい運動をした後、パンティングしながら横座りをして休む犬は多くいます。左の足も右の足もどちらも崩すのであれば、クセである可能性が高いのですが、犬にも利き足があるという話もあります。もしかすると、左右のどちらかの利き足のみを崩す犬もいるかもしれません。

2.股関節形成不全

犬が横座りをするときに考えられる病気には、股関節形成不全があります。生まれつき、股関節の形に異常がみられるものです。親犬が股関節形成不全である場合、その子犬の90%ほどが先天的な股関節形成不全を発症しているとされています。

中には、後天的な股関節形成不全を患う犬もいます。原因としては、急激な体重増加に、骨の成長が追いつかなかったことであるとされています。先天的、後天的のどちらも、超大型犬や大型犬に多くみられる病気です。

主な症状として、

  • 横座りをする
  • 歩き方の異常
  • 段差の上り下りができない
  • お散歩へ行きたがらない
  • 足に触れると嫌がる
  • 動きが鈍い

などがあります。股関節形成不全は小型犬にもみられる病気ですが、日常生活に支障があらわれることは、ほとんどありません。

しかし、小型犬にも横座りがみられるときは、股関節形成不全を疑ってみると良いかもしれません。

3.膝蓋骨脱臼

犬が横座りをするときに考えられる病気には、膝蓋骨脱臼があります。犬の関節の病気の中で最も多いとされています。膝蓋骨脱臼は、膝蓋骨が滑車溝という部分から外れてしまう病気です。

超小型犬や小型犬に多くみられますが、中型犬や大型犬にもみられることがあります。膝蓋骨が内方に外れることもあれば、外方に外れることもあり、小型犬の場合は内方脱臼が多く、大型犬の場合は外方脱臼が多いとされています。。

主な症状には、

  • 横座りをする
  • 歩き方の異常
  • 歩くときの歩幅が狭い
  • 段差の上り下りができない
  • お散歩へ行きたがらない
  • 足に触れると嫌がる
  • 動きが鈍い
  • 痛みで“キャンッ!”と鳴く
  • 抱くときにパキッと音がする

などがあります。

まとめ

横座りの柴犬、窓辺

犬が横座りしている時に考えられる原因には、

  • 楽な座り方がクセになってしまっている
  • 股関節形成不全
  • 膝蓋骨脱臼

などがあり、関節や骨の病気である可能性も考えることができます。ただのクセであれば問題ありませんが、愛犬の横座りが気になる場合には、診察を受けてみてはいかがでしょうか。犬種によって、かかりやすい関節や骨の病気があります。愛犬の犬種は対象ではありませんか?ぜひ確認してみてください。

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