1.ウェルシュ・コーギー
- 体高：約30cm
- 体重：約13kg
- 原産国：イギリス
「ころころモフモフな犬種といえば？」と聞かれると、ウェルシュ・コーギーをイメージする人はとてもたくさんいるのではないでしょうか？ずんぐりした筋肉質な体格に短い足、モフモフのお尻が特徴的なウェルシュ・コーギーは、まさに『ころころ』という言葉がお似合いの犬種です。
牛を追う使役犬として活躍してきた歴史があるウェルシュ・コーギーは、その名残としてペットとして飼われることになった現在でも、とても活発で運動が大好きな子が多いそうです。少しぷっくりした見た目に反して必要となる運動量が多いため、毎日たくさん運動させる必要があるといえるでしょう。
ちなみに使役犬として活躍していた頃は、牛の足を噛んで牛の動く方向をコントロールしていたため、本能で人間の足を噛んでしまうことが度々あるそうです。ですので、ウェルシュ・コーギーを飼った際、足を噛むことがあるのでしたら周りの人にケガをさせないよう、キチンとしつける必要があるといえるでしょう。
2.ポメラニアン
- 体高：約20cm
- 体重：約3kg
- 原産国：ドイツ
まるでライオンのたてがみをイメージさせるかのような、フワフワな毛をもつ小型犬のポメラニアン。実際にはとても小さな頭や足をしている華奢な犬種なのですが、ボリュームのある繊細な毛を携えていることで、ころころでモフモフな見た目をしている犬種としてとても有名だったりします。おそらくポメラニアンを見て一度は「モフモフな体に顔をうずめたい……」と感じたことがある人は数多くいることでしょう。
そんなポメラニアンは遊びが大好きで、活発な性格をしている子が多いみたいですよ。ただ、警戒心が強く繊細な一面も兼ね備えているので、初対面の人に対しては『吠える』『威嚇する』といった厳しい態度をとることも珍しくないそうです。信頼している人には思い切り心を開いてくれますので、忠犬タイプの子が多い犬種といえるかもしれませんね。
3.柴犬
- 体高：約40cm
- 体重：約8kg
- 原産国：日本
日本が誇るべきころころモフモフの犬種といえば、やはり柴犬ですよね。しっかりした体格に加えて密度の高い毛と程よく備わった筋肉が、よりころころ度を増す役割を果たしているといえるでしょう。個人的にはモフモフの耳とほっぺたのもっちり具合がたまりません。全身を抱きしめながらワシャワシャしたくなってしまいますね。
そんな柴犬は、なんと縄文時代の頃からすでに人間とともに生活していたといわれています。ただ、その頃からずっと愛玩犬（可愛がられることを目的とした犬）ではなく猟犬として一緒に暮らしてきたため、自立心が強く頑固で警戒心の強い性格をしている傾向にあるそうです。そのため、犬を飼うことに慣れていない人が飼うのは難しいといわれています。
しつけをするのが大変といえそうですが、信頼している人に対しては甘えた一面を見せたり、良きパートナーとして接してくれたりするので、そういった柴犬の忠犬的な性格に惚れ込んで愛犬に迎える、という人はとても多くいるそうですよ。
4.フレンチブルドッグ
- 体高：約30cm
- 体重：約10kg
- 原産国：フランス
近年人気度が増してきているフレンチブルドッグも、ころころした可愛い犬種として知名度があります。フレンチブルドッグはころころモフモフな犬種とは違い、筋肉質でスタイリッシュなムチムチ系のころころ犬といえるでしょう。ガッチリとした体格に大きな頭、立派な立ち耳と少しブサかわな顔が、何とも愛らしくて可愛らしいですよね。
フレンチブルドッグを含めたブルドッグ系の犬種は、その見た目から怖いイメージを抱いてしまう人がいると思いますが、フレンチブルドッグはとても優しくて思いやりのある犬種として知られています。また、大らかな性格をしている子が多いので、無駄吠えをあまりしない犬として有名だったりするので、集合住宅が多い日本の環境に合っている犬種といえるかもしれませんね。
まとめ
今回はころころな犬種を4種ご紹介しました。ころころの犬種は大きく分けて『モフモフ系』と『ムチムチ系』の2タイプがありますが、どの犬種もころころな姿を想像しただけで可愛くて癒されてしまいますよね。
ちなみに犬種ごとの性格はあくまでもそういった傾向にあるという程度ですので、犬を家族に迎える場合は犬種ごとの性格ではなく、気に入った犬自体の性格をしっかり見るようにしてあげてくださいね。
