オスにするかメスにするか
いざ犬を飼おうとなったとき、未来の飼い主さんには決めることがたくさんあります。
どこからもらい受けるのか、犬種はなににするのか、何歳くらいの子がいいのか・・・
なかでも、オスにするかメスにするかという選択は、大きなものではないでしょうか。
とくにビギナーにとって、おすすめはどちらなのでしょう?
オスとメスの特徴比較
まずは、オスとメスの特徴を比較してみましょう。
オス
- メスより体格が大きいことが多い。
- 比較的攻撃性が強く、活発なためしつけを間違えると大変。
- 活発でいて、甘えん坊の傾向。
- 発情期はない。
(メスの発情期に反応して交配欲を強く刺激され、発情する) - 一歳前後から縄張りを主張するためにマーキング行為をはじめ、性行動、もしくは上位を示すためにマウンティング行為を行うようになる。
- 片足をあげてオシッコをするようになるので、室内でのしつけに気を付ける。
- 飼い犬と元気いっぱいに遊んで過ごしたいという方にはオスがおすすめ。
メス
- オスより体格が小さいことが多い。
- 比較的おとなしく、ひとなつこいため、しつけはしやすい。
- ヒートと呼ばれる発情期があり、生後4~12ヶ月頃から年二回の生理が始まる。
- 生理中は精神状態が不安定になりやすく、普段おとなしく聞き分けの良い子であっても、攻撃的になったりするため注意。
- 小型犬の場合、出血部分を舐めとろうとしやすいのでおむつなどの着用を。
- 大型犬では、出血はかなりの量になる。
- 飼い主や同じメスに対してもマウンティング行為を行うことがある。
- 飼い犬とは落ち着いて、ゆったりした関係を作りたいという方はメスがおすすめ。
個体差がある!
上記のとおり、オスとメスには性格や性成熟期の行動に性差があるようです。
しかし、体格の大きいメスもいますし、攻撃的なメスもいます。そして、メスでもオスの様に片足を上げて用をたすメスもいます。反対に、おとなしく、メスのように座って用を足すようなオスもいます。
オスかメスかだけではなく、個体それぞれの持つ素質、環境も性格に影響しているのです。また、購入する際のオスとメス価格の違いに関しては、メスは繁殖させることが可能という意味でも、ペットショップではメスの方がやや高めの価格設定なっていることが多い様です。
オスとメスの去勢の違い
また、これから犬を飼おうとしている方にとっては、去勢や避妊に関しても気になる点ではないでしょうか?オスもメスも去勢や避妊手術をすることで、その後の病気のリスクを軽減することができると言われています。
また、オスの場合は去勢をすることによって、マーキングやマウンティングなどの行為が減少することが期待できます。メスの場合は避妊手術をすることによって、発情期を迎えることがなくなりますし、乳腺腫瘍やし卵巣嚢腫などの病気のリスクを減らすことが期待できます。
オスの去勢手術の方がメスの避妊手術よりも短時間で終わり、日帰りや一日の入院程度で退院することができます。そのため、手術費用はオスの去勢手術の方が、メスの避妊手術よりもの低めです。
相性がいちばん
あなたは、どんな性格ですか?
犬はともに暮らすパートナーです。
オスとメスの性格には多少の差があり、個体差もありますが、結局はあなたに合った犬をお迎えするのが一番。
子犬の時は明確な性格がわかりませんが、その犬と会ったときの印象などで感じるところがあるでしょう。
オスを飼おうとしていたけれど、そのときになって顔を見たら、メスにしてしまった、などはよく聞く話です。
お迎えすれば、飼い主には犬のオスメス性格にかかわらず責任があります。
咬み癖や吠え癖があればしつけをし、周囲に愛される犬になるよう努力が必要です。
ユーザーのコメント
40代 女性 匿名
20代 女性 匿名
50代以上 女性 匿名
外では足を上げてトイレをしますが、家では座ってします。性格はとても大人しくて人なつっこく外では、ほとんど吠えません。(もうすぐ4歳ですが今迄2〜3回)散歩中に初対面の人に会っても尻尾を振って愛想を振りまいてます。(でも他の犬は苦手)また、家では吠えますが、遊んで興奮してる時ぐらいです。また、とても甘えん坊で臆病です。
女性 匿名
我が家はいずれ多頭飼いを考えているので、一匹めは女の子にしました。縄張り意識の強い男の子では二匹目との相性を悩みそうなので。
40代 女性 momo
私個人的にはずっとメスを飼ってきたので、トイレの面でもメスが扱いやすいと思います。
でも、お友達の飼っているオスのワンコに共通して言えるのが、どの子も本当に甘えん坊なんです。普通メスの方がベッタリしてきそうですが、ワンコに限っていうとオスの方がはるかに甘えてきます。そうした愛らしい姿を見ると、オスも飼ってみたくなりますが、大型犬に関しては引っ張りの力がメスに比べてかなり強いので、飼い主の年齢も考慮されたほうが良いかと思います。知り合いで、年配の方が大型犬を飼い始めて腰を痛める例が結構多くありますので、飼う前には将来のことも想定して慎重に決めた方が良いと思いました。
女性 aki
うちは代々パピヨンの女の子を飼っていますが、同じ犬種でも男の子の方がやはり活発でやんちゃですよね♪いたずら好きで甘えん坊、優しいパピヨンの男の子が周りに多いです。女の子は少し気が強いところがあり、散歩先でマーキングをする子も多いと聞きます。
