犬の『散歩コース』は毎日変えるべきなの?

犬の『散歩コース』は毎日変えるべきなの?

愛犬とのお散歩コースは決まっているでしょうか?毎日の散歩コースは変えたほうがいいのか、それとも毎日同じコースを歩くべきなのか、その理由や注意点と合わせて解説します。

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犬の散歩コースは毎日変えるべきか?

散歩中のパピヨン

犬の散歩コースを毎日変えるべきかということについて、結論から言うと毎日ではなくても時々散歩コースを変えると、より充実した散歩になると考えられています。

室内で生活する犬や庭先などにつながれている犬にとって、1日の中で最も楽しみなことと言えばやはり散歩だと思います。散歩では体力を発散することができるだけでなく、外に出ることで草木の香りを感じたり人や他の犬に出会ったり、様々な音を聞いたりと魅力的な刺激を受けることができるためです。

また、地面の匂いを嗅ぐことも犬にとっては大切な情報収集の時間で、散歩コースや公園のにおいを嗅ぐことは、“地域新聞”を読んでいるようなものだとも言われています。

犬にとっては楽しく刺激にあふれるお散歩ですが、日々仕事や家事・育児などに忙しい飼い主さんにとっては、負担となってしまうこともあるかもしれません。そのため、決まった散歩コースを歩き、排泄などを含めサッと済ませて帰ってくるという家庭もあると思います。

また、決まったコースを単調に歩くことで、飼い主さんにとっても義務のようになってしまい愛犬との散歩を楽しむ気持ちを持てないということもあるでしょう。飼い主さんがただ愛犬につき合う形でつまらなそうに歩いていては、飼い主さんの気持ちや感情を感じ取りやすい犬たちも憂鬱になってしまうこともあると思います。

散歩コースを少し変えるだけでも景色や香り、音、出会う人、雰囲気などが変わるので、散歩にメリハリがついて犬もより刺激を受けて楽しむことができると思いますし、飼い主さんの気分も変わると思います。また、散歩コースを変えることには様々なメリットがあるので詳しく紹介したいと思います。

犬の散歩コースを変えるメリット

自然の中を歩く女性と犬

メリット①社会性が身につく

毎日の散歩コースを変えることで、目に入る景色や聞こえる音、足元の感触、出会う人・犬が変わると思います。人間にとっては対して違いがないように感じるかもしれませんが、曲がる路地を変えたり、いつもとは逆向きにコースを進んだりといった変化でも犬にとっては十分な刺激となります。

その変化は犬にとって非常に大切なことで、あらゆるものと出会い、触れ合うことで経験値が増え社会性の高い犬に成長することができるのです。特に生後半年未満の子犬は様々な刺激を柔軟に受け入れることができ、社会化をするのに最適な時期だとされています。そのため、子犬時期こそ散歩コースを変えながら歩き、社会性を身につけさせてあげるといいと思います。

メリット②好奇心が満たされ充実する

散歩コースを変えることで犬に様々な刺激を与えることができますが、それらは犬の好奇心を満たし精神的な充足感を与えてくれます。毎日同じコースだけを歩き続けていると安心感はありますが、精神的な刺激に欠けるという面もあります。その点時々コースを変えて歩くことで周囲の気配などを一生懸命感じ取るなど、新鮮な気持ちでお散歩ができるのです。

そうして得られる適度な疲労は身も心も充実され、しっかりと食べてぐっすり眠るという健康的な生活のベースとなってくれます。また、日々心地よい刺激を与えることで脳が活性されることで痴呆予防などにもなると考えられています。

メリット③テリトリー意識を軽減

特に縄張り意識の強い犬の散歩は、できるだけコースを変えながら行うことをおすすめします。いつも同じ道を歩き、同じ公園だけに行っていると縄張り意識が高まってしまい、他の犬に吠えたり攻撃的な態度で接したりするようになってしまうことがあります。もしそのような様子が見られたら、通いなれた散歩コースをあえて離れてみるといいと思います。

メリット④迷子対策

散歩コースを変えて自宅周辺の様々な道をあらゆる方向に向けて歩くことで、犬が自宅の位置を把握しやすくなるというメリットもあります。散歩中にリードが外れてしまったり、玄関から脱走してしまったりしたときなど、日頃同じコースしか歩いていないと自宅近くにいるにもかかわらず戻ることができなくなってしまうことがあるのです。

特に犬を受け入れたばかりのときや引っ越したときなどは、愛犬に道案内するつもりで自宅周辺を歩き回ってみるといいでしょう。

犬の散歩コースを変える際の注意

散歩中にリードを引っ張られて抵抗するジャックラッセル

犬の散歩コースを変えることにはたくさんのメリットがありますが、散歩コースを変える際には少し注意しておいた方がいいこともあります。散歩コースを変えることで単調な散歩に刺激が加わると説明しましたが、新しい環境に慣れるのに時間がかかるタイプの犬や散歩中になかなか落ち着いて歩くことができないタイプの犬の場合は、その刺激がデメリットになってしまうことがあるのです。

頻繁に散歩コースを変えることで強いストレスを与えてしまったり、不安感をあおってしまったりすることも。そのようなタイプの犬の場合は一定期間同じ散歩コースを歩きつつ、社会性を高めるために時々散歩コースを変えるようにするといいでしょう。

万が一新しい道に進むことを犬が嫌がる場合は、決して無理強いすることなく楽しげに話しかけながら、無理のない範囲で誘導してあげるようにしてください。

まとめ

青いリードをくわえている犬

散歩コースを変えることには、犬にとっても一緒に歩く飼い主さんにとっても様々なメリットがあります。毎日変えるコースを必要はありませんが、時々違う道順で歩いたり、散歩中に立ち寄る公園を変えたりするなどすると犬にとって素晴らしい刺激になって精神的な満足感を高めてくれると思います。

毎日の散歩は体力発散や排泄だけが目的ではなく、犬と飼い主さんの大切なコミュニケーションの時間です。様々な景色を見ながら話しかけたり、愛犬の様子をじっくりと観察したりして、よりよい関係性づくりの一環として考えてみてはいかがでしょうか。

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