近所で犬の虐待を見かけた時に取るべき行動と注意すべきポイント

近所で犬の虐待を見かけた時に取るべき行動と注意すべきポイント

犬を飼われている方、また飼っていなくても犬が大好きな方には「犬の虐待」は胸が痛くなる言葉だと思います。ひとつでも多くの心と命を守るために、近所で犬の虐待を見かけた時に取るべき行動と注意すべきポイントをご紹介いたします。

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どんな行為が犬の虐待になるのか

人の握りこぶしと遠くにいる犬

多くの家庭犬は飼い主さんと幸せに暮らしていると思います。しかし犬をはじめとした動物虐待が完全になくなることはなく、胸が痛くなるニュースは後を絶ちません。しかも近所の犬が「虐待の可能性があるのでは?」という状況だと放っておくことなんてできませんよね。犬の虐待は二通りあります。まずは、どんな行為が犬の虐待に当たるのかからご紹介させてください。

意図的虐待

飼い主さんからの積極的な虐待になります。殴る蹴るなどの暴力によって怪我を負わせる、また恐怖心を与え心理的に脅かす行為も含まれています。そのほか、悪意を持って犬同士を喧嘩させるなどです。

ネグレクト

犬の飼い主として、やらなければいけい行為を怠ること。基本的に犬のお世話をしない状態。ご飯を与えない、健康管理をしない、病気になっても病院に連れて行かないなど。ネグレクトに当たる行為は非常に多く、ケージに閉じ込めたままお散歩に行かない、排泄物の処理をしない、短すぎるリードに繋がれたままになっている、被毛の手入れをまったくされていないなど、家庭犬として健康的に過ごすことができない環境下にいる状態を指します。

実は意図的虐待よりもネグレクトのほうが、身近で頻繁に起こっていると言われています。ネグレクトを虐待と認識していない飼い主さんも少なくないようで、悪いことをしている意識がないのです。

近所で犬の虐待を見かけた時に取るべき行動

ケージの中からこちらを見つめる犬

ご近所で飼われている犬であれば、直接飼い主さんに、それとなく注意してみる方法もありますが、その後の飼い主さん同士の関係性の悪化を考えると、しないほうが賢明でしょう。そもそも、ネグレクト行為をしていて、悪いことをしている意識がない飼い主さんであれば、なにを話しても伝わらない可能性が高いと思います。適切な場所に通報するのが一番でしょう。

意図的虐待の場合

殴る蹴るなどの暴力がひどく、犬が命を落としかねないような状況であれば、すぐにでも虐待している家の管轄の警察に通報しましょう。緊急性があることを伝え、大至急現場に向かってもらえるよう働きかけてください。

しかし、警察は証拠がない場合、動けないこともあります。飼い主さんに「虐待ではなくしつけだ」と言われてしまうと動きにくくなるようです。警察に通報するのと同時に、保健所や動物愛護センターにも連絡しておきましょう。また、地域ごとにボランティア活動されている動物保護団体に通報するのも良いでしょう。

ネグレクトの場合

ネグレクトの場合も、警察への通報になります。また、ネグレクトだと、犬のお世話をせず、排泄物の処理をしないケースなどを見かけることもあるかもしれません。不衛生さもありますので、犬を虐待している家の地域の保健所、また自治体の衛生課なども適切です。

犬の虐待に関する通報は意図的虐待、ネグレクト共に、警察、保健所、動物愛護センターが主ですが、お住まいの地域ごとにボランティアで活動している、動物保護団体も多く活躍しています。動物を保護することに関してのプロなので心強い存在です。お住まいの地域で検索し、探しておくことをお勧めします。

近所で犬の虐待を見かけた時に注意すべきポイント

受話器に向かって吠える犬

匿名であることを伝える

犬の虐待に関して警察や保健所へ通報した場合、保健所の職員や警察の方が現場に向かい、飼育状況を確認することになります。基本的にどこの誰から通報があったかは、絶対に伝えることはないのですが、万が一のことを考え、匿名であることをしっかりと伝えておきましょう。動物保護センターや動物保護団体に通報した場合も同様です。

SNSへの投稿は控える

犬を虐待している場面を動画に残せたとしても、SNSにアップするのは少々危険です。個人を特定できる可能性がるため、肖像権の侵害となる危険性があります。またプライアシー侵害にもあたり、名誉棄損に該当してしまった場合、損賠賠償義務を負う恐れもあります。

近所で飼われている犬が、虐待されている場面を見てしまうのは、非常につらい状況ですが、もし動画や写真を残せたのであれば、警察に通報した際に証拠として見せるのにはとても有効になります。

可能であれば証拠を残す

第三者を勝手に写真を撮ったり動画に残すことはマナー違反にもなりますし、ましてや虐待の最中に写真を撮っているところを見つかっては、その場で大きなトラブルにもなりかねないので、積極的にオススメは出来ないのですが、可能であれば安全な方法で証拠を残しておきましょう。上記にも書いたように警察は、証拠がないとどうしても動けなくなります。犬を虐待から守るためには証拠はあったほうが確実です。

撮影はリスクが高いですが、近所から聞こえてくる、犬を殴るような音、また悲痛な鳴き声など、録音することが出来たら証拠として提出しましょう。

まとめ

女性に抱きしめられて嬉しそうな犬

犬が虐待されている現場を目にしてしまうことは辛いことかもしれません。しかし、一本の通報で保護された犬は少なくないようで、実際に新しい飼い主さんのもとで幸せな生活をスタートさせた子もいます。

ご近所で「もしかして、ここの犬虐待されているかな?」という感覚があれば、警察や保健所に通報してしまいましょう。勘違いで終わるかもしれませんが、手遅れになってしまうよりずっと良いと思います。見て見ぬふりをせず、犬を守るための行動をとりたいですね。

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