犬の多頭飼いで起こりやすい「お留守番トラブル」3つと対策

犬の多頭飼いで起こりやすい「お留守番トラブル」3つと対策

犬を多頭飼いしていると、皆寂しさを感じづらく、メリットが大きいと思われがちです。しかし、実際には犬の多頭飼いで、新たな『お留守番トラブル』が起こることも。今回は犬の多頭飼いで起こりやすい『お留守番トラブル』とその対策についてご紹介していきます。

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犬の多頭飼いで起こりやすい『お留守番トラブル』

秋田犬の子犬たち

多頭飼いをすることで、犬のお留守番時のストレスを軽減することができる…。たしかに遊び相手がいることで、飼い主がいない寂しさを紛らわすことができるでしょう。しかし、中には多頭飼いによって起こる『お留守番トラブル』があることも忘れてはいけません。

一緒になっていたずらを実行

いたずらする犬

最も多い『お留守番トラブル』が、一緒になっていたずらをしてしまうという問題です。1匹がいたずら好きの場合、そのいたずら好きな犬に便乗し、本来はいたずらをしない他の犬もいたずらを始めてしまうことがあります。

1匹でいたずらをするよりも、複数でいたずらを実行する方が、当たり前ですが被害は大きいです。多くの物を倒したり、壊したり…。帰宅したらうんざりすることもあるでしょう。

喧嘩で怪我をしてしまう

遊ぶ柴犬

多頭飼いをすると、留守番時にみんなで遊んでくれる、というメリットがあります。しかし、このじゃれ合いがエスカレートしてしまうことで、喧嘩に発展し、最悪の場合、怪我をする犬が出てくることもあります。

特に、体格の差のある犬種の場合、大きな犬がじゃれただけのつもりであっても、小さな犬が怪我をしてしまうリスクがあります。そのため、なるべく多頭飼いをする際は、体格差のない犬同士が好ましいと言われています。

『吠え』に共鳴して近所迷惑にも

遊んでいると興奮状態に陥り、吠え出す犬もいます。1匹が吠え出すと、それに共鳴するように、他の犬も吠え出す可能性があるので、留守番中に近所へ迷惑をかけている可能性があるのです。

1匹が吠えているだけでも「うるさい」と感じる人がいるのに、複数の犬が同時に吠えだしたら、「何事か」と驚く人も多いでしょう。

このトラブル関しては、普段からしっかりすべての犬に「吠えるのはダメ」としつけをしておく必要があります。多頭飼いの場合、1匹で飼う以上にしつけには気を付けましょう。

多頭飼いの『お留守番トラブル』…その対策は?

ゴールデンレトリーバーとハスキー

多頭飼いをすることで、2倍、3倍となってしまう『お留守番トラブル』。では、これらをやめさせるにはどのような対策をとるべきなのでしょうか。

1頭1頭のケージは必ず用意しておく

まず、個別に休める場所を用意する必要があります。できれば1匹ずつ仕切りのあるケージを用意してあげると理想です。

ケージを個別に用意することで、喧嘩やじゃれ合いから逃げる際も、そこに逃げ込むことで怪我を回避することができるからです。

普段から「このケージはこの犬のテリトリー」という認識を持つ犬は、その犬のケージに逃げ込まれれば、中まで追いかける犬は少ないです。怪我防止のためにもケージはそれぞれの分、用意しておきましょう。

いたずらされそうな物は置かない

いたずらをされると、その被害は何倍にも膨れあがります。そのため、あらかじめいたずらされそうな物はすべて排除しておきましょう。

例えば、ゴミ箱や観葉植物などは、犬にとっていたずらしやすい格好の対象物となります。他にも小さな雑貨なども誤飲の危険性があるので、外出前、犬に見つからない場所へ隠しておきましょう。

飼い主が居る間にストレスを発散させておく

いたずらを助長させないためには、飼い主が家に居る間にある程度、体を動かし、ストレスを発散させてあげることも効果的です。

普段からストレスを発散させておくことで、「いたずらをしてストレスを発散させよう」という考えを減らすことができます。いたずら好きな犬がいたずらを行わなければ、その他の犬はそれに便乗しなくなります。

まとめ

柴犬の内緒話

いかがでしたでしょうか。多頭飼いでのお留守番にはメリットもある一方、『お留守番トラブル』を引き起こすことも多いです。これらは飼い主側の対策で回避することも可能なので、多頭飼いでのお留守番トラブルに悩んでいる方は、ぜひ試してみてくださいね。

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