記事の中に、「メスのように座って用を足すようなオスもいます」とありましたが、逆に、男の子の様に片足をあげて用を足す女の子もいますよ^^うちの子がそうです。
外で男の子が足をあげてしているのを見てから、真似をするようになりました。家の中では座ってしたり、木や草が多く生えている自然の多い場所では片足をあげたりと、場所によって自分でやり方を変えているようです。
40代 女性 hiro
わたしはこれまでずっとメスの犬しか飼ったことがありませんでしたが、今いる愛犬が初めてのオス犬です。主人が連れ帰ってきた犬なので、はじめてオスだと気が付いた時にはどうしようと思いました。当初は私もオス犬はしつけが大変だと思っていたからです。
しかし実際生活を共にするようになると、なんてことありませんでした。むしろオス犬の方が素直で、メス犬よりも単純で純粋な性格のように思います。また、メスの方が気が強い子が多いように思います。多頭飼いでオスもメスも飼われているところでは、リーダー格はほとんどメス犬です。やはりメスは、人間の女性と同じで頭が良く、つまりずる賢い印象です。オス犬は個体差があるようですが、他の飼い主さんと話をしていても単純明快な子が多いです。また、メスのべったり甘えてくる雰囲気と少し違って、いいですか?と言った感じで甘えたり度はオス犬の方が強い気がします。メスは先ほども言った通り賢いですから、自己中心的なお姫様タイプの子が多いように思います。どちらもかわいいんですけどね。今は我が家の王子犬に夢中です。
30代 女性 38moto
子犬の頃の性格は、オスは大人しく、メスはじゃじゃ馬な子が多いような気がします。ペットショップでキャンキャン遊びたがっているメスをよく目にします。オスは寝ている子が多いかな。
ご飯の時、オスは割となんでも食べてくれますが、メスは好みが激しいです。
オシッコの時、オスは片足を上げるとありますが、全体の3割のメスも片足を上げる子がいます。うちは2頭とも片足を上げるメスでした。
お散歩の時、オスは興味津々でなんでも匂いを嗅ぎに行くのに対し、メスは少し警戒してから匂いを嗅ぎに行く。
ある程度長く一緒に生活していると、オスはさらに甘えん坊になり、常に人の行動を見ているのに対し、メスは性格がおかんに変化する。飼い主が「ただいま」と帰っても「ハイハイ」と流される感じです。
オスでもメスでもどちらでも、可愛くてしょうがないです。
40代 女性 カラメル
マーキングやマウンティングの傾向が強かったり、電柱や道端の木に片足をあげてオシッコするのはオスというイメージが強いものですが、まんざら間違いでもありません。
とはいえ、メスでもマーキングはしますし、気が強い子もたくさんいます。
草食系男子という言葉が一時はやりましたが、オスの方が案外優しい場合も多々あります。
が、片足をあげてオシッコするメスは確かに少ないかな...
そして、人間界の都合ですが、全般的にメスの方が「高額」設定です。
また、去勢手術と避妊手術の額を見ると、避妊手術の方が圧倒的に高額です。
記事にもありますが、性差による性格よりも、個体差の方が大きいでしょう。
家族として犬を迎え入れる行為は愛情に満ちたものであれ、ある側面では、人間主導、人間の都合も反映されるのが現実です。
オスかメスかに強い拘りがある方はともかくとして「この子だ!」とインスピレーションを感じたら、オスでもメスでも、どちらでもOKでいいのではないでしょうか?
女性 シュナ
40代 女性 リリマル
散歩中は、たまに足を上げますが、
殆ど上げません。大か小は、
足踏み、股の開き形で判断しています。
ちなみに、マーキングしても、マナーシートしているから、無駄な行為なんだよね♪
40代 女性 ミルクのママ
ポメラニアンのオスだけがとても攻撃的で家族にも吠えることがありましたが、母にだけはベッタリ甘えていました。
他の子達はメスですが、全くと言っていいほど吠えず、優しく、とても飼いやすいです。
女性 福ちゃん
女性 バニラ
女性 ゴン吉
オシッコの時は、うちのオスは足を上げずにメスは片足を上げてします。逆ですねぇ。
20代 女性 美作きらり
50代以上 女性 匿名
初めて飼うのに、メスの方がトイレのシツケがしやすいと言われ。2匹共トイレのシツケはほとんどしなくても、チャンとゲージの中でしてくれました。
下の子は、上を見習ってですけど。
2匹目を飼う時、1匹目がメスだったので、メスにしました。
普段、寄り添う事はありませんが、じゃれ合って遊んだり、ドリーミングで迎えに行く間はピッタリくっついているそうです。
ケンカはしません。
避妊手術は2匹とも、6カ月の時に終えています。
上の子は身体がかっちりしていたので、下の子に比べると少し傷口が大きく、痛がった様子で大人しくしていましたが、下の子は身体が小さかった為、とても小さな子宮だったので、傷口も小さく、一日入院後、走り回っていました。
初めての手術でしたので、一週間がとても長く感じられました。一週間後の抜糸が済めば、ケロリとしています。
多頭飼いの場合、女の子同士の方が飼いやすい気がします。
40代 男性 ミンパパ
♂と♀の長所があるので、競技をするには最高だとか・・・
競技をすることを進められました。