元気いっぱいでやんちゃな子が多い犬種5選
世界を見ると驚くほど多くの犬種がいますが、その中でも今回は元気いっぱいでやんちゃな子が多い傾向にある犬種をご紹介します。皆さんのお家にいる愛犬はどうでしょうか。
1.パピヨン
大きく美しい耳がトレードマークのパピヨンは、フランス原産の超小型犬に分類される犬種です。愛らしく上品な見た目から、16世紀には多くの貴族に好まれ飼われていた歴史を持っています。
貴族や王族たちから愛され、絵画にまで登場することもあったパピヨンですから、「さぞ落ち着いた佇まいの子が多いのだろう」と思いきや、実はとても活発でやんちゃな性格の子が多い傾向が強い犬種です。
明るく活発に遊ぶことが大好きな上、人が大好きな傾向も強いので、「遊んで遊んで!」と元気いっぱいな姿を見せてくれますよ。甘えんぼうなので、しっかり体を使った遊びをし、甘やかしすぎないことがポイントです。
2.コーギー
一般的に日本で「コーギー」と呼ばれる犬種は、「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク」というコーギー犬の中の犬種です。胴長短足の見た目が愛らしいと人気のコーギーですが、その見た目からは想像できないほど活発な性格の子が多いです。
コーギーは元々狩猟犬として活躍していた歴史を持っていることもあり、胴長短足でありながらも運動神経が抜群です。体力も持ち合わせているので、元気に動き回る時間も非常に長い傾向にあります。
活発で明るく遊び好きという特徴を持つコーギーですが、元々狩猟犬だったことから、本能的に吠える習性が強いです。そのため、無駄吠えのしつけをしっかり行わないと、やんちゃ加減に困らされることになります。
3.ジャックラッセルテリア
とにかく元気でやんちゃな犬種の代表と言っても過言ではないジャックラッセルテリアは、小型犬とは思えないほどの運動量を必要とする犬種です。
毎日の運動量が足りないと、その分を家の中で発散しようとイタズラをしたり、無駄吠えを繰り返したりとやんちゃな性格を存分に発揮してしまいます。そのため、一般的に初心者には向かない犬種とも言われています。
活発さと抜群の運動神経を持ちながら、賢さも持ち合わせているので、しつけ自体は特別難しい犬種ではありません。しかし、しっかり飼い主がコントロールしなければ、家の中が悲惨な状態になってしまうリスクも孕んでいます。
4.シベリアンハスキー
一見、強面のシベリアンハスキーは、冷静沈着で警戒心が強い、ちょっぴり怖い犬種という印象を抱かれがちです。しかし、実は大型犬の中でも特に元気でやんちゃな性格の子が多い犬種なんです。
社交性が高く、他の犬にも飼い主以外の人に対しても友好的な態度をとります。また、遊び好きで甘えんぼうな性質が強い犬種のため、しっかりスキンシップやコミュニケーションを取らなければ、ストレスを感じてしまいます。
元々寒い地方でソリを引く仕事を担っていた犬種のため、運動量も多く、適切な運動量を行わなければストレスを溜めてしまいます。また、甘えんぼうな性格ゆえ、長時間の留守番も基本的にはNGです。寒さには強いですが、暑さには弱いため、日本ではなかなか飼育が困難な犬種です。しつけも他の犬種に比べて難しいため、初心者には向いていません。
5.トイプードル
元気いっぱいでやんちゃな性格を持つ子が多いトイプードルは、日本国内で高い人気を誇っています。ぬいぐるみのような愛らしい見た目とは裏腹に、犬の中でも賢くしつけがしやすいという点が人気の理由でしょう。
とても甘えんぼうで従順な一面を持ちますが、明るく元気いっぱいな性格の子が多いため、飼い主が追いつかないことも。また、賢さゆえ、一度悪知恵を覚えてしまうと、それを繰り返す傾向もあるので、最初のしつけが重要です。
元気いっぱいでやんちゃな子が多いですが、しっかりしつけをすることで飼い主の言うことを聞いてくれやすい犬種なので、今回ご紹介した犬種の中では初心者でも飼いやすい犬種と言えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。元気いっぱいでやんちゃな子が多い犬種は、端から見るととても可愛らしく魅力的です。しかし、しつけが大変であったり、運動量を必要としたりするなど、お世話で大変な面が出てくることも忘れてはいけません。それらをしっかり考慮した上で、「最期までお世話ができる」と確信して迎え入れましょう。