犬が体をプルプルと震わせるのには意味があった!心理や病気について

【獣医師監修】犬が体をプルプルと震わせるのには意味があった!心理や病気について

犬がぶるぶるっと体を震わせる仕草を見せることは珍しいことではありません。その時の心理が関係していることも多いからです。しかし、中には病気が関係している場合があるため、注意が必要です。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬が体をプルプル震わせる…なぜ?

不安そうな犬

愛犬の様子がいつもと違うと感じ注意深く観察してみたら、時折プルプルと体を震わせている…ということはありませんか?「具合が悪いのかな?」と心配になってしまいますよね。

犬が体をプルプル震わせるのには、大きく分けて3つの理由があります。1つ目は心理的な理由です。その時の心理状態が体に影響を及ぼし、プルプルと自然と体が震えてしまっているのです。

2つ目は病気です。何らかの病気によってプルプルと体が震えてしまう症状が現れている可能性が考えられます。しかし、病気や心理的要因以外にも、季節によっては寒さから体を震わせていることもあるので、このあたりを考慮して判断することが重要です。

犬が体をプルプルと震わせる時の心理

しっぽが丸まる犬

まずは犬が体をプルプルと震わせる時に考えられる心理状態を確認していきましょう。下記でご紹介する心理状態に、当てはまるような状況にある場合は、病気でなく、単純に気持ちから震えが来ている可能性が高いです。その状況を打開するような対応を取りましょう。

緊張状態

緊張状態である際に体が震えることがあります。これは犬だけでなく人間でも起こり得ることなので、気持ちがわかるという飼い主さんも多いでしょう。過度な緊張によって、自然と体が震えてしまい、その状態を見つけた飼い主さんが「病気かも」と心配して病院に駆け込む…ということも珍しくありません。

例えば、散歩中に前方から他の犬がやって来た時、飼い主さんに怒られている時など、犬はさまざまな場面で緊張していることがあります。犬の体が突然震えだしたら、「緊張するような状況が起こっていないか」を考えてみてください。

不安を感じている

ブランケットの下に潜る犬

緊張状態とは少し違いますが、不安を感じている時にもプルプルと体を震わせることがあります。いつもとは少し違う状況に不安になっていたり、あるいは何かを察知して不安になっていたりと、犬はちょっとした変化に敏感になります。

例えば、家の外で工事が行われている時「怖い音が聞こえるな…」と不安から、時々プルプルと体を小刻みに震わせることがあります。また、飼い主さんがこれから外出しようと準備をすると飼い主がいなくなってしまうことを察知して不安になり、体が震えてしまう犬も多いです。

中には不安からプルプルと震えることで「飼い主さんの気を引いて外出を阻止しよう」と考える策略的な犬もいるほどです。この場合は、一度学習してしまうとその後も同じ事を繰り返す傾向があるので注意が必要です。

興奮している

「これから楽しい事が起きる!」「これから嬉しいことが待っているかも」と期待から興奮している時にも、興奮のあまり体がプルプルと震えることがあります。例えば「これからおやつをもらえる」という状況の中「ちゃんとお利口に待っていなければいけない」という指示が出された状況が当てはまります。

「嬉しい!おやつを早く食べたい」という興奮状態と「でもお利口に待てをしなくちゃ」という気持ちが葛藤し体がプルプル震えてしまう…という光景、犬を飼っている人ならば一度は見たことがあるのではないでしょうか。この状況が、まさしく興奮状態に当てはまります。

犬が体を震わせる時に考えられる病気

診察される子犬

上記で紹介したような心理的要因が当てはまらない場合は、食欲不振や下痢、嘔吐など、その他に症状が現れていないか確認してください。もしかすると病気の疑いがあるかもしれません。

犬が体を震わせる時に考えられる病気の事例は以下の通りです。

  • 食中毒
  • てんかん
  • 水頭症
  • 腎不全
  • 低血糖

他にも臓器関連の病気が関係していることが多く、早期発見、早期治療が重要です。この他にも足腰を痛めたなど、怪我をしている時も痛みや違和感から恐怖を感じ、プルプルと体を震わせることがあります。足を引きずっている様子はないか、体のどこかをかばっている様子はないか、愛犬の様子を注意深く観察し少しでも違和感を感じたら、早急に動物病院で診察してもらいましょう。

まとめ

頭を撫でられる犬

いかがでしたでしょうか。犬がプルプル体を震わせる時、心理的要因と病気の2種類が考えられます。心理的な理由であればそれぞれに合った対応を取ることで対処できますが、病気の場合は治療する他ありません。あまり長く様子見をせず、かかりつけの動物病院へ相談しましょう。

